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アメリカで働く!メリットとデメリットを紹介します

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日米のIT系企業での勤務経験をもとに、自分なりにアメリカで働くことのメリット・デメリットをまとめてみました。

アメリカで働くと、自分の時間が作りやすい、キャリアパスがコントロールできる、上司に口うるさくマイクロマネジメントされない、等かなり自己責任の範囲が広がります。一方で、退職金ゼロ、かつ突然クビになる可能性があるため、スキルアップを常に行う必要があります。また、アメリカでは職種を転々と変えることはかなり難しいです。

各項目に関してもう少し詳しく説明しています。

アメリカで働くことのメリット

自分の時間が作りやすい

  • アメリカでは定時退社が普通、同僚との飲み会は半年〜1年に1回です。
  • 時々、深夜もしくは早朝からの電話会議に付き合う必要がありますが、普段は定時で仕事を切り上げます。遅くまで会社に残る人はいません。
  • 同僚の送迎会はランチが大半ですので、自分のプライベートの時間は会社以外のことに使いやすい環境が整っています。
  • 多くの人は携帯電話を持たされており、常にメールをチェックできる状態になっています。どこでも仕事をできるという良い面もありますが、常に働ける環境があるので、土日も会社のメールを見てしまう、ブラックな面もあります。。会社の罠ですね。
  • 日本からアメリカに移ってきたばかりの頃、日本の感覚で午後4時半から会議を設定したことがありましたが、会議時間の設定が不適切という短いコメントと共に、会議への出席を拒否されたことがありました。当時はショックでしたね。今は、よほどのことがない限り、夕方には会議を設定しません。

自分のキャリアパスを自分でコントロールできる

  • アメリカで働く!就職・転職時の採用プロセス教えますに記していますが、アメリカでは職種に対して雇用されています。職種や部署を変えたい場合は、自分で新たにそのポジションに応募して雇用してもらう必要があります。
  • その職種の範囲内であれば、仕事の内容が多少変更される可能性がありますが、エンジニアから営業へ、というように仕事内容が日本のように大きく変わることがありません。自分で仕事内容をコントロールすることができます。
  • 一方で、この人にはこんな職種が向いてそうだから異動させてみようといった、人事主導の異動がないので、偶然のマッチングによる新しい才能の発見機会が少ないとも言えます。アメリカの人事(HR)には、日本の人事のような人を異動させる権限がなく、直属の上司が人事権を持っています。

マイクロマネジメントされない

  • 色々なパターンがあると思いますが、アメリカ人上司はマイクロマネジメントをする人が少ないです。仕事の概要と期待する結果のイメージをある程度あわせたら、あとは個人の裁量で仕事をすすめることが期待されます。
  • お客様や他部署とトラブルになり仕事がすすめられない、等の大きな問題のときにだけ、上司の力を借りることになります。人によっては、上司の力を借りてばっかりの困った人もいますが、普通は
  • 自分が行っている仕事の内容は、上司にアピールしないと上司が見えていないことが多いので、折をみてアピールすることが必要です。
  • 日本企業だと、特に入社時は、上司や先輩から仕事のイロハを教えてもらえることが多いですが、アメリカだと放任されるので指導を受ける機会はかなり少ないです。

仕事場が広い

  • 自分の机のスペースが大きい。机の周りにはついたてがあり、自分のスペースがつくられているので、同僚と肩がぶつかりながら仕事という環境ではないです。

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アメリカで働くことのデメリット

祝日が少ない

  • アメリカに来て驚いたことの一つは、祝日が少ないこと。
  • 祝祭日数世界1位!日本人は休みすぎ!? | プレジデントオンラインによると、祝日に関しては、日本が17日であるのに対し、なんとアメリカは10日だけです。有給日数を考慮しても、日本は休暇日数が27日であることに対し、アメリカは24日。意外にアメリカは仕事を休まないんです。
  • ただし、日本だとこの時期に休まなければいけないといった暗黙のプレッシャーがありますが、アメリカでは、迷惑がかからなければどんなシーズンに休んでも、あまり文句を言われません。私は、航空券の安い時期を狙って旅行に行くようにしています。航空券の安い時期に関しては、変動が激しい航空券を安く買うベストタイミングで詳細を紹介しています。

退職金がゼロ

  • 退職金はありません。自分で、退職後の資金繰りを考えておく必要があります。
  • 年棒制ですので、年俸を12ヶ月で割った額で給料が支払われます。通勤費や住宅手当も、私の会社はありません。
  • 年に1回、ボーナスもありますが、本当に臨時収入という感じで、ボーナスの額は会社の業績に大きく左右されます。ボーナスに対する税金もかなり高いので、ボーナスをもらって何か買おう!といった気持にはなりませんね。。
  • 余談ですが、給料も自分で交渉する必要があります。同じポジションでも、隣に座っている同僚と何百万円も給料が違うということもあるはず。。

突然、クビになる可能性が誰にでもある

  • 個人のパフォーマンスが悪いとレイオフ(クビ)になる可能性は高くなりますが、それだけではありません。会社の業績が悪かったり、方針が変わると、部署全体が突然レイオフになることもあります。
  • レイオフになった場合、出社するとすぐに会議室に呼ばれて上司からレイオフだと告げられ、そのまま同僚に挨拶をすることも許されず会社を去るということになります。今まで、何度も自分の上司や同僚が突然レイオフにあう場面に遭遇してきましたが、正直、明日は我が身かもしれないと思うぐらい、危機感はあります。

自己責任でスキルアップの努力をしていかなければいけない

  • 会社の制度として大学で学ぶ場合の費用補助はありますが、それ以外にスキルアップに繋がりそうなトレーニングは殆どありません。
  • こちらに来て強く感じるのは、若くてもミドルクラスでも、個人差はありますが、みんなそれなりに勉強を続けている、ということです。レイオフのリスクは誰にでもあると書きましたが、だからこそ困った時に仕事を見つけられるように、常に努力をし続ける必要があるのだと思います。
  • 多くの人が、大学のコースを取ったり、CourseraUdemyのようなオンラインコースを受けてスキルを磨いています。個人的なオススメは、実践的なコースが多いUdemyです!

違う職種・業界にうつることは、かなり難しい

  • アメリカでの求人は、即戦力を求めているので、その職種での経験がないと雇ってもらえないどころか面接にも呼ばれません。職種を変える場合、ある程度関連がある職種であれば、少しずつ変えていくことも可能ですが、日本のようなポテンシャル採用は少ないです。
  • EngineerからProduct Managerのような製品開発系の仕事に移りたい人を多くみかけますが、ほとんどの人がProduct Managerの面接に呼ばれない!と嘆いていました。理由は、Product Managerの経験がないためです。と、職種を変えるには、それなりに戦略的に動いて自分の仕事をスライドさせていく必要があります。

さいごに

いかがですか?

日本とアメリカ、お互いにメリット・デメリットがあり、どちらが良いということは一概には言えないです。しかし、状況を知った上で、キャリアパスを考えてほしいなと思い、自分の経験をシェアすることにしました。

私は、今は新しいチャレンジをするために自分の時間が欲しいので、アメリカでの働き方があっていると思いますが、アメリカで働くことは文化や言葉の違いもあるので、楽しいことだけではありません。ぜひ、アメリカで働いて自分が何を得たいのかを、事前に考えておくことをオススメします。時々、自分はなぜアメリカに来て、こんな嫌なめにあわなければいけないんだろう、とふと思うことが私はあるので。。

新卒時に日本の企業で働いて、仕事の基本を教えてもらえたのは本当に良かったと思いますし、当時の会社や上司に感謝しています。あの基本があったから、今、アメリカで働くことができているので。

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