モロッコ・マラケシュにある、16世紀末(日本では織田信長や豊臣秀吉が活躍していた頃)に建設された王宮「エルバディ宮殿(El Badii Palace)」に行ってきました。
かつては、大理石と金で豪華に飾られていたというエルバディ宮殿も、500年の時の経過とともにかなり崩れ落ち、いまでは遺跡として残っているだけ。
栄枯必衰を感じます。
実はエルバディ宮殿をぐるっと取り囲む塀の上には、マラケシュを一望できる展望台があり、マラケシュのエキゾチックな街並みを上から眺めることができます。
道を歩くと勧誘などが激しくてユックリ街並みを楽しみながら歩くという雰囲気にはなりませんが、上からであれば勧誘もなし!
思う存分絶景を楽しむことができるのでおすすめです。
- マラケシュ「エル バディ宮殿」の基本・詳細情報とアクセス方法
- マラケッシュ「エル バディ宮殿」へのアクセス方法・行き方
- マラケシュ「エル バディ宮殿」の中の様子と雰囲気
- マラケッシュ「エル バディ宮殿」の見どころ
- マラケッシュ「エル バディ宮殿」はこんな人にオススメ
マラケシュ「エル バディ宮殿」の基本・詳細情報とアクセス方法
- 住所:Ksibat Nhass, Marrakech 40000, Morocco
- 電話番号:+212 674-747464
- 営業時間:午前9時〜午後5時
- 定休日:なし
- 入場料金:7€もしくは70MAD
- 公式サイト:https://www.palais-el-badi.com/en/(英語サイト)
マラケッシュ「エル バディ宮殿」へのアクセス方法・行き方
マラケッシュ観光の拠点となるフナ市場から歩いて5分〜10分ぐらいなので、バスを利用するまでもありません。
エルバディ宮殿の入口が少しだけ隠れた場所にあるので、わかりづらいかもしれませんが、注意して道を歩いていたら大丈夫ですよ。
上の写真が、エルバディ宮殿の入口です。
少し奥にはいると白い小屋があり、その小屋がチケット売り場です。
マラケシュ「エル バディ宮殿」の中の様子と雰囲気
大きな宮殿の跡地が残っており、建物も一部は崩壊しているものの、その片鱗が残っています。
建物の中にも立派なモザイクがありました。
また、かつての玉座もおいてありました。
見かけは階段のようでしたが…
説明が少ないので、宮殿の歴史や様子がわかりにくかったですが、右奥の方の小部屋で放映されている映像は見る価値アリです。
宮殿の昔の姿が映像で表現されているので、ここはこうなっていたのかとイメージする事ができます。
観光客用のツアーに組み込まれていないせいか、人もまばらなのでユックリと自分のペースで廻ることができます。
ところどころに野良猫と呼ぶには申し訳ないぐらい、毛並みの良い猫がおり、彼ら・彼女らの気分が良ければ、一緒についてきてくれることもあります。
もちろん、猫なんで完全無視のこともありました。
マラケッシュ「エル バディ宮殿」の見どころ
かなり大きなエル バディ宮殿ですが、最も印象に残ったのは地下牢と塀の上からみるマラケシュの絶景!
地下牢は、こんなところで閉じ込められていたのかと思うと気の毒になりました。
上の写真のように少し足場の悪いところを歩いていくと、地下牢にたどり着きます。
場所は、宮殿の奥の方にあります。
また、入口近くに塀の上に登れる場所があるので、ぜひ登ってみてください!
宮殿の全体像をみることができるとともに、マラケシュの街が一望できます。
下から見ると庶民の生活の様子が見えないマラケシュの街ですが、上からみると洗濯物がほしてあったり、テレビのアンテナがあったりと地元の人の暮らしぶりを少しだけ垣間見ることができます。
マラケッシュ「エル バディ宮殿」はこんな人にオススメ
マラケシュの街並みを上から眺めてみたい方、遺跡好きの方におすすめです。
時間がなければパスをしてもいいと思いますが、個人的には印象に残った遺跡のひとつです。