アメリカに住んでいると、日本では動物園に行かないと見られないような動物が、ごくごく普通の住宅街の中に住み着いていることがあります。
本記事では、私が東海岸と西海岸のアメリカ生活で遭遇した、普通の住宅街に住んでいる動物たちを紹介していきます。
どこにでもいる、リス!
リスは本当にどの州に行っても見かける、アメリカではかなりメジャーな動物です。
州によって色や大きさ、しっぽの形が微妙に違っています。
カワイらしい印象が強いリスですが、アメリカでは汚い動物として思われているらしく、アメリカ人の友人からはリスは病気を持っているから触ってはダメだと言われました。
まあ、触ろうと思っても、人になついているわけではないので、近づいてもすぐに逃げられてしまうので触ることがはできないのですが…
ビーチで遭遇したリスは気の毒でした‥
人間が食い散らかしたお菓子の包装紙を物色しているリス。
ごめんね、リスちゃん…
意外に人に興味がある?シカ
地域によるのですが、シカが普通に住んでいるエリアがあります。
カリフォルニア州でも緑が豊かなところに行くとシカに遭遇することがありますが、そんなに多くありません。
東海岸のワシントンDCの郊外に住んだ際には、本当にシカによく遭遇しました。
裏の公園を散歩しているとシカの親子連れにかなりの頻度で遭遇していました。
運が良ければ、シカたちも私を見つめ返してくれたりと、ひとときの相思相愛を感じることができますw
上の写真も、散歩中に撮影したもの。
奇跡的に、私の方に近づいてきてくれました。
ショッピングカートが置き去りにされた公園で、シカに遭遇したことも…
そもそも、ショッピングカート、こんなところに置き去りにしないで〜
気の毒なのは、シカたちがよく道路に飛び出してくること。
特にワシントンDCの郊外では、夜間はシカが道路に飛び出してくることがあります。
同僚からは、危ないから急ブレーキをかけずに、そのまま突っ走れと周りからアドバイスをもらっていました。
シカの死体もかなり見かけました…
夫が昔住んでいた家は、シカが庭で死んでいて悪臭がひどく、何十キロもあるシカの死体を運んだと話していました。
カワイらしい鹿ですが、アメリカでは厄介者とも思われているようです。
やっぱり跳ねている姿が可愛すぎる!うさぎ
カリフォルニア州に引っ越してきて、野生のうさぎを住宅街やビーチで見かけます。
私が住んでいるエリアは、少し緑が多めの住宅街ですが、私が知っている限り、3匹は住宅街の庭に住み着いています。
どこに住み着いているかも、しっかり私は把握していますw
人がいないと道路まで出てきて芝生をゴロゴロしていますが、人がやってくると、すぐに横の歩道に逃げていってしまうので撮影が大変難しい…
たまに、物音を立てないように、鬼滅の刃「全集中」でジッとしているウサギもいます。
また、近所のビーチ(サンフランシスコ郊外のビーチ)にも、私が勝手に「うさぎの森」と呼んでいる場所があり、うさぎがかなりの数住み着いてます。
早朝や夕方にビーチを散歩すると、かなりの確率で茂みからでてきて、餌を食べている姿に遭遇できるんですよ。
一時期は、うさぎに会うためだけに、毎週末早起きしてビーチに通っていました。
↓のようなこんな姿をカメラにおさめることができましたw
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警戒心が強いのかすぐに逃げられてしまいます、でもやっぱりうさぎはカワイイ。
まあるい白いしっぽをふりながら、ピョンピョンはねていく様は、本当にカワイイ。
このビデオも何度も繰り返し、見てしまいました。
ごめんなさい、あれで最後の出会いにさせて。コヨーテ
これは超危険!
うさぎやシカのような動物から草まで、何でも食べるコヨーテは、人も襲うこともあるとか。コヨーテの詳しい解説記事はこちら。
さすがに、私もちょっと焦ったので、自分のスマホで撮影できませんでした。
コロナ期間中に住宅街を散歩したら、コヨーテが向こうからやってきたところに遭遇してしまいました。
最初は犬かなと思ったぐらいですが、なんだか雰囲気が違うので近づいていくと‥
コヨーテでした。
じっと目を合わせて、後退りしながら離れたほうがいいとのことですが、実際には「これはやばい」「こっちに来ないで」と思いながら早足で離れたためか、お相手のコヨーテさんもこちらをじっと威嚇しながら見てましたね…
賢い動物と言われているコヨーテですが、それはさすがに私でも感じました。
もう会いませんように…
まとめ
アメリカの住宅街に来ると、日本ではなかなか会えない動物たちと出会うことができます。
サンフランシスコやニューヨークなどの大都会ではこういった動物に出会うことができませんが、少し郊外に足を伸ばせば、日本では動物園に行かないと見られないような動物たちに、普通の住宅街で出会えます!
アメリカ旅行の違った楽しみ方を紹介してみました。
いつか、世界中の人が安心して旅することができる世界がくるといいですね。