トルコ・イスタンブールからオマーン・マスカットまで、オマーン・エアの片道切符を購入して、初めてオマーンエアに搭乗してきました。
本記事では、日本では珍しいオマーンエア(Oman Air)を利用した搭乗体験を紹介します。
オマーン・エアの基本情報・就航路線と安全性
オマーン・エアは、オマーンという中東の国のフラッグ・キャリア。
言い換えると、オマーンのJALです。
1993年に創業されました。
オマーンの首都「マスカット」をハブにしており、ヨーロッパや東南アジアに就航しています。
残念ながら日本には就航していないようですが、27カ国50の国に就航しています。
日本の周りだと、韓国・ソウルからはオマーン行きの飛行機が出ているようです。
オマーン・エアの安全性をチェックしてみたところ、Ariline Ratingsによると安全性は7点満点中6.5点です。
ANAやJALの安全性は7点満点中7点だったことを考慮すると、少しだけ安全性は劣るかもしれませんね。
ただし、タイ航空は7点満点中5点だったので、安全性としては下記のような感じです。
タイ航空 << オマーン・エア < 全日空・日本航空
ただ、乗ってみた感じでは、機内もキレイでしたし、安全性はそんなに危なそうには思わなかったというのが正直な感想です。
オマーン・エアへのチェックインの様子
トルコ・イスタンブールで、オマーン・エアの国際線のチェックインカウンターが開いたのは約2時間半前。
トルコ・イスタンブール発の国際線に乗る方は、約3時間前を目処に空港に行くと、空港ラウンジなども楽しめて時間に余裕を持って搭乗できると思います。
実は私達はアメリカのクレジットカードで航空券の支払いを行ったところ、アメリカのクレジットカードは警戒されたのか、別のオーサライズが必要と言われて裏手のオフィスへ連れていかれ、約20分間もクレジットカードのオーサライズにかかりました。
早くチェックインして、イスタンブール空港のたくさんあるラウンジを梯子しようと思っていたのに…
裏手のオフィスから戻ってきたときには、ほぼ最終チェックイン状態でした。
せめて、アップグレードとかしてくれればいいのに…と心の中で卑しいことを考えてしまいました。
そんな卑しいことを考えていたためか、セキュリティゲートもひとつは閉まっており、もう一つのセキュリティゲートへ走って移動することに。
滑り込んだ、念願の空港ラウンジでの滞在時間はたった15分!
空港ラウンジを楽しみにして夕食を抜いてきたので、夜中の12時過ぎでしたが、急いで食べ物をたべました。
イスタンブール空港でのチェックイン時に、搭乗ゲートは遠いから遅刻するなと念を推されたので、早めに搭乗ゲートへ。
イスタンブール空港ですが本当に巨大な空港なので、運がわるいとかなり遠くの搭乗ゲートまで歩いていかなければいけないので注意が必要です。
私たちが搭乗ゲートに到着した時は、Final Callと放送されている時。
急いで搭乗ゲートを通過してバスに乗り込みましたが、一向にバスが出発する気配がない…
どうやら、本当に最後の乗客がバスに乗り込むまで出発しないようです。
結局、15分間ほど、最後の乗客がやってくるまでバスの中で待機していました。
最終的な離陸時刻は、定刻の20分前。
定刻を守ってくれるのは嬉しいけれど、ここまで急かされた慌ただしい搭乗は初めてです。
オマーンエアなのかトルコ特有のオペレーションなのかわかりませんが、このオペレーションはイマイチでしたね。
最後の乗客のせいかもしれません。
オマーン・エアの機内の様子と雰囲気
さすが、機内には最新設備が整っており、キレイに清掃されていました。
各座席に、最新型のスクリーンが搭載されていましたし、アメリカの航空会社に比べたらかなりキレイな機内でした。
オマーン・エアの機内食の様子
現地時刻で真夜中の午前2時頃(離陸から1時間後)と着陸前30分に朝食が出てきました。
上の写真は朝食の写真です。
朝食は出てきてから、10分後に回収されました。
時間がなかったのか、コーヒーもパンも出てきませんでした…
もう少し、余裕をもって朝食を出してほしかったですね。
朝食用トレイの回収も、席の後ろからトレイをよこせと言ってくる始末。
もうちょっと丁寧な接客でもよかったですよね。
オマーン・エアはこんな人にオススメ
最終的には、到着時間にも遅れがなかったし、機内もキレイでしたので、全体的には悪くない印象ですが、サービスが雑だなという印象を受けました。
あとは、必要以上に急かされた雰囲気がした点が気になりました。
ただし、他の路線でオマーン・エアに乗った時は、サービスは悪くなかったので、たまたま私が運が悪かったのかもしれませんね。
オマーンからネパール行きの飛行機に乗った時は、出稼ぎと思われるネパール人の人達がかなり多かったのが印象的でした。
調べてみると3割は外国からの移民とのこと。
東アジアからも家政婦として来ている方もいるようです。
オマーンって馴染みがない国ですが、空港だけでも寄ってみる価値があるほど、空港のラウンジは最高でしたよ。
今まで、国内外いろいろなラウンジに行きましたが、プライオリティ・パスで入れるラウンジの中で世界一かもしれないと思うほど、よかったです。