山口県下関市にある魚市場「唐戸市場」に行ってきました。
古くは明治時代から、外国人たちがあつまる貿易の拠点として集まった町に魚市場ができ、発展してきた唐戸市場。今では、国内外から玄人や観光客が集まる人気の魚市場です。
今回、下関を訪れる際にどこかないかなと探していたら、真っ先に出てきたのがこの唐戸市場、というわけで家族と訪問していきました。家族は2回めの訪問、私は1回目の訪問です。
唐戸市場を散策した後は、レストランで人生初の「ふぐ」を堪能してきました。
「ふぐ」って実際に食べてみてどうだったのか、その感想も含めて、下関の「唐戸市場」を詳しく紹介していきます!
- 唐戸市場の基本情報
- 唐戸市場への行き方・アクセス方法
- 唐戸市場の駐車場は海沿いに走ったところから
- 魚だけじゃなかった!唐戸市場のお店
- 唐戸市場内の市場レストランは3つ
- ふぐが満喫できる!「市場食堂よし」で実際に食べた感想
- 唐戸市場はこんな人におすすめ
唐戸市場の基本情報
- 住所:〒750-0005 山口県下関市唐戸町5−50
- 電話番号:0832310001
- 入場料:無料
- 公式サイト:http://www.karatoichiba.com/
唐戸市場への行き方・アクセス方法
今回は車で中国自動車道下関ICからアクセスしました。時間は10分程だったと思います。走りやすい道路でしたので、そんなに大変ではありません。
また、公共交通機関であれば、JR下関から唐戸までバスに乗ってアクセスする方法もあるようです。
唐戸市場の駐車場は海沿いに走ったところから
唐戸市場を海側に回った道沿いに、唐戸市場の駐車場の入口がありました。少しわかりにくいですが、海に向かって進み、海に面したところを右側に入り、カモンワーフ方面へ進むと右手に駐車場の入口があります。
入り口で駐車券をとって上にあがり、2階に駐車場がありました。駐車場は少し暗めの照明です。
なお、駐車場は有料。30分で120円です。1時間の駐車であれば無料ですが、1時間を超えると入庫時から有料という厳しい料金体系。現金払いでした。
私が滞在したのは約2時間弱。480円の支払いでした。
唐戸市場の駐車場の料金(2022年6月現在)
料金: 30分/120円
午前6時~午後11時まで1時間無料
※ただし1時間を超えると、入庫時から有料
午後11時~午前6時まで2時間無料
※ただし2時間を超えると、入庫時から有料
魚だけじゃなかった!唐戸市場のお店
唐戸市場には魚の卸店のほか、かまぼこなどの加工品を扱うお店が多いのですが、市場の中には、山口の野菜を販売する八百屋、パン屋、お菓子屋、レストランが入っていました。
さすが山口というだけあって、ふぐを扱っているお店が多めですが、その他の魚も売っていました。輸入魚も売っていましたね。
朝10時頃の訪問でしたが、多くの魚屋はすでに店じまいした後。それでも、2−3割ぐらいの魚の卸店と、かまぼこやなどの加工品を扱うお店、レストランは開いていました。
平日ということもありお客さんはパラパラ。密を気にすることなく歩き回ることができました。
唐戸市場は屋外と屋内にわかれており、屋内の方は上の写真のように練り物・和菓子・パンなどが売っていました。意外に何でも揃いますね!
屋内の売り場の様子はこんな感じ。狭い通路沿いに、練り物系・お菓子・パンなどの小さなお店が並んでいました。
唐戸市場は市場の人との会話を楽しんで、と公式サイトに書いてありましたが、本当にそのとおりかもしれません。市場内をブラブラと歩いていると、「おねえさん」などと声をかけられます。私の母(70代)は、つい嬉しくなったのか、「おねえさん」と声がする方向に寄っていってしまいました(笑)
唐戸市場内の市場レストランは3つ
2階に3つの店舗が並んでいます。
- 市場食堂 まぐろとかめ
- 市場食堂 よし
- 海転からと市場寿司
Googleマップで評判が高かったのは、「市場食堂 よし」。
ただし、山口県に住んでいる親族によるっと「唐戸市場に行ったら寿司」らしいです。寿司店も店舗が広い分混み合っているようには見えませんでしたが、それなりにお客さんが入っているように見えました。
私はそのことを知らずに、「市場食堂 よし」さんへ。かなり混んでいました。
ふぐが満喫できる!「市場食堂よし」で実際に食べた感想
実際に、平日の朝10時半という中途半端な時間にも関わらず、店内は混み合っており、5分ほど入店までに待ちました。さすが、人気店。
コロナ対策なのか、カウンター席のお客さん同士の距離は離れており、テーブル席も1メートルぐらいはテーブル間が離れていました。
待っている間に渡されていたメニュー表に従って注文。注文すると、元気な店員さんが注文を厨房に大声で伝えていました。
そして5分たたないぐらいで、定食が運ばれてきました。
ふくふく定食(2200円)
ふぐの刺し身と唐揚げが入った、ふぐづくしの定食。ふぐを楽しみたい人にオススメです。
ふぐの刺身は、実の部分と皮の部分が入っていました。皮の部分は、コリコリしていましたが、実の部分は白身魚のお刺身という印象。すみません。これがみんながありがたがるほどのふぐ?というぐらい普通の白身魚のお刺身に感じました。
ふぐの唐揚げはしっかり味がついた唐揚げ。少しだけ骨もあったと思いますが、食べやすかったです。
よし定食(1800円)
ふぐの唐揚げ、エビフライ、刺し身が入った豪華な定食。
ふぐの唐揚げは初めて食べましたが、しっかり味がついていて、ご飯がすすむ味でした。ただ、ふぐと聞かなければ、白身魚としか認識しなかったと思います…。
ふぐの唐揚げ以上に、感動したのがエビフライ。めっちゃ肉厚で、エビを開いたらこんなに肉厚で美味しいのというぐらい、びっくりしました。食べごたえがあり、大満足。
刺し身は、サーモンなどが二切れずつ入っていました。こちらも美味しいですが、そこまでの感動はありませんでした。福岡で美味しい魚を毎日食べているからでしょうか…。
魚定食
普通の魚定食。魚定食を食べた家族に感想を求めたのですが…「おいしい」のひとことでした。
唐戸市場はこんな人におすすめ
他にも、福岡の魚市場(長浜鮮魚市場)に行ったことがありますが、観光地化されているだけあって、早朝ではなくても開いているお店も多く、魚やかまぼこ・ちくわなどの練り物が好きな人は楽しめると思います。ただ、一回行けば十分かなという感は否めません。
天気が良ければ、すぐそばに関門橋を望めるので、絶景を楽しめますし、一度は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
近くにあるパーキングエリア「壇ノ浦PA」でも、関門橋の絶景をみながら、美味しくて安い「ふく定食」が食べられますよ。
壇ノ浦PAでたべた「ふく定食」のレビューはこちら