本記事では、トルコ・イズミールの近くにあるエフェソス遺跡(エフェス遺跡)(2015年に世界遺産に登録)について紹介しています。
今まで色々な遺跡にいきましたが、ここまで綺麗に残っている遺跡は珍しいです。
しかも1世紀とか2世紀のものばかりです。
トロイの木馬で有名なトロイにも行ったことがありますが、こちらのエフェス遺跡の方がずっと当時の生活の様子を感じることができました。
トルコに行くことがあれば、ぜひ足を伸ばしてもらいたい、オススメしたい遺跡の一つです。
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- トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」の基本・詳細情報とアクセス方法
- トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」の基本情報
- トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」への行き方・アクセス方法
- トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」の見所・観光スポット
- トルコの世界遺産「エフェス遺跡」へ行く方へのアドバイス
- トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」はこんな人にオススメ
トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」の基本・詳細情報とアクセス方法
- 名称:Ephesus Archaeological Site
- 住所:Efes Örenyeri, Selçuk/İzmir
- 見学時間:午前8時~午後6時30分(4月~9月)、午前8時30分~午後6時(10月~4月)
- 定休日:なし
- 入場料:40TL(昔は30TLでした。年々、値上がりしてます)
- 公式サイト:https://www.muze.gov.tr/en/museums/ephesus-archaeological-site
トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」の基本情報
ローマ時代の都市遺跡。
元々は、ギリシャからやってきたイオニア人によって気づかれた都市国家がはじまり。
紀元前287年に現在の場所に移転し、紀元前133年にローマ帝国の支配下で最盛期を迎えました。最盛期には約10万人が暮らす大都市だったようです。
毎年300万人が訪問する人気の遺跡で、2015年に世界遺産として登録されました。遺跡の保存状態がいいので、訪問の価値ありです。
一部分は、レプリカと差し替えられていますが、当時の町並みや生活の様子を想像して楽しめます。
動画でみてもらえると、なんとなく雰囲気が伝わると思います。
トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」への行き方・アクセス方法
イズミールからセルチュク経由エフェス遺跡までは、車で約1時間かかります。
エフェス遺跡は北から南にかけて上り坂になっているので、南口から入り北口にでるルートがおススメです。
南口と北口の出入り口にトイレがあります。
帰りは、北口からタクシーに乗り、エフェス遺跡の最寄の町セルチュクに向かいました。
セルチュクから、乗合バスでイズミールのバスターミナルに戻りました。
セルチュクのバスターミナルには飲食店も何軒かありましたよ。
イズミールからエフェス遺跡までは、バスの乗換えがあったりと何かと面倒くさいので、イスタンブールからのツアーに参加してしまうのもオススメです。
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トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」の見所・観光スポット
ギリシャ神話の英雄、ヘラクレスの門
ライオンの毛皮をまとったヘラクレスの像が飾られています。外してはいけない写真スポットのようで、みんなここで写真撮ってました。
実は、元からこの場所にあったわけではなく、4世紀に他の場所から移動してもってきたものとのこと。
ただ、レリーフ自体は2世紀のもののようです。
また、近くにある勝利の女神ニケ(Nike)のレリーフもこの門の一部ではないかと言われています。
地球は丸いと知っていた?トラヤヌスの泉
ローマ皇帝トラヤヌス帝にささげられた泉。泉の大きさは10X20メートルあり、その周りを囲むように像が並べられていたとのこと。
興味深いのは、正面にトラヤヌス帝の像があり、現在は足の部分だけが残っています。上の写真にもちゃんと写っているので、よく探してみてください。
実は、片足の下には球状のものを踏んでいるのがわかりますか?
その球状のものは世界、すなわち地球をシンボルとして表しているといわれています。
確か地球が丸いと認められたのはずっと後のこと。
ローマ時代は、地球は丸いと当然のように思われていたんですね。
あのハドリアヌス?!ハドリアヌス神殿
138年頃に、トラヤヌス帝の跡をついだハドリアヌス帝のために捧げられた神殿。
ハドリアヌスと聞くと、あのハドリアヌス?と連想する方もいるのでは?
はい、あの「テルマエ・ロマエ」でお風呂づくりを命じた皇帝ハドリアヌスです。
関係ないですが、「テルマエ・ロマエ」は面白い映画でした!
レリーフが美しい、セルスス図書館
2世紀に、このあたりを納めていたセルススを偲んで建てられた図書館。
260年に火事があり、現在は門だけしか残っていませんが、当時はかなり豪華な建物であったと思われます。
遠くからひと目見ても、この建物がなにかスゴイ建物であることが感じられる建物です。
実際に近づくと、さらにその凄さがわかりました。
レリーフが本当に美しい!その美しいレリーフにしばらく見入ってしまいました。
さすが、アレキサンドリア(エジプト)、ベルガマ(イタリア)と並び世界3大図書館と言われた図書館です。
セルスス図書館は1万冊以上の蔵書を持っていたといわれる立派な図書館ですが、実は道をはさんだところにある娼婦の館まで秘密の通路があったといわれています。
図書館に行くとみせかけて、娼館に行っていた人もいたんでしょう。
いつの時代も。。。ですね。笑
これには驚き!古代の水洗式公衆トイレ
現代の洋式トイレの原型とも想像できるものが、ここエフェス遺跡になりました。
この丸い穴のところに座り用を足すのですが、なんとこの席の下には水が流れており水洗式トイレになっていたようです。
すごい!2000年も前にそんな考えがあったんですよ。
正直、この公衆トイレが一番記憶に残っています。
大迫力の大劇場
図書館からシーザーやクレオパトラも歩いたといわれる大理石どおりを少し歩くと右手に、大きな劇場跡が見えてきます。
2万4千人が入ることができたといわれる野外劇場。
トルコの世界遺産「エフェス遺跡」へ行く方へのアドバイス
- 日差しが強いのでサングラスがあったほうがいいです。筆者は11月に行きましたが、かなり地中海の太陽が眩しかったです。
- 足場の悪いところを歩くので、歩きやすいスニーカーなどの靴がオススメです。
- 私はガイド本を見ながら、この建物は何かを確認しながら観光しましたが、価格によってはガイドさんを雇った方がよかったと思います。遺跡の理解度がおそらく全く違うので。今、ブログを書きながら見返してみると、意外と何箇所か見逃している場所がありました。。。
トルコの世界遺産「エフェソス遺跡」はこんな人にオススメ
ローマ帝国やギリシャ遺跡が好きな人であれば、気に入ってもらえる遺跡だと思います。
こんなにすごい遺跡なのに、当時はまだ観光客も多くなくて、管理が素朴で好感を持ちました。
映画「テルマエ・ロマエ」を見ていない人は、訪問前に見ておくことをオススメします。
また、イズミールからのアクセスが少し手間がかかるので、時間を節約したい方はイスタンブールからの直行ツアーに参加することを検討してみるのもオススメです。
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