今まで、欧米を中心に世界各国の空港ラウンジを訪問してきました。
私は航空会社の上級会員ではないので、空港ラウンジを利用するのに使ったのはプライオリティパス。
20数カ所の空港ラウンジを訪問してきました。
プライオリティパスの中級者である運営者が、プライオリティパスのメリットとデメリットを紹介します。
プライオリティ・パスのメリット
正直、メリットしかないと思うプライオリティパスですが、具体的にどんな点が利用してきて嬉しかったか、役立ったかを紹介します。
当日の搭乗券さえあれば、LCC利用時でも利用できる
空港ラウンジ(例えばANAの空港ラウンジ)によっては、その航空会社の搭乗券を持っていないと入らせてくれないことがありますが、プライオリティパスではそんな心配はありません!
基本的には、「当日の搭乗券」と「プライオリティパスの会員カード」さえあれば、空港ラウンジの中に入れてもらえます。
私も台湾を旅行した際には、ピーチ(ANAの子会社が運営するLCC)を利用していましたが、プライオリティパスを利用して高雄空港のラウンジに入り、最後まで青島ビールと魯肉飯を堪能しました。
▶プライオリティ・パスで入れる高雄空港のラウンジの様子はこちら
正直、全体的には航空会社の空港ラウンジの方が出てくる料理の数やクオリティは上です。
しかし、毎回その航空会社に搭乗しないといけないという点が欠点です。
一方、プライオリティ・パスは航空会社を気にせず、LCCに搭乗する時でも利用できるのはうれしいですね。
特にLCCは機内でお水も機内食も出ないので、搭乗前に腹ごしらえできるのは強い味方です。
空港ラウンジで軽食をとることができる(2,000円の節約効果)
空港って、水も食べ物も何もかもが高くありませんか?
特にアメリカの空港なんか、私たちがペットボトルを持ち込めないことをいいことに、ペットボトルが500円ぐらいします。
食事に至っては、軽く2000円かかります。
プライオリティ・パスを使って空港ラウンジに行けば、そんなことを気にしなくてよくなります。
というのは、空港ラウンジでは軽食・ソフトドリング・そしてお酒まで楽しめるから。
軽食のレベルは空港ラウンジによってかなり差がありますが、いくらショボい空港ラウンジでも最低、水・コーヒー・ビールは置いてあるので、それだけでも300円〜500円ぐらいの節約効果がありますよ。
空港ラウンジで地元の料理を低リスクで楽しむことができる
空港ラウンジとはいえ、きちんとした空港ラウンジは、その土地の料理がラウンジメニューとして出てきます。
ギリシャ・アテネの空港ラウンジは、ギリシャ料理が元々美味しいこともありますが、ギリシャなど地中海周辺の料理が出てきました。
旅行中レストランに行くと、全く新しい地元の料理は注文に尻込みすることがありますが、向こうから出されたらチャレンジしてみようと思いませんか。
そして、それがほぼ無料だったらなおさらですよね!
無料だから、まずいのではと心配する方もいるかも知れませんが、プライオリティパスで入れる空港ラウンジの中には、意外と美味しいラウンジが数多くありますよ!
▶レストラン顔負けの食事がでてくる、食事が美味しい空港ラウンジはこちら
Wi-Fiがある環境でゆったり過ごすことができる
空港って、混み合っているし、ユックリ過ごすことができません。
ただし、空港ラウンジに行くと比較的空いていますし、少しリラックスして過ごすことができます。
例えば、ネパール・カトマンズでは待合室がバス乗り場のように混み合っていて、かつレストランが殆どありませんでした。
全くリラックスできる雰囲気ではなかったので、プライオリティ・パスを持っていて本当に良かったと感じた空港のひとつです。
▶ネパール・カトマンズ空港の空港ラウンジの利用レビューはこちら
空港のWi-Fiも接続できなかったり、速度が遅かったりするので、空港ラウンジの専用Wi-Fiで快適にインターネットが楽しめるだけでも私にはありがたいです。
また、全ての空港ラウンジではないですが、シャワーやマッサージ機が備え付けられているラウンジがあるとありがたいですね。
空港ラウンジの代わりにレストランでタダ飯が食べられる空港がある
プライオリティパスは空港ラウンジだけではなく、空港の中にあるレストランで利用できる場合があります。
例えば、関西空港のお好み焼きレストラン「ぼてじゅう」でも、プライオリティパスを使って1人約3000円近くの料理を食べる事ができます。
もちろん、その費用は上限はありますが、プライオリティパスでカバーされるので無料です。
また、アメリカ・サンフランシスコの国内線ターミナルにも同様にプライオリティパスを提示すれば無料でご飯を食べることができるレストランがあります。
一度利用しましたが、本当に料金は払う必要がありませんでした。
ただ、アメリカの場合はチップだけは別途払わなければいけませんので、ご注意ください。
▶サンフランシスコ空港にあるプライオリティパスで利用できるレストランの利用レビューはこちら
プライオリティパスのデメリット
世の中には、メリットしかないものってありませんよね。
メリットの多いプライオリティパスですが、何点かだけデメリットもあります。
ここで私が感じたデメリットを紹介していきます。
プライオリティパスの会員権は有料(しかし、クレジットカードの入会特典で無料でもらえる)
プライオリティパスのメンバーの権利だけを購入しようとすると有料です。
しかし、楽天プレミアムカードを作成すると、自動的にプライオリティパスの会員権がもらえるので、利用しない手はないです。
私も、クレジットカードのメンバー特典でプライオリティパスの会員カードを入手しました。
空港ラウンジによって、入場制限がある
数少ないですが、ラウンジによってはスペースの関係で入場制限が行われている場合があります。
例えば福岡空港の空港ラウンジ(上の写真)は、ある決まった時間帯しかプライオリティパスを利用して入場することができません。
また、テキサス・ダラス空港の空港ラウンジはスペースが非常に限られているので、空港ラウンジに入るまでに30分ぐらい待ったこともありました。
そんなに数は多くないですが、場所によってはこうした入場制限がある場所があると、使い勝手が悪くなってしまいますね。
プライオリティパスはこんな人にオススメ
基本的には海外出張や海外旅行に頻繁に出かける方にオススメです。
日本国内だと利用できる空港がまだ限られているので、プライオリティパスが活躍するのは海外の空港ラウンジになると思います。
アメリカであれば、それなりに大きな空港であればプライオリティパスで入れる空港ラウンジがあります。
また、アメリカであれば出発時だけでなく、到着時に利用可能な空港ラウンジもあります。
▶到着時のプライオリティパスを利用した空港ラウンジの利用体験談はこちら
プライオリティ・パスを無料で獲得する方法
楽天グループが発行する楽天プレミアムカードに申し込むと、通常は約8000円かかるプライオリティ・パスをナント無料!でもらうことができます。
楽天プレミアムカードは、楽天市場でのポイントが追加で付与されたり、国内・海外旅行の傷害保険がついてきたりと、かなり特典が多い点が特長です。
国内外の旅行が多い人にとって、プライオリティ・パスや国内の空港ラウンジが利用できるという点だけでも保有しておいて損はないと思います。
私は、いつも旅行や出張のときは、プライオリティ・パスで入れる空港ラウンジで食事を済ませるので、プライオリティ・パスのおかげで、食事代が高い空港で毎回1000円〜1500円は節約できています。
楽天プレミアムカードは、旅好きの人には絶対におすすめしたいクレジットカードのひとつです。
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