タイ・バンコク旅行のついでに、アユタヤまで足を伸ばす人も多いのではないでしょうか。
アユタヤまで日帰りする人もいるかと思いますが、可能なら1泊2日でチャオプラヤー川の夕日を楽しむクルーズツアーに参加してみてはいかがでしょうか?
私も初めて参加してみましたが、夕日がきれいで意外によかったですよ!
本記事では、アユタヤの周囲を取り囲むチャオプラヤー川をボートでクルーズしながら3つの寺院を巡る「サンセットクルーズツアー」に参加した感想について紹介します。
- アユタヤ・サンセット・クルーズツアーの基本情報
- アユタヤ・サンセット・クルーズツアーの雰囲気
- アユタヤ・サンセット・クルーズツアーはこんな人におすすめ
- アユタヤ・サンセット・クルーズツアーに参加する方へのアドバイス
アユタヤ・サンセット・クルーズツアーの基本情報
- 時間:16時〜18時(毎日催行のはず)
- 訪問場所:ワットパナンチューン、ワットプッタイサワン、ワットチャイワッタナ−ラーム
- 参加費用(一人あたり):200バーツ(約600円)
注意:寺院への入場料は含まれていない(2019年2月現在、別途入場料として20B+50Bが必要)
- 申込み方法:各ホテル
- 集合場所:各ホテル
- 解散場所:アユタヤ スモール ナイトマーケット
アユタヤ・サンセット・クルーズツアーの雰囲気
16時にホテル出発。
ホテルの車でボートツアーの出発地となる場所まで移動します。
私のホテルからは、欧米人ばかり8人ほどが参加していました。
車内の座席には座りきれないので、私達は軽トラの荷台に乗って移動。
子供の頃を思い出しました。アユタヤの排気ガスにまみれましたが、楽しかったです。
子供の頃、祖父母の家で軽トラに乗せてもらって遊園地まで連れて行ってもらった懐かしい思い出が蘇りました。
ボート乗り場に着くと、何人かは既に乗り付けていたボートに乗せられました。
そのボートに乗り切れなかった私を含めた残り4人は 、次のボート便(出発時間未定)に割当てられてしまいました。
何の説明もないまま「ここで待っておけ」とだけ言われ、そのままボート乗り場で15分。
どこからかやって来た8割ぐらいの座席が埋まったボートに乗せられて、やっとツアー出発です。
クルーズというと立派な白い船を思い浮かべるかもしれませんが、こちらのサンセットクルーズツアーは木のボート!
ボートは、かなり歴史が感じられます。
1列3人がけで6〜7列になっています。
乗り降りがちょっと面倒なのが玉に傷ですが、チャオプラヤー川を移動するには十分なボートです。
むしろ、アユタヤの古めかしい古都の雰囲気と重なるので、地中海にあるような白いボートでなくてよかったかもしれません。(と慰めてみます)
ボートに合計20人位の観光客を乗せて、最初のスポットへ!
チャオプラヤー川自体は、キレイではないので茶色に濁っています。
しかし、ボートの涼しい風が気持ちよくて、なぜか爽快な気分になりました。
ボートからは、チャオプラヤー川沿いに生活している人々の生活の様子や、土などを運ぶ貨物船を見ることもでき、2時間のクルージングに飽きることはありません。
たまに、地元の親子連れが手を降ってくれたり、おばあちゃんが川沿いで涼んでいたり、若い男性が魚釣りをしていたりといった姿に遭遇するのも、このクルージングを魅力的にしてくれます。
最初のスポットは、ワットパナンチューン。
大規模な中華系の雰囲気が漂うお寺です。入場料は20バーツ。
ボートを降りたところで、入場料を現金で支払います。
見所は、奈良の大仏ぐらいの大きさがある、大きな金の大仏。
20分の観光時間では、大きなお寺を正直見終わることはできません。
が、目玉の金の大仏だけは見ておくことをオススメします。
次のスポットはワットプッタイサワン。
一見なんの見所もないお寺ですが、お寺の奥の方に進んでいくと、なんと寝そべったブッダの姿(涅槃仏)を拝見することができます。
私達は、たまたま涅槃仏を発見できましたが、おそらく同じボートに乗っていた人たちの多くは見逃していました。
みんな早々にボートに帰っていましたので。
私達は、20分の観光時間ギリギリにボートに戻りました。
最後のスポットは、ワットチャイワッタナーラーム。
17世紀に建てられた仏教寺院です。
アンコールワットと似た感じの建物でした。
ワットチャイワッタナーラームに到着する頃には、ちょうど日が落ちる時間になっており、ボートの全員が写真をとりまくるほど絶景でした!
入場料50Bを支払って寺院の中へ。
観光時間は20分ですが、20分だと足りないぐらい見ごたえがありました。
全員がそろったら、解散場所となるナイトマーケット近くの船着場へ向かいます。
何人かは途中の船着き場で降りていきました。
こちらのナイトマーケットは小規模。
いくつかの飲食店や出店があるので、そのままナイトマーケットで夕食をとることもできます。
また、トゥクトゥクも待っているので、そのままホテルへ帰ったり、他の場所に移動することもできました。
アユタヤ・サンセット・クルーズツアーはこんな人におすすめ
アユタヤに宿泊する方であれば、違った角度からアユタヤの街を見ることができるのでボートツアーはオススメです。
多少、ボートの乗り降りは面倒くさいですが、200B(約600円)の価値はありました。
ボートツアーで訪れる場所は比較的ダウンタウンからは距離がある場所になるので、昼間はアユタヤの中心部をトゥクトゥクや自転車でまわり、夕方にこのサンセット・クルーズ・ツアーでアユタヤ周辺部にある寺院を廻るのがおすすめです。
アユタヤ・サンセット・クルーズツアーに参加する方へのアドバイス
サンセット・クルーズ・ツアーは、観光ガイドがついていません。
従って、ワットプッタイサワンのように見所を見逃す可能性もあります。
ぜひ、事前に各お寺の見所を「地球の歩き方」や「るるぶ」などの観光ガイド本で確認することをオススメします。
事前にツアーを予約しておきたいという方は、オンライン予約ができるベルトラ(VELTRA)が便利です。