当初は訪問予定ではなかったベトナム。
タイからカンボジアに向かうバスの中で、偶然席が近くて出会った方と会いたくて、本当はカンボジアを最後にする予定でしたが、少しだけ延長して、旅の最後に成長著しいベトナムに行くことにしました。
長期間の旅だと、こうした偶然の出会いによって、予定を柔軟に変えられる点が嬉しいですね。
- バイク軍団がすさまじいベトナム
- ホームレスが少ないのは家族が支えてくれるから
- ビールを氷入りで飲んでしまった!
- みんなどうやってあの高額のiPhoneを買っているの?!
- 成長著しい、新旧入り混じった国ベトナム
- さいごに
バイク軍団がすさまじいベトナム
ベトナムはバイクが多い!
道路を見てると一昔前のバンコクや台湾のように、バイク集団が通り過ぎていきます。
スーパーカブなどの古い型のバイクも走っていますが、多くは最新型のバイクに乗っておいます。
バイク社会を反映してか、配車アプリgrabでもバイクオプションがあるほど。
バイク集団はすごい数が走っていますが、速度はゆっくり。
ベトナムに到着して数日は道路を渡るのが怖かったですが、バイク集団は器用に歩行者を避けながら走ってくれます。
ホームレスが少ないのは家族が支えてくれるから
夕方になると橋の上にはたくさんの人が座り込んでいます。
最初はホームレスの方かなと思っていたのですが、物乞いをしてこないのでどうも様子がおかしい。
よく見て見ると、それぞれ食料を持っている。
どうも夕涼みのために、橋の上で座っているらしいと言うことがわかってきました。
現地在住の人に聞くと、ホーチミンにはホームレスが少ないとのこと。
その理由は、困ったときには親戚や家族が助けてくれて、家や食料に困ることはないからとのことでした。
なるほど、ネパールと似ています。
私の祖父からは、親戚に助けてもらって大学に行かせてもらったという類の話をきいたことがあるので、日本ではこういった助け合いが行われていましたが、最近はすくなくなりましたね。
良いのか悪いのか…現地の方によると、ベトナムの人は食いっぱぐれる心配がないので仕事も簡単に辞めてしまうとのこと。
例えば、「彼氏と別れたからもう明日からは仕事に来ません」ということが頻繁に起こるそうです。
日本はもちろんのこと、自由の国アメリカでもそういった人は殆ど見たことがありません。
ベトナムは何て自由な国なんだとビックリしました。
ビールを氷入りで飲んでしまった!
東南アジアがビールを飲む時に氷を入れて飲むことは知っていました。
が、今まで断固として邪道だと拒否してきました。
しかし、ここベトナムで初めて「氷入りビール」を飲んでしまいました!
感想は…意外に悪くない!
ビールの味が薄まるのではと心配していた氷ビールですが、薄いビールがいい具合に薄まり、なんだか美味しかったです。
郷に入れば郷に従えですね。
変なこだわりを持っていた自分を反省しました。
ベトナムの氷にあたらなかった点はラッキーでした。
みんなどうやってあの高額のiPhoneを買っているの?!
ベトナムに来て、iPhoneの所持率の高さに驚きました。
どちらかというと先進国のヨーロッパでも、アメリカではEnd of Support(サポート停止)となったiPhone4を持っている人が多くて、それはそれで驚きました。
ここベトナムでは、iPhone6や下手するとiPhoneXを持っている人たちがいます!
iPhoneなんて高すぎて、そう簡単に買い替えできるものではないのに…
中古の携帯市場が確立されているためとのことでしたが、このiPhoneやMacintosh(マック)の所持率には驚きました。
みんなステイタスとして好んで買うようです。
中古製品といってもApple製品。
ベトナムの物価を考えたらなかなか厳しいものがあると思いますが、すごいですね。
アジア人ってステイタス好きなんだろうかと、ふと思いました。
成長著しい、新旧入り混じった国ベトナム
ベトナムはまだまだ新しいビルが建設中で、東京やニューヨークのような高層ビルが建設される一方で、すぐ隣にはまだまだ古い昔のビルが立ち並んでいる新旧入り混じった国でした。
カフェも昭和のようなケバケバしい高級カフェがある一方で、コンクリート打ちっ放しの雰囲気の良いカフェができていたりと、自分が今どの時代にいるかもわからなくなるぐらい色々なデザインが乱立しています。
本当に成長過程にある国なんだろうと思います。
地元の人によると、給料も二倍!!三倍!!と成長しているとのこと。
アメリカでもそんなに給料はあがらないのに…うらやましい!
もちろん給料も上がるかわりに、物価も上がっているとのことですが、そんな時代を経験したことがない世代としては、こういう上に向かってガンガン成長している国で経済成長を体感してみたいなとも思いました。
発展途上の国で面白いチャンスがあったら、私は喜んで移住します!
さいごに
もっと旅を続けたい気持ちも大いにあるのですが、アメリカのビザの関係もあり、あまり長い間アメリカ国外にいるとビザが没収される危険性があるので、今回の世界旅はここで終わりです。
これから、日本を経由して、アメリカに帰り、再び日常に戻ります。
旅は毎日が刺激的で、この3ヶ月はまるで半年〜1年生きているかのように感じました。
1週間前の出来事でも、毎日・毎日が思い出が一杯あり過ぎて、よく思い出せないことも。
その反面、ある程度のスケジュールが決まっている日常生活の方が楽だと感じることもありました。
今回の旅を通して学んだことや感じたことがたくさんあるので、少しずつこのブログで発信していきます。
これからも、本ブログをよろしくおねがいします!
20代ではないミドルキャリアの共稼ぎ・会社員夫婦が、キャリアの半ばで会社を辞めて旅を決意した経緯などは、こちらの記事「【0週目】夫婦で無職になる」で紹介中です。
こういう生き方もあるんだと、他の方々の参考になればと思っています。