先日、初めてアメリカのホテルで行われた結婚式に出席してきました。
本記事では、アメリカでの結婚式に初めて出席する方向けに、私が出席する前に色々と悩んだ、アメリカでの結婚の服装やドレスコード、ご祝儀、流れについて、実体験をもとに紹介しています。
アメリカ式結婚式の招待状
2-3ヶ月前に招待状が届き、出欠確認のハガキを返送しました。
ハガキの書き方は難しくないのですが、一つだけどうしたらいいのか戸惑ったのが、
Mとだけ書かれて空欄になっている部分。
もし夫婦で出席する場合には、Mr. & Mrs. Taro Yamadaと書けばいいようです。
アメリカ式結婚式の流れ
結婚式当日は、下記のような四部仕立てで結婚式が行われました。
- 18時〜 結婚式
- 19時〜 レセプションパーティ
- 19時半〜 披露宴
- 23時〜 二次会
結婚式の受付はなし
日本だと結婚式の受付がいますが、アメリカ式結婚式には受付はありませんでした。
結婚式場に到着した時に、メッセージカードを持ってきた人はメッセージカードを備えつけられた箱の中に入れました。
また、メッセージをかけるボードがあったので、出席者がメッセージを書いていました。
ご祝儀は、事前にオンラインで払込んだり、事前にRegistryに登録された商品を購入してあげたりする事で、ご祝儀として気持ちを伝えます。
登録されている商品の価格も色々なので、関係の近さによって商品を選びます。
カジュアルな雰囲気の結婚式
即席の教会で行われた結婚式は、今回は席は自由で、新郎側や新婦側の区別なく適当に自分たちが好きなところに座りました。
日本の結婚式よりも長く、1時間ほどかかったと思います。
神父さんの話が長かったです。
出席者は、周りの人がするように席をたったり拍手を行えば大丈夫です。
歌を歌ったりとかはなく、基本的には話をきくだけです。
全体的には、日本の結婚式は厳かな雰囲気ですが、アメリカ式はだいぶカジュアルだなと思いました。
あとは、ブライドメイドとグルームズマンが5名ずつ登場して、式の最中はずっと最前列にいて式を見守っていました。
式の最中、写真を撮っている人も多かったです。
立食スタイルで軽食を楽しむレセプションパーティー
結婚式が終わると、一旦廊下に出て、立食スタイルでレセプションパーティが行われました。
軽食とアルコールが振る舞われます。
アルコールは、専用カウンターでもらうので、チップがいるのかなと思ったのですが、チップは不要でした。
$1札を持ってきていなかったので、助かりました。
花嫁・花婿も各出席者に挨拶をしてまわっていました。
ダンス・ダンス・ダンス!の披露宴
披露宴会場の前に、席割りが書かれており、それに従って席につきます。
日本と大きく違うのは、生バンドと大きなダンススペースがある点。
ブライズメイドとグルームズマンは、カップルになって出てきて、真ん中のダンススペースでダンスを踊っていました。
新郎新婦も登場するときには、ダンスを踊りながらの登場でした。
もちろん、登場後はダンス。
練習したんでしょうね、上手でした。
とにかく、アメリカの披露宴は、事あるごとにダンス。
親族の挨拶や友人のスピーチもありますが、後半になればなるほど、「真ん中にきてダンスを踊ってください!」という場面が多々ありました。
最後の方には、花嫁の手紙のかわりに、花嫁と花嫁の父が一緒にダンスを踊るシーンもあり感動的でした。
一方で、ケーキカットはかなりそっけないと言うか、盛大なイントロがあるわけでもなく、新郎新婦が地味にケーキカットしていました。
更に、ブーケトスやガーター・トス(新婦が身につけているガーターを新郎がとって、未婚の男性に投げるもの)もあり、かなり盛り上がっていました。
披露宴自体は、日本のように式次第に従ってすすむというよりは、前半はかなり体系だっていたものが、後半はかなりガタガタになって、最後はみんなでダンスを踊り、疲れた人からさっていくような終わり方でした。
日本と違って、主役の二人の馴れ初めを紹介するようなビデオがなかったのも違いますね。
まるでクラブ!二次会
披露宴会場の隣の部屋で、二次会が行われました。
DJがいて、ホテルの部屋がクラブのようになります。
さすがにここまでくると、夜11時。
私たちは、かなり疲れていました。
二次会の出席者の多くは新郎新婦の友人ですが、新郎の両親もまだ残っていましたね。元気です。
二次会半ばで、私たちは脱落しました。
アメリカの結婚式の服装は、日本と同じ!
夕方からの結婚式だったこともあり、男性はスーツ、女性はワンピースかドレスを着ている人が多かったです。
私も行く前は、周りの人にどんな服を着ていけばいいか聞いていましたが、周りの人たちが言うことには、白と黒を避ければなんでもいいとのことでした。
女性の服装は白をさけたドレスかワンピースが主流
実際には、黒のワンピースの人も多かったですし、ロングドレスの人もチラホラいました。
青や黒、パステルカラーの人もいました。
オフショルダーで肩があらわになっている人もいましたし、露出度は日本より高めですね。
一方で、オフィスに着ていけそうな綺麗な水色のスーツの方もいました。
白のドレスの人だけはいませんでした。
足元はヒールの靴が多かったですが、普通にみんな素足にサンダルでした。
まとめると、日本の結婚式に着ていくような格好で、かつ白を避ければ大丈夫だと感じました。
男性の服装はスーツにネクタイ、ネクタイは白でなくてもOK!
男性は黒や紺、グレーのスーツ・ネクタイにハンカチを胸元に飾っている人が多かったです。
ネクタイの色もピンクから紫まで色々。
特に白でないといけないということはないようです。
蝶ネクタイの人もチラホラいました。
会社に来ていくスーツに、お洒落なハンカチを胸元に飾ればいいと思います。
人によっては、かなりお洒落なキラキラの靴を履いている人もいましたし、ピアスをしている人もいました。
アメリカ結婚式のご祝儀は?
私たちは今回は、夫婦ふたりで$200をご祝儀としてチェックで渡しました。
私たちが結婚したときは、アメリカでは式をしなかったのですが、その際は多くの友人から$80を郵送でもらったので、今回は式にも出席するし、親しい友だちだったので、多くを包みました。
ただ、ご祝儀のルールはないようなので、人によりけりかもしれませんね。
さいごに
本記事では、アメリカで行われた結婚式に参加した経験をもとに、結婚式の流れや服装、ご祝儀の相場についてまとめました。
結婚式当日は、お酒をかなり飲むので、結婚式の会場となるホテルに滞在している人やUberやLyftなどのタクシーを利用している人がほとんどでした。
ご参考まで。