クリスマスに海外旅行、特に欧米に行こうと考えている方、海外のクリスマスは日本のお正月に近く、家族で過ごすものなので、レストランやデパートも閉店だったり、そもそも早く閉まるところも多いので注意が必要です。
昨年はヨーロッパでクリスマスを過ごし、その前はアメリカで過ごしましたが、どちらもレストランは閉まっていて、不便な思いをしました。
クリスマスを海外で過ごす予定の方は、私のようにひもじい思いをしないために、事前に食料を調達しておくことをおすすめします。
さもないと、海外にまで来てマクドナルドで食事をするはめになってしまいますよ...
本記事でその体験談を紹介していきます。
誰もいない!スイス・ベルンでのクリスマス
12月24日〜25日までスイスの首都ベルンに滞在しました。
24日はクリスマスイブですが、午後7時にはファーストフードも含めてすべてが閉店する始末。
仕方なく、駅の横にあったスーパーで残り物のお惣菜を買って食べましたが、それもほとんど種類が限られており、少しさびしいクリスマスイブでした。
上の写真はクリスマスイブのスイス・ベルンの市街地の様子。
まだ、19時半だというのに、人がほとんどいませんでした…
25日の朝、ベルンの街を散歩すると、大きな教会ではミサが行われていました。
街の多くの人が教会に集まって、ミサを行っている雰囲気は厳かで、良いものを見せてもらったなと感じました。
開いているのはファーストフードだけ!イタリア・ミラノでのクリスマス
そして、25日。イタリア・ミラノに移動しました。
さすがに大都会ミラノだったらレストランは開いているだろうと期待したのですが、開いているのは鉄道駅内のレストラン・バーガーキング・レストランが数店といった感じでした。
上の写真はクリスマス当日の写真。
ミラノは観光客が多いのでそれなりに人がいますが、レストランはあまり空いていませんでした。
やむを得ず鉄道駅内のレストランで食事をしました。
悪くはなかったのですが、やっぱり食の都イタリアにきたら、美味しいイタリアンが食べたいと思っていたので、少しだけがっかりでした。
会社もお店もすべて閉店!アメリカでのクリスマス
アメリカ在住5年ですが、アメリカのクリスマスもヨーロッパと同じくお店が開いていません。
日本のお正月の感覚に近いですね。
12月24日・25日は殆どの店が、閉店もしくは早めに店じまいしてしまいます。
コストコも閉店、近所のレストランも閉店でした。
そして、アメリカの会社もイブとクリスマスはお休みです。
アメリカ人にとってクリスマスは家族と過ごす大切な日なので、感謝祭と同じくらい帰省する人が増えるので、クリスマス前には空港が大混雑します。
アメリカ人同僚たちの多くは、クリスマスの数日前から有給消化する人が多いです。
クリスマス・イブに、友人達とワシントンDCのホワイトハウス前に飾られているクリスマスツリーを見に行き、その帰りにワシントンDCの繁華街で夕食を食べて帰ろうと思ったら、いつもは溢れるほどの人がいるエリアでさえも閑散としていました。
やっと見つけたオイスターが美味しいレストランも、客は私達とあと数組だったと思います。
やっぱり、クリスマスは外に出たらだめだとおもった瞬間でした。
さいごに
日本のクリスマスと違って、特に欧米ではクリスマスは家族と過ごすものという印象が強く、恋人と過ごすという文化はありません。
欧米では、クリスマスには会社もお休みになりますし、みんなクリスマスを家族と過ごすために帰省します。
クリスマス前の空港は映画「ホーム・アローン」ではないですが、あんな感じで帰省に急ぐ人たちでごった返しています。
人によっては、オーバーブッキングで飛行機に乗れず、「クリスマスを家族と過ごせないじゃないか、どうしてくれるんだ!」と怒鳴っている人がいたり...混沌としています。
海外でクリスマスを過ごす予定の方は、くれぐれも観光スポットやレストランがオープンしているかを確かめておくことをおすすめします。