こんなときだからこそ、世界の景色を写真で楽しんでいきましょう!
ネパール・カトマンズの世界遺産「ボダナート」に2019年1月に行ってきました。
ブッダの骨が納められているという、チベット仏教の聖地です。
一言でいうと、無宗教の私でも、チベット仏教のお経のメロディを聞きにまた行きたいと思うぐらい、騒然としたカトマンズの中にあって、リラックスできた場所でした。
犬も鳩も人も集う、世界遺産「ボダナート」について写真を多めに紹介していきます。
- 世界遺産「ボダナート」の基本情報とアクセス方法
- 世界遺産「ボダナート」の概要
- 世界遺産「ボダナート」への行き方・アクセス方法
- 世界遺産「ボダナート」の入場料(2019年1月)
- 世界遺産「ボダナート」の様子と雰囲気
- 世界遺産「ボダナート」はこんな人におすすめ
世界遺産「ボダナート」の基本情報とアクセス方法
- 住所:Buddha Stupa, Boudhanath Sadak, Kathmandu 44600, Nepal
- 電話番号:+977 986-3319626
- 営業時間:24時間
- 公式サイト:https://boudhanathstupa.org/
世界遺産「ボダナート」の概要
ボダナードには、高さ36mに及ぶチベット仏教の巨大仏塔(ストゥーパ)があります。
8世紀頃に建てられたと言われています。
ボダナード自体は、世界中のチベット仏教の聖地とのこと。
そして、中心部にはブッダの骨が埋められているといいます。
手塚治虫の漫画「ブッダ」で読んだ、あのブッダの骨が埋められているとは…
どうりで人が多いはずです。
ボダナートに入ると、ブッダの知恵の目と呼ばれる白い仏塔に描かれた目が目に入ります。
何も悪いことはしていないのですが、「いつも見ているぞ」とブッダに語りかけられているようです。
ボダナートは、「カトマンズの谷」として1976年に世界遺産(文化遺産)に登録されました。
世界遺産「ボダナート」への行き方・アクセス方法
私達は、ホテルの人にお願いしてタクシーで行きました。
タクシーの運転手さんにはボダナートに行った後、昼ごはんのレストランまで連れていってもらいましたが、ボダナート見学のときはずっと外で待ってくれていました。
タクシーであれば、ボダナートの入り口のすぐ前でおろしてくれるはずです。
大通りから少し入ったところにあります。
巨大な知恵の目が見えるので、迷うことはありません。
上の写真のような小道を入った所に、入場料金を払う場所がありました。
バスで行くことも可能だと思いますが、カトマンズのバスはわかりにくいので、旅の上級者向けです。
タクシーもそんなに高くなかったので、タクシーがオススメです。
世界遺産「ボダナート」の入場料(2019年1月)
出身国によって入場料金が違います。
私たち日本人は400Rs(約352円)。
それでも格安です。
一方、SAARCの出身の方の入場料は100Rs.です。
SAARCとは南アジア地域協力連合のこと。
具体的には南西アジアの8か国(インド,パキスタン,バングラデシュ,スリランカ,ネパール,ブータン,モルディブ,アフガニスタン)が該当します。
南アジア地域協力連合の詳しい説明(外務省の公式サイト)はこちら
世界遺産「ボダナート」の様子と雰囲気
午前11時ごろに行きましたが、地元の人でいっぱいでした。
カトマンズの茶色い町並みだからこそ映える、真っ白なストゥーパの周りを取り囲むように商店、お土産物屋さんやゲストハウスなどが並んでいました。
入場料を払って入ったエリアなのに、その中にさらに商店街があるって、このエリアはどんなエリアなん?って混乱しましたw
白い塀沿いにはストゥーパが並んでおり、地元の人達は、お経を唱えたと同じ効果が得られると言われるマニ車を回して歩いていきます。
マニ車とは下記のような仏教具。アマゾンでも販売されています。
回すだけでお経を唱えたことにしてくれるって、すごいしくみですね。
ボダナートには、人・鳩・犬がいっぱい。
間違いなく、人を含めた地元の生き物たちの憩いの場です。
2階に登ると、周囲の様子がよく見えます。見よ!この鳩の大群!
若い女性3人組も、お参りに来ていました。
スマホを持っています。
ネパールでは、ガラケーでもなくスマホがかなり普及しているのかもしれません。
顔立ちもお隣インドとは違って、かなり東アジアの顔立ちに近い。
インドを旅した人たちがネパールを訪れると、その顔立ちや性格にホッとすると聞いたことがありますが、納得できます。
さらに、しばらく奥に進むと100人ぐらいのお坊さんがお経を唱えているエリアがありました。
ココは本当に圧巻!
いつまでも見ていられるぐらいに、心地よいお経の音楽が聞こえてきます。
お坊さんによってはお経を唱えずに、なんとお経を真剣に唱えずにサボっているひとが5人に1人くらいはいました…
まずサボっていいのかと突っ込みたくなるし、さらにはそのサボり方!
煩悩だらけのスマホをいじってサボってます…と、GAFAが作り上げたスマホの中毒性に修行を積んだお坊さんでも勝てないんでしょうか。
GAFA恐るべし…
そして、犬たちもゆるーい感じでくつろいでいます。
こちらでは4匹揃って、お昼寝タイム。めっちゃ気持ちよさそう。
犬たちを取り囲むように人が集まって、犬の昼寝を眺めていました。
平和。
さすが仏教国ネパール。犬もおでこに赤いマークがつけられています。
つけられたに違いないけど、ネパールらしい。平和。
小さな施設ですが、ネパールの文化を感じることができました。
世界遺産「ボダナート」はこんな人におすすめ
ネパールの文化を知りたい・感じたい方であれば、一度はボダナートを訪れてみることをおすすめします。
観光時間にして30分ほどでおわる小さなお寺ではありますが、ボダナートで聞こえてくるお経は特別な響きをもっていると感じました。
私は熱心な仏教徒ではないですが、仏教に親しんで育ってきた一般人でも、なにか特別なものを感じました。
とはいっても、ボダナートのすぐ周りには観光地らしくお土産物屋さんが並び、喧騒とした雰囲気なんですけどねw
ボダナートに行く前には、ブッダの生涯を描いた巨匠手塚治虫の漫画「ブッダ」を読んでおくと、より一層ありがたみがあると思いますよ。