子連れでSLやまぐち号に乗ってみた!2歳児との体験記と準備のポイント

鉄道に興味を持つ小さい子供がいたら、一度は考えるかもしれないのがSL乗車。

うちは、最近2歳の子供が鉄道に興味を持ち出したので、色々調べて、行きやすかったSLやまぐち号に乗車してきました!

楽しめるかなと不安だったのですが、結果から言うと、想像以上に楽しめて、子どもにとっても記憶に残る大満足の旅になりました!

ただ、子連れならではの工夫や注意点もいくつかあるので、体験談をもとにご紹介します。

SLやまぐち号の基本情報

  • 運行区間:新山口〜津和野(約2時間弱)

  • 運行日:基本は土日のみ、たまに平日運行あり

  • 全席指定(自由席なし)

  • チケット:公式サイト経由でe5489から予約可能

 

座席予約と子ども料金

https://www.c571.jp/schedule/index.html

2歳児は席を確保しなければ乗車券&特急券が不要ですが、座席を占有する場合は乗車券および特急券が必要です。

身体が大きめの子なら席を確保しておいた方が快適。私は子どもの席を確保しました。

結果的には、たまたま空席があり、私たちは4人席を3人(大人2名+子供1名)で使えたので、とても楽でした。

 

予約ですが、グリーン車は早めに埋まってしまいますが、通常席なら10日前でも予約可能でした。

行きはほぼ満席、帰り(津和野→新山口)は空席が多かったように思います。

 

時刻表

https://www.c571.jp/schedule/

行きは10:54に新山口発。帰りは津和野を16:12発です。

どちらもSLを利用する場合は、津和野で3時間の観光時間があります。津和野はあまり大きくないので、3時間あれば十分な気もしました。

ただ、帰り便は新山口着が18時過ぎになるため、小さな子ども連れだと子供が疲れてしまうかもしれないです。

うちの場合は、津和野観光中にベビーカーでお昼寝したので、帰り便では元気いっぱいでした。

 

車内での過ごし方

  • 車内は昭和レトロな雰囲気で、最後尾には展望デッキがあり。

  • 汽笛や煙の迫力に子どもは大興奮。帰宅後もずっと蒸気機関車の話をしていました。これがきっかけで、機関車トーマスの大ファンに。

  • 約2時間の乗車は、子どもにとって「飽きすぎず・長すぎず」ちょうどいい長さ。

  • お菓子や小さなおもちゃを持ち込み、途中で車内販売のSLチョロQ(1,500円ほど)を購入したら大喜び。

  • 廊下やデッキに立ち歩きできるので、気分転換もしやすいです。

  • 乗車記念きっぷももらえました!

 

津和野での過ごし方

私達は、行きは普通列車、帰りはSLを利用したので、津和野での滞在は約4時間。

駅前の大きなSL模型だけで子どもは30分夢中になり、安野光雅美術館では絵本のような世界観を楽しめました。プラネタリウムもあり、大人も子どもも楽しめてオススメです!

津和野駅には授乳室や清潔なおむつ替えスペースもあり安心。

ただし売店の品揃えは限られるので、飲食物は持参がおすすめです。天気が悪いと徒歩観光が大変なので、雨具を忘れずに。

 

子連れ目線の注意点

  • 津和野→新山口の便は到着が18時なので、子どもの就寝リズムに影響あり。昼寝を早めに済ませておくと安心。

  • 車内販売は混雑するので、事前に何を買うか決めておくとスムーズ。

  • トイレやおむつ替えスペースあり。

  • 新山口駅周辺のホテルは早めに確保を。私たちは、新山口駅周辺に部屋が広めのホテルに空室が見つけられず、湯田温泉に泊まりましたが、小さい子連れにはアクセスが不便でした。

 

まとめ

SLやまぐち号は、小さい子どもと一緒でも十分楽しめる鉄道旅でした。

汽笛や煙の迫力はもちろん、地元の人たちが沿線で手を振ってくれるなど、子どもにとって忘れられない体験になりました。

これから計画する方は、早めの座席・ホテル予約/おやつやおもちゃの準備/天候への備えを意識すれば、親子ともに快適な旅ができると思います!