(2019年8月1日更新) TechCrunchによると、アメリカではかなり普及した電動キックボードサービスを提供するベンチャー(スタートアップ)LIME社が、早ければ2019年中に日本に参入することを発表しました。
本記事では、2018年3月にシリコンバレーの街に突如現れたときに、実際に電動スクーターLIMEを試した感想を紹介しています。
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シリコンバレー界隈で2018年3月に突然現れた電動スクーター(電動キックボード)、3ヶ月たった今でも街中の電動スクーターの台数は増え続けているように見えます。
3ヶ月前は、なんだろうと興味津々で電動スクーターを覗き込んでいた町の人達も、今では道路をさっそうと走っている姿を頻繁に見るようになりました。確実に、シリコンバレーの街の中に浸透しています。
本記事では、有力スタートアップの一つLimeBike社が提供する電動スクーターの体験レポートを紹介します。
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- 最近シリコンバレーで話題になっている電動スクーター
- 電動スクーターの利用料金は$1から(Lime社の場合)
- 電動スクーターアプリLimeの初期登録は5分で完了
- 電動スクーターLimeは携帯アプリを使って簡単に使用開始
- 電動スクーターLimeを利用した感想は「思った以上にスピードが出る」
- さいごに
最近シリコンバレーで話題になっている電動スクーター
シリコンバレー界隈では2018年3月頃から、街中に突然電動スクーター(電動キックボード)が見られるようになりました。
その当時の様子について、「シリコンバレーで話題のレンタル電動スクーター」で紹介しています。
シリコンバレーの街でよく見るのは、BIRDとLime。
どちらも、同じくらいの台数を見かけます。最近、とくに電動スクーターの台数が増えたと感じます。
電動スクーターの利用料金は$1から(Lime社の場合)
1回利用するごとに$1と、使用期間に応じた料金(1分あたり$0.15)が合わせて課金されます。
電動スクーターアプリLimeの初期登録は5分で完了
1. LimeのアプリをApp StoreもしくはGoogle Playからダウンロードします。
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2. 電話番号を入力すると、本人確認のための4桁の数字がテキストメッセージで送られてきます。日本の電話番号も入力できるようです。
3. アプリからの携帯電話の位置情報へのアクセスの許可をするよう、求められます。
4. 位置情報へのアクセスを許可すると、Limeが使用できるようになりました。
電動スクーターLimeは携帯アプリを使って簡単に使用開始
1. Limeアプリを開き、電動スクーターに表示されているQRコードをスキャンします。
2. Verify Payment Info(支払いの確認)という表示がでてくるので、支払いを了承するボタンを押します。
3. Unlocking と表示され、数秒すると電動スクーターが使用できるようになります。
4. 右側に緑色のアクセルボタン、左側にブレーキがあります。蹴りながらボードに乗り、少しスピードが出たところでアクセルボタンを押すと、更に加速ができる仕組みになっています。
電動スクーターLimeを利用した感想は「思った以上にスピードが出る」
初期登録・利用開始・利用終了、全ての作業においてマニュアルを見なくても各作業が簡単に完了できるようになっています。
アプリのUIデザインが良くできていると感じました。
電動スクーター自体は、乗り慣れていないためか、見た目以上に結構スピードが出て怖いなぁと思いました。
最高は、14.8mph (約時速24km)まで出すことができるとのこと*1。
また、少し乗る際もコツが必要にも感じました。道路がスムーズなところであればいいですが、ボコボコだとそれにひっかかって転倒しないかと、心配性の私はスピードを出すのが怖かったです。
ただし、新しい乗り物としては面白いですし、便利だと思います。
電動スクーターは、自転車の専用レーンを走ることとなっていますが、実際には歩道を走っている人が多く、事故が起こっていないのが不思議なくらいです。
また、スーパーでの買い物帰り、片側に荷物を持ってのっている人をみかけたりもするので、自転車の片手運転と同じで、そういった場合は注意が必要だと思います。
さいごに
シリコンバレーで最近見かける新しい乗り物、電動スクーターを実際に利用した感想を紹介しました。
現在は、ヘルメット着用・ 自転車レーンを走ること、という注意があるのみで、実際には多くの人がヘルメット無し・歩道を走っているという状態です。
サンフランシスコでは、賛否両論があるとのことですが、どちらの言い分もわかります。
利用者としては、公共交通機関がイマイチなアメリカでは短距離の移動に便利なのは間違いないです。
ただし、バイクが歩道のど真ん中に駐車されていて歩行者の邪魔になっていたり、歩行者やスクーターに乗っている人の安全性を考えると、反対派の意見も理解できます。
電動スクーターは、新しい乗り物として大きな可能性があるのは事実。
サンフランシスコも、認可性にして業者を5社選定することを決めました。
これから、電動スクーターがどうやって普及していくかを見守っていきたいと思います。
LIMEを試してみたいという方に、最初の1回分の乗車が無料になるリンクをご用意しました。
ぜひ、アメリカで大人気の電動スクーターサービスLIMEを試してみてください!