カンボジア・シェムリアップからタイ・バンコクまでの移動にあたり、Bangkok Airways(バンコク・エアウェイズ)という馴染みのないタイの飛行機会社を使って移動しました。
格安だけど1日かかるバス移動か、1時間のフライトだけど1万円かかる飛行機かで迷いましたが、今回は飛行機でカンボジア・シェムリアップからタイ・バンコクまで移動することにしました。
本記事では、バンコク・エアウェイズの予約方法・乗り心地について紹介していきます。
- バンコク・エアウェイズの予約方法
- バンコク・エアウェイズの基本情報
- バンコク・エアウェイズのチェックイン
- カンボジア・シェムリアップ空港の搭乗手続き
- バンコク・エアウェイズの機内の様子
- バンコク・エアウェイズの機内食の様子
- トラブル体験談:予約番号があるのに、予約が入っていない?
- バンコク・エアウェイズはこんな人におすすめ
バンコク・エアウェイズの予約方法
スカイスキャナーで直通の航空券を検索したところ、AirAsia、Thai Smile、Hahn Air、バンコク・エアウェイズの4社が表示されました。
AirAsia(エアアジア)が一見すると最も安いように見えました。
が、Air AsiaはLCCなので手荷物の預け入れ料金がかかる&クレジット払いの場合約$6の手数料がかかるとのこと。
同じくらいの料金を払うのであれば、JALのマイルが貯まる方がイイと思い、バンコク・エアウェイズにしました。
バンコク・エアウェイズの基本情報
バンコク・エアウェイズはバンコクを中心にタイ国内や周辺国との航空便を就航しているタイの航空会社。
もともとは、石油や天然ガスの調査員のためのチャーター便として始まったバンコク・エアウェイズですが、1986年に国内定期旅客便を運行開始、2004年には「アジアのブティックエアライン:高級なサービス」というコンセプトのもと、高級路線を貫いてきたようです。
一例として、タイのいくつかの空港では、エコノミークラスの乗客もラウンジが利用できたりと、他の航空会社では見られないサービスが行われています。
確かに、バンコクの空港でラウンジを見かけました!
実はこのバンコク・エアウェイズ、かつては福岡や広島にも航空便を就航していたようですが、景気やLCCの影響を受けて2008年頃に撤退してしまったようです。
最新のルートはバンコク・エアウェイズの公式ページで確認することができます。
日本の方がバンコク・エアウェイズを利用するメリットはズバリこれ!
バンコク・エアウェイズに乗って、ワンワールド系列つまりJALのマイルを貯めることができます。
タイーカンボジア間は隣の国なので、貯まるマイルは少ないと入ってもマイルは貯めておきたいですよね。
日本の方には使い勝手が良いJALのマイルが貯まるのは嬉しいですね。
もちろん、私もJALのマイルを貯めました。
予約クラスにもよると思いますが、私の場合は、エコノミー席(シェムリアップ−バンコク間)の場合で106マイル。
JALのクレジットカードで貯めようと思ったら約1万円の買い物をする必要があります。
コツコツ、貯めていきましょう!
バンコク・エアウェイズのチェックイン
カンボジア・シェムリアップ空港での国際線のチェックインは、2時間前からです。
私達は、張り切って3時間前に行ってしまいましたが無駄でした。
シェムリアップ空港は、新しいのかかなりキレイで冷房が効いています。
しかし、時間を潰せるようなお店が少ない…
スターバックスとローカルのコーヒーショップしかありません。
スターバックスは日本と変わらない値段なので、カンボジアの一皿$2(約200円)の安い食事に慣れてしまうと、小さなコーヒーに$4(約400円)払うことにかなり抵抗を感じてスタバのコーヒーは買えませんでした。
シェムリアップはツアー客が多いので、ツアー客(団体)の後ろに並ぶのは避けたいところです。
オススメは飛行機の出発時刻の2時間10分ぐらい前に行き、少し早めからカウンター前で待つことです。
運が良ければ早めにチェックインさせて貰える場合がありますし、団体客の後ろで長い時間待つ必要もありません。
カンボジア・シェムリアップ空港の搭乗手続き
チェックインしたら、イミグレーションを通って手荷物検査場へ。
イミグレーションでは、カンボジアにE-VISAで入国した場合はE-VISAのコピーの提出を求められるので用意しておきましょう。
手荷物検査場もガラガラなので、待ち時間はゼロ。
しかも、比較的新しい手荷物検査の設備がそろっているので、かなり快適でした。
手荷物検査場を通過すると、大きくて立派な免税店があります。
お酒から化粧品までかなり何でも売っています。
免税店の先が出発ゲートエリア。出発ゲートは8つ程しかありません。
食事処もありますが、Burger Kingや吉野家などのチェーン店が5つほど並んでいます。
プライオリティ・パスのかなり立派なラウンジもありました!
バンコク・エアウェイズの機内の様子
シェムリアップ空港は小さいので、搭乗は全て徒歩でした。
ゲートを通過して空港ビルから外に出たら、飛行機まで3分ほど歩きそのまま飛行機に乗込みます。
バスに乗ってゲートから飛行機まで移動するよりずっと快適でした。
飛行機は3列・3列の座席配列。
私の便は、かなりガラガラで、窓側と通路側だけが埋まっていました。
席はキレイに清掃されていますが、全体的に古め。
私の席は、カタログなどが入っているポケットが壊れていました。
東南アジア便は心なしか、ポケットが壊れていることが多い気がします。
電源口はもちろんありません。Wi-Fiもありません。
1時間の短いフライトなので気にはなりませんが、高級路線を狙っているのであればどうなのと突っ込みたくなりました。
バンコク到着時には、バスでの移動。
高級路線を狙っているのであれば、直接ゲートにつけてほしいなぁと思いつつ、機内を後にしました。
バンコク・エアウェイズの機内食の様子
たった1時間の短距離フライトなので機内食は無いのではと思っていましたが、さすがワンワールド系、かつ高級路線を狙っている航空会社!
ちゃんと機内食が出てきました。
出てきたのは、ソーセージパイ・コーヒー・クッキー・水の軽食。
ソーセージパイはちょっとシワシワ気味ですが、悪くなかったです。
プライオリティ・パスのラウンジでお腹いっぱいになったはずなのに、パンをまるごと食べてしまいました。
トラブル体験談:予約番号があるのに、予約が入っていない?
実をいうと、私は航空券購入時のシステムトラブルで、私は航空券の決済ができておらず、予約が入っていないことになっていました。
航空券は、スカイスキャナーで検索し、最も安かったTrip.com経由で購入。
私の乗客情報は、Trip.com経由でバンコク・エアウェイズ側のシステムに登録されていたようですが、決済だけが正常に処理されなかったようです。
オンライン予約時には、予約番号も表示され席も指定できていたので、問題がないように思ったのですが、トラブルで予約が正常に入っていなかったとのこと。
確かに、予約後に普通の航空会社であれば確認メールが届くのですが、今回は届かなかったのでおかしいなとは思いつつ、「アジアの飛行機会社だし、まあそんなものか」と思っていたのですが、私の読みが間違っていました。
結局、搭乗日当日に、チェックインカウンターで決済をして、飛行機に乗る事自体はできたのですが、私の機内食は用意できないと言われており、代わりに食事のバウチャーをもらっていました。
食事のバウチャーは、シェムリアップ空港のレストラン(といってもファーストフードだけど)のどこでもいいから好きな食事を1つ選ぶことができるとのこと。
金額制限もありません!
結果、吉野家で最も高いメニュー牛丼と鶏丼が両方入った「コンボ」を注文しました。
味は…冷えてしまったあとだからか、あまり美味しくなかったです。
こんなことだったら、暖かいうちに食べてしまえばよかったと後悔しました。
そんなことだったので、バンコク・エアウェイズの機内食は期待していなかったのですが、幸運なことに誰かが機内食はいらないと言ったらしく、私にも機内食を提供してくれました。
優しいCAさん、どうもありがとう!
バンコク・エアウェイズはこんな人におすすめ
飛行機にフルサービスを期待する人にオススメです。
1時間のフライトで、機内食を出してくるというのはかなり大変だと思いますが、忙しいときには便利かもしれませんね。