ヨーロッパを格安でつなぐ、高速バス・フリックスバスに乗って、スペイン・バルセロナからフランス・リヨンまで9時間かけてバス移動しました。
本記事では、ヨーロッパで大人気のフリックスバスの利用方法、車内の様子、利用した感想について紹介したいと思います。
- フリックスバスの予約方法
- フリックスバス・バルセロナの乗り場はサグラダ・ファミリアの近く
- フリックスバスの乗り方(バルセロナ)
- キレイ!電源もWi-Fiもトイレもあるフリックスバスの車内
- ほぼオンタイム!バルセロナ・リヨン間の走行スケジュール
- さいごに
フリックスバスの予約方法
Webサイト、もしくは携帯アプリから予約することができます。
Webサイトから予約した場合、座席を指定するオプションもありました。
ぜひ、フリックスバスへの乗車前にアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。
フリックスバスのアプリはメリットだらけ!
携帯アプリで、バスの乗車券をダウンロードすることもできますし、停車予定のバス停やスケジュールのアップデート情報もオンタイムで確認することができるようになります。
もちろん、アプリのダウンロードは無料です。
携帯でバスチケットが表示できれば、バスの乗車時にバスチケットを紙に印刷する必要はありません。
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フリックスバス・バルセロナの乗り場はサグラダ・ファミリアの近く
サクラダファミリアの近くにある、バスターミナルBarcelona Nordがフリックスバスのバルセロナの乗り場となります。
住所は、Carrer d'Alí Bei, 80, 08013 Barcelona, Spain(Google マップ)です。
地上からだと、大きなバスターミナルのように見えませんが、中には小さなコーヒーショップやバス会社のカウンターが並んでおり、更に1つ階を下るとバスターミナルらしくたくさんのバスが停まっています。
フリックスバスの乗り方(バルセロナ)
バスの乗車場所は、バスターミナル内の大きな掲示板に表示されます。
バス停が表示されるのは、出発時刻の約20分前でした。
座席が早い順なので、早く行って並ぶ必要がある!と張り切って1時間前に行きましたが無駄でした。
バルセロナのバスターミナルはいくつかお店はあるものの、早く行ってもカフェで時間を潰すか、トイレに行くぐらいしかやることがないので、心配な方でも30分ぐらい前につくようにすればいいと思います。
なお、バルセロナのバスターミナルのトイレは使いづらいので、他の場所でお手洗いを済ませてくることを強くおすすめします。
バス停が表示されたら、表示されたバス停に行き一列になって並びます。
基本的には、その列の先頭からバスに乗り込んでいきます。
バスが到着するのは7分ぐらい前だったと思います。
バスが到着したら自分でスーツケースなどの荷物をバスの下部に積み込み、チケットのQRコードを提示して乗車します。
なお、乗車の際に荷物の重さやサイズのチェックはありませんでした。
チケットを購入したときに一緒に配布された荷物タグを印刷する必要があるのではないかと心配していましたが、必要なかったようです。
誰もつけている人がいませんでしたし、乗務員も荷物タグについては何も言及していませんでした。
基本は自由席ですが、いくつかの席は指定席て予約時に指定できたと思います。
私が乗車したときは誰も指定席を購入していなかったのか、自由に座っていました。
クリスマス前の週末で混み合っていてもおかしくなかったのですが、バスの乗車率は50%ぐらいだったと思います。
キレイ!電源もWi-Fiもトイレもあるフリックスバスの車内
照明の関係で緑に光っていましたが、座席は落ち着いたグレーです。
車内はかなりきれいで快適。
電源口もWi-Fiもありました。
電源口は、USBと普通の電源ですが、私の座席はあまりきちんと動かなくて、充電ができませんでしたが、他の座席の人はできていたようです。
Wi-Fiはかなり不安定で、つながったり、つながらなかったりでした。
2人席×2列で、真ん中あたりにトイレもありました。
写真にはトイレは映っていませんが、階段で少し下った部分にトイレがあります。
他の乗客は、かなり車内のトイレを利用していました。
というのは、7時間のバス移動で3回停車するのですが、うち1回目と3回目の停車は乗客の乗降だけで、トイレ休憩の時間は設けられません。
実質、ランチ休憩の1回しか外のトイレに行く時間がなかったためです。
正直、外のトイレに行く時間を設けてほしいなと思います。。
ほぼオンタイム!バルセロナ・リヨン間の走行スケジュール
ストの影響なのか、バルセロナを出発してフランスに入るあたりでかなり混み合っており、回り道などをした結果、最初からスケジュールから遅れ気味でした。
ランチ休憩の時間を半分に短縮したりした結果、最終的にはほぼ定刻通りでリヨンに到着しました。
到着時刻をほぼ死守してくる点は、かなり評価できます。
運転手さんも交代なしだったので、かなり運転が大変だったと思います。
詳細なスケジュールはこちら。
- 9.30 バルセロナを出発
- 12.05 Perpignan 停車(乗客の乗降のみ)
- 14.00 Montpellierでランチ休憩(25分)
- 15.20 Nimes停車(乗客の乗降のみ)
- 18.30 リヨン到着
ランチ休憩はMontpellierという比較的大きな街ですが、実際に停まったのは郊外の少し寂しげなバス停。
この周りには、レストランとパン屋が1件ずつ、公衆トイレが1つという感じで、ほとんど選択肢がありません。
他の乗客も予め持ってきたランチを車内で食べており、私達は用意していなかったので急いでパン屋でサンドイッチを買ってきて車内でバスを食べると言う感じでした。
当初40分の予定だったランチ休憩も、スケジュールによっては半分近くにまで短縮されるので、他の乗客のようにランチの持ち込みが正解だと思います。
さいごに
モロッコで、他の旅人におすすめしてもらって乗ってみたフリックスバスですが、コスト、車内の綺麗さ、スケジュールを死守するあたりも、かなり良いと感じました。
ただ、外のトイレに行く時間をもう少し作ってくれたらいいなと思います。
今後フリックスバスを利用するかというと、5〜6時間の移動くらいだったら、移動費が安く済むのでフリックスバスを利用すると思います。