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【私はソ連を感じた】ジョージア・トビリシの地下鉄の様子・乗り方を徹底解説

ジョージア トビリシ 地下鉄

2019年12月、ジョージア・トビリシで地下鉄に乗ってきました。

個人的には、ソ連のイメージそのままの地下鉄でした。

人がというより、設備や駅構内の雰囲気がソ連っぽい(勝手なイメージ)。

どのあたりが、そう感じたのかを写真付きで紹介していきますね。

個人的には非常にユニークな経験ができたと思います。乗ってよかったです。

あわせて、これからジョージア・トビリシの地下鉄を利用しようと考えているかた向けにトビリシの地下鉄の乗り方、治安、駅構内の様子などを紹介していきます。

ジョージア・トビリシの地下鉄の基本情報

ジョージア トビリシ 地下鉄

1966年1月に開通したソビエト連邦時代の交通機関です。

2018年時点では、23の駅と2つの路線からなります。

観光の要となるLiberty Squareのあたりも地下鉄が通っています。

ソビエト連邦時代は地下鉄を地下深くに作る設計だったようで、こちらジョージア・トビリシの地下鉄もかなり深いところにありました。

東京の大江戸線を思い出させます。

 

ジョージア・トビリシの地下鉄の運賃

ジョージア トビリシ 地下鉄

基本的には、地下鉄の運賃は50テトリ(約20円)

2回目は30テトリ…といった具合に複雑?というか少し珍しい料金設定が行われています。

メトロカードを利用すると、日本のSuicaのように改札であてるだけで入場することができます。

メトロカードはメトロの駅や、ナリカラ要塞に向かうロープウェーのチケット売り場で、2ラリで入手することができます。

 

ジョージア・トビリシの地下鉄の乗車方法

ジョージア トビリシ 地下鉄

日本の地下鉄と乗り方は同じです。

駅で非接触型のICカードを改札でかざすとゲートが開きます。

 

ジョージア トビリシ 地下鉄

私が利用した駅は一車線しか走っていない駅だったので、改札を通って、そのままエスカレーターでホームがある階まで降りていきます。

 

ジョージア トビリシ 地下鉄

エスカレーターを降りると、駅名とホームが記された看板が天井からぶら下がっていました。

日本やアメリカだと、最終目的地がX(X方面)だったら1番乗り場といった具合に書かれていますよね。

ここ、トビリシでは駅名がベタに書いてあって、右・左のプラットフォームといった具合に書かれていた点がユニークでしたね。

 

ジョージア トビリシ 地下鉄

自分が行きたい方向に向かうプラットフォームで電車を待ちます。

電車が来たら乗車すればいいのですが、トビリシの人たちは並ぶという文化はないようです。

思い思いの場所で電車を待って、電車がきたら最寄りの入口に寄っていって乗車していました。

 

電車の中では、ジョージア語のアナウンスの他に、英語でのアナウンスがありました。

英語が聞き取れれば、降車駅を逃すことはないと思います。

もし不安であれば、駅の数を数えておけばいいと思います。

電光掲示板での駅名表示は、駅名はホームにも書かれていなかったように思います。

 

目的の駅で電車を降りたら、再びエスカレーターに乗って地上へ。

出口側は改札がないので、ICカードを再びかざすことなく、そのまま外に出ます。

 

ジョージア・トビリシの地下鉄の構内の様子

地下鉄の駅が本当に地下深くにあります。

異常に早く動くエスカレーターで地下に潜っていくのですが、2分ぐらいは乗っていたと思います。

まだまだ若い私でさえも、エスカレーターに乗るのに、そのスピードについていけず、オロオロと戸惑ってしまいました。

うまく乗っても、振り落とされそうで、手すりを離すことができませんでした。

これ、ジョージアのお年寄りのみなさんはうまく乗ることができるのでしょうか。

ソ連時代はこんなに忙しく動かなければいけなかったのかな、とか色々と考えてしまいました。

 

ジョージア トビリシ 地下鉄
エスカレーター自体も、日本でみかけるようなエスカレーターとは違って、トビリシの地下鉄のものは厚くて大きな凸凹があるエスカレーターです。

最近では見ないタイプのものですよね。

 

ジョージア トビリシ 地下鉄

エスカレーターの下には、おそらく事故が起こったときのために、警備員らしき人が配備されており、エスカレーターの安全を守っているようです。

確かに、ここで誰かが転んで将棋倒しになったらと思うと、恐ろしいです。

一直線につくらずに、いくつかに分けて作ればいいのではと思うのですが、コスト削減のためだったのでしょうか。

 

ジョージア トビリシ 地下鉄

構内は、駅によって若干違いますが、白くベタ塗りした壁になっており、なぜかわかりませんが、私は圧迫感&息苦しさを感じました。

日本の駅のような、明るさが全く感じられませんでした。

写真からもなんとなく薄暗い雰囲気が感じられませんか?

 

ジョージア トビリシ 地下鉄

地下鉄の中は、白い内装に、小豆色の手すり棒。

椅子の配置などは、日本の地下鉄とかわりませんが、真っ白なその車内に気持ち悪さを感じました。

なんでだろう…

人が比較的多かったので、写真は取りづらい雰囲気だったのでこんな写真ですみません。

なんとなく雰囲気を感じてもらえればと思います。

 

ジョージア・トビリシの地下鉄の治安

かつてはスリや強盗、そして自爆テロまで起こったことがあるトビリシの地下鉄ですが、近年ではかなり改善されているようです。

平日の夕方に地下鉄にのりましたが、駅構内は薄暗いものの、治安が悪いようには感じませんでした。

ジプシーに狙われたイタリアの地下鉄の方が、よっぽど危険に感じました。

ただ、どこの国でも一緒ですが、スリなどの軽犯罪を考える人はいる可能性があるので、できれば荷物を前に抱えて、警戒しておいたほうが良いと思います。

リュックを前に抱えていたのは、私一人だけでしたが…

逆に目立ってたかな。

 

ジョージア・トビリシの地下鉄はこんな人にオススメ

少しジョージアの街に慣れてきたら、ぜひ利用してみることをおすすめします。

せっかくなので、ジョージアの人たちが日常生活で使っている交通機関を使ってみると、少しはジョージア生活が味わえるかもしれませんよ。 

地上には、モダンな新しい建物が建設されている中で、トビリシの地下鉄の時間はなぜか50年ほど前に止まっていたかのようでした。

ソ連時代はこんな感じだったのかなと雰囲気が感じられると思います。

日本の地下鉄とは全く違う、ここジョージアの地下鉄も絶対に訪れたい観光スポットです!

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