エメラルドグリーンの湖で有名なレイクルイーズ。実は激混みスポット。知らずに、夏休み真っ盛りの平日に予約無しで訪れると駐車できないという事態に…。そこで、私達はレイクルイーズのダウンタウンから、レイクルイーズまで片道1時間のハイキングを行いました。
本記事で、レイクルイーズに向かうハイキングの様子を紹介していきます。
レイクルイーズに向かうハイキングコースは2つ
レイクルイーズの観光案内所で教えてもらった、レイクルイーズに向かうことができるハイキングコースは2つ。
- クリークトレイル(Creek Trail)(上の写真の赤コース)
- トラムライン(Tramline)からCreek Trail(上の写真の青コース)
途中からは同じ道に入るのですが、どこに車を停めるかによって少しだけ距離とコースが違います。
おすすめは、Creek Trailを歩くコース。レイクルイーズショッピングモール「Samson Mall」の向かいのガソリンスタンドの裏(地図)に車を停めて歩きます。日が照っているエリアも少なく快適に森の中のハイキングを楽しめると思います。
もし、ガソリンスタンドの裏にとめることができなければ、少し奥まった駐車場(地図)に停めてTramlineと呼ばれるハイキングコースを歩くコース。途中、アップダウンが激しく、日なたの部分も多いので、思っているより体力を消耗します。しかし、山の中腹から周辺の森の様子を眺めることができ、その景色は素晴らしいです。また、駐車場にも余裕があり、ハイキングに浸かれたら凍るように冷たいエメラルドグリーンの川に足をつけて一休みできるのもメリットかな。
私達は行きはTramline、帰りはCreek Trailで帰ってきました。Tramlineは暑くて傾斜もあって、レイクルイーズについたときはヘトヘトでした。水も空っぽになっていましたね。帰りは、レイクルイーズのお手洗いにあった飲料水の施設で水を補給して、快適なハイキングを楽しみました。
Creek Trailの概要と実際に歩いた感想
全体的に日陰になっているので、比較的快適にハイキングを楽しむことができます。オススメのコースです。
Creek Trailの概要
- 距離:2.8km
- 高度差:195メートル
- 難易度:初心者向け
Creek Trailを歩くときの駐車場
ショッピングモール「Samson Mall」の向かいにあるShellガソリンスタンドの裏に車を停めます。ショッピングモールの駐車場は2時間しか停められないとのことだったので、面倒ですが向かいのShellの裏にあるDay Parkingまで運転していくことをおすすめします。
Creek Trailのコースと実際に歩いた感想
ショッピングモールを横切り、レイクルイーズドライブの方へ歩いてきます。リカーショップがある隅の方にトレイルの入り口があります。
モールを出たところに大きな道路があるので、道路沿いを山側に少し歩き、橋をわたって、道路を山側に向かって左側(モールの反対側)へ横切って、森の中へ。
Lake Louiseの看板があったのでちょっと安心しながら、トレイルに入っていきます。ところどころに案内板があるので、間違っていないことを確認できます。
最初は森の中の平坦なトレイルですが、ところどころ坂道(階段)があり、少しずつ登っていきます。
途中、トタン屋根でできた簡単なトンネルがあったりするので、アスレチック気分で楽しいです。
トンネルを抜けると、川沿いを上がっていきます。すぐ横には水流がものすごい、レイクルイーズにつながる川が流れています。
(ここがCreek Trailとの合流点ですので、ここから先は、どちらのハイキングコースを選択しても歩いているコースになります。上の写真はもう一つのハイキングコースTramlineから撮影したもの)
木でできた橋が見えたら、橋をわたり、さらに川沿いに上へ上がっていきます。
この坂が、ダラダラと登りがつづき少し精神的に辛いかもしれません。ただ横には、水流がすごい気持ちの良い川が流れており、川の音を聞きながらあがっていきます。休憩できるような場所はないので、少し我慢の時間です。
すると、道路と交差するところに出てきます。道を走っている車に気をつけて道路を渡り、更にトレイルを上へ。ここまでくると、レイクルイーズまでもうすぐです。途中、上りがきつい坂もありますが、もう少しだけ頑張ってください!精神的にはここがきつかった。口数も少なくなっていました。
10分ぐらい坂道を歩くと駐車場が見えます!やっと…。ここまでくるとレイクルイーズまで5分です。
たくさんの車が停車している駐車場を横切り、トイレの前を歩き、人の流れに沿って歩いていくと、そこにフェアモントホテルとレイクルイーズが!
やっと夢にまで見たエメラルドグリーンの湖の絶景を楽しむことができます。
Tramlineのコース
こちらは比較的日当たりがいいハイキングコース。高度も急に上がり、視界が開けた場所から山の絶景を楽しむことができるおまけ付き。ただ、暑くて少し辛かったです。
Tramlineの概要
- 距離:不明(3.0km以上)
- 高度差:195メートル(アップダウンが多めに感じる)
- 難易度:中級者向け
Tramlineの駐車場
センティネルロードのつきあたりに、レストランがあるのですが、そのすぐ手前、左側に20台ぐらいは停まれそうな駐車場があります。そこに、無料で車を停めることができます。そこからすぐ、トラムラインのハイキングコースの入り口がありました。
地図はこちら。Samson Mallから車で5分ほどのところにあります。
また、駐車場のすぐ横には河原があり、そこで音楽を鳴らして楽しそうに過ごしているグループもいました。
Tramlineのハイキングコースと実際に歩いた感想
駐車場から川の方へ歩いていくと、木の橋があり、すぐにコースの出発点が見えてきます。
トラムラインは、途中までひたすら上の写真のような坂道を上がっていきます。もうちょっと木で覆われていれば助かるのですが。
更に進むと、こんな具合で、山の斜面を歩いていきます。
しばらくすると、左手の眼下に森だらけの景色。ここは絶景!
さらに坂道を上がっていきます。ほとんど日陰になる場所はないので、帽子とサングラスは必須。
ここがゴールかと思いきや、ここはCreek TrailとTramlineが交差するスポット。ここからは先の章で述べたとおり、同じ道を辿ってレイクルイーズまで向かいます。ここからレイクルイーズまで、20−30分でしょうか。
レイクルイーズへのハイキングに持っていきたいモノ4選
ウォーターボトル
環境にも優しい、水を何度でも補給できるウォーターボトルがオススメ!私も旅行の際には持ち歩いています。水が高い空港でも無料でお水を補給できるので、本当にオススメです。ハイキングでは喉が渇くので大きめのウォーターボトルがオススメです。
サングラス
ハイキングコースはところどころ日なたになっていますし、何よりレイクルイーズは日陰が少ない。エメラルドグリーンの景色をしっかりと目に焼き付けるためにも、サングラスは必須です。私もサングラスは持っていきました。
スナック
レイクルイーズには売店も見かけなかったし、フェアモントホテルも宿泊客以外は立ち入り禁止。お腹が空いても小腹を満たすことができません。ぜひ、エナジーバーやナッツなどのスナックを持っていくことをオススメします。
ハイキング用のバッグパック
片道1時間、往復2時間にもなるので、ぜひ快適な歩きやすいハイキング用のバックパックをおすすめします。私も5年以上愛用していてオススメなのは、日本でも人気のグレゴリーのミウォック。小型さいずで、日帰りのハイキングにピッタリですよ。自分で使って気に入ったので、夫にもプレゼントしたほどです。
本音しか書いていない!グレゴリー・ミウォック18のレビュー記事を見てみる
まとめ
レイクルイーズに向かうハイキングコースは2つ。オススメは日陰も多いCreek Trail。体力に余裕があればTramlineもいいかもしれません。どちらのコースも分岐点は少ないので迷うことは殆どないと思います。
ハイキングの末にたどり着くレイクルイーズは本当に写真の通りのエメラルドグリーン。
ただ、レイクルイーズまでハイキングで行くと、レイクルイーズ出発のハイキングをする余力がなくなるというデメリットはありますが、レイクルイーズから流れてきた小川のそばを歩くのは気持ちの良い体験でしたよ。