カリフォルニアでは今も山火事が起こっており、特にナパなどの北部のエリアでは鎮火活動や避難している方もいるぐらい、激しい山火事が起こっています。
山火事が起こる原因が、強風によって電線が切れて気が燃えるということもあり、10月に入ってから、2回の計画停電が行われました。
今週半ばには、3回目の計画停電が予定されています。
2回めの計画停電では、我が家も対象エリアに入ってしまい、電気なしの週末を過ごしました。
電気が当たり前の時代に生まれた私にとって、電気がない2日間の暮らしは貴重な経験でしたね。
電気が戻った時は嬉しかったです。
今回の計画停電を通して学んだこと3つを紹介していきます。
1. 電気に支配されていた私の生活ー情けない
アメリカの家電はほとんど電気製品。
電気がないと、電子レンジも冷蔵庫も動きません。
さらに、コンロも電気なので、料理もできません。
実は、シャワーのお湯も電気で温められていることが初めてわかりました。
停電中はお湯が出ないので、水シャワー…
インドを思い出しました。
もちろん、Wi-Fiのルーターも電気で動いているのでインターネットも使えません...
明るいときはまだいいですが、暗くなると外も中も真っ暗。
真っ暗な暗闇の中でできることもかなり限られていました。
本を読んだり、ダウンロードしておいた動画を見るぐらい。
本も、あっという間に読み終わりました。
停電中に読んでいた本はコチラ。
1冊目はインデックス投資で有名なブロガーによる投資本。
配当金生活も憧れますが、基本的には私はインデックス投資派です。
個別株で痛い目にあってきたので…個別株は自分には手が負えないなと思っています。
この本は、海外在住の者からしても納得感があって楽しく読めました。
海外勤務中の方、海外勤務を考えている方におすすめです。
本や映画も楽しいですが、集中力もそんなには続かないので、すぐに眠くなり夜10時には就寝。
そして、朝6時には起きるという、超早寝早起き生活になりました。
自分の生活が、いかに電気に支配されていたのかを思い知りました。
電気がないと人生を楽しめないようじゃ、人間として甘いなと情けなく思いました。
2. 枯れたメディア。だけど、緊急時には頼りになるーラジオ
自宅は山火事の場所から遠いと知っていましたが、どこで新しい火事が起こっているかわからない状況、そして時折感じる焦げ臭い匂いが、私を不安にさせました。
スマホのLTE接続も遅すぎて、情報を殆どダウンロードしなかったので焦りました。
このとき後悔したのは、ラジオを買っておかなかったこと。
こういう非常事態で情報源がないときには、スマホではなく、ラジオを用意しておかないといけないんだと学びました。
よく言われることですが、体験しないとわからないものですね…
3. 頼りになったのは自然エネルギー!太陽光発電グッズが大活躍
唯一といっても過言ではない情報取得手段がスマホでした。
ただ、電池があまり持たないんですよね...
スマホの充電バッテリーといえば、2000円とか3000円で購入できるものも多いですが、停電中は太陽光発電付きのものがかなり便利でした。
大活躍してくれた、太陽光発電機能付きのバッテリーはこちら。
真っ暗になると、懐中電灯が大活躍。
そんな懐中電灯も、太陽光発電のものが大活躍でしたね。
夜はこの太陽光発電ランタンでしのいで、昼になったらベランダに出して、太陽光で発電していました。
電池のもちもいいので、本当に助かりましたね。
計画停電が何日続くかわからない、こうした状況では自然のエネルギーで充電できると本当にありがたいです。
軽いので、持ち歩きも簡単です。
太陽光で充電できるUPSがちょっとだけ欲しくなりました。
(これはやりすぎか)
さいごに
カリフォルニアの山火事、ナパやロサンゼルス方面では、まだまだ被害は拡大中です。
早く鎮火して、被害が最小限に収まることを祈っています。
そして、昼夜問わずに鎮火活動を行ってくれている、消防署の方々どうもありがとうございます。
この停電が2度と起こらないことを祈りますが、地震や山火事といった天災が多いカリフォルニアでは、今回の学びを活かして、避難パックを作っておこうと思います。
これからカリフォルニアへの旅行を考えている方は、山火事情報をしっかり確認してくださいね。
地域によっては、空気が悪いと警報が出ているエリアもあります。