みりタビ

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観光都市ラスベガスの人気の秘密を考える!

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最近、ラスベガスに何度か行く機会がありました。街を歩くと、いつもたくさんの観光者であふれているラスベガス。夏なんて、砂漠の中にある40度を超える場所なのに、なぜこんなに観光者が絶え間なく訪れるんだろうと疑問に思うほどです。いい機会なので、ラスベガスが観光地として人気の理由3つを考えてみました。

ラスベガスは、年間4200万人が訪れる観光都市!

  • アメリカ・ネバダ州にある人口62万人の都市。
  • 年間4200万人が訪れる観光都市*1
  • アメリカで7番目に観光客が訪れる都市*2
  • 海外からの観光客はうち約16%
  • 21歳から39歳までの観光客が半数、一方で65歳以上の観光客も約14%占めており、満遍なく広い世代から愛されている都市*3

 

ラスベガスのここがすごい! 

理由1:様々な娯楽施設がある街ラスベガス

ベネチアンホテル

ベネチアンホテル

ラスベガスは砂漠の中にある小さな街からスタートしましたが、今はラスベガスに来るだけで様々なことを楽しむできる点が魅力です。例えば、美味しいレストラン・カジノ・ショー・クラブ・ショッピング。

 

レストランもアメリカ料理だけでなくイタリア、フランス、中華等の美味しい、かつ様々なレストランが沢山ある点がすごい!ラスベガスは、美食の街とよく耳にします。

 

ショーも大人向けのショーから家族で楽しめるものまである点もすごい。ビートルズやマイケルジャクソンと言ったショーを開催している点も、そういったビートルズ世代を取り込む狙いがあるのでしょうね。

 

ラスベガスの魅力は人工のものだけではありません!自然という観点から言うと、デスバレーやグランドキャニオン、アンテロープと言ったアメリカを代表する場所にアクセスできる点がメリットですね。

 

その他にも、実は国際会議が多く行われる場所でもあります。私も、数回はあるIT系イベントに出席するために、何度かラスベガスを訪れました。そのため、各ホテルにはイベントを催すことができる大きなホールや会議室がいくつも併設されています。

 

更に、定期的に設備をアップデートしている点も多くの人を魅了し続ける秘密だと思います。ラスベガスの多くのホテルは1990年前後にたてられたホテルが多いようですが、多くが改装工事を何度か行ったり、部屋の中の家具を新しいものにしたりして、アップデートをしており、訪れた観光客が快適に過ごせるように努力しているように感じました。

 

私が泊まったことがある、火山で有名なミラージュホテルも1989年に建設されたホテルですが、 部屋の中には最近のデザインの家具が設置されているように感じました。

 

色々な楽しみ方がある街ラスベガスという点が、様々な嗜好を持つ人をひきつける理由の一つだと思います。

 

理由2:友人同士でも、カップルでも、様々な世代が楽しめる

エクスカリバーホテル

エクスカリバーホテル

ホテルごとに、その外装・内装や価格設定で自然とターゲットとしてる観光客のセグメントが違うように思います。もちろん、ホテル内に入っているレストランも違います。

 

例えば、エクスカリバーというホテルは海賊をテーマにした家族づれをターゲットにしたホテルで、中にもファミリーレストラン的なものが多く入っているように感じました。一方、Ariaホテルはファミリーと言うよりは大人のカップルをターゲットの観光客として想定しているように感じました。

 

こうした 色々なターゲットにあわせた観光施設づくりをしている点も、老若男女が来やすい観光地になっている秘密だと思います。実際、大学生のような若いカップルやグループから 年配の方までこのラスベガスで見かけました。それが数字となって、各年代が満遍なくラスベガスを訪れている理由だと思います。

 

理由3:比較的、治安がいい

夜間行なわれるミラージュの火山噴火ショー

夜間行なわれるミラージュの火山噴火ショー

夜遅くなっても大通りであれば、一人で歩いて移動できる点が嬉しいです。アメリカ国内だと、暗くなったら出歩くのは少し怖いですが、ストリップは警官も多く見かけますし、人通りも多いので観光がしやすいのは嬉しいです。

更に、ラスベガス、特にストリップのあたりはホテル間で無料トラムが走っていたりもする点も移動が便利で助かりました。

 

ラスベガスここを改善したい!

観光都市としてかなり完成されているラスベガスですが、観光客として訪問したときに何点か気になる点もありました。 

タバコの分煙

カジノや路上でタバコを吸っている姿をよく見かけます。アメリカでは禁煙が普通なので、かなり違和感を感じます。ホテルによっては換気でカバーしていてあまり煙たくないホテルもありますが。。タバコの喫煙者人口とともに次第に変わっていくのでしょうね。

 

更に、道路を歩きながらアルコールを飲んでいる人が多いことも少し驚きます。アメリカでは、基本的には道路や公園でのアルコールは禁止されているので、ビールを飲みながら歩いている人が多いのも少し驚きました。聞いた話によると、アルコールを飲みながら歩いていい区間はストリップの中でも限られているようです。

 

物価が劇的に高い

とにかくストリップはなんでも高いのが難点。知り合いのアメリカ人たちもここは高すぎると言っていました。もちろん、地元の人もストリップはCrazyだと言ってその物価の高さを嘆いています。ただし、ストリップから外れると安くていいものが手に入ります。個人的にはそれでもやっぱり価格をもう少し抑えてほしいと思います。

 

ラスベガスのホテルも、見た目の価格は安いのですが、Resort Feeといって追加料金として約$40(1泊あたり)を現地で徴収されるのも観光客には不親切だなと思います。追加料金を徴収するぐらいなら、元から料金として含んでほしいですよね。

 

無料のWi-Fiがあると嬉しい

ラスベガスには街中にFree Wi-Fiはありません。ただ、各ホテルから無料のWi-Fiが提供されています。無料のWi-Fiはあったらいいなと思いますが、必須ではないのかなとも思います。空港でSIMカードも売っていました。

 

さいごに

多くの人を惹きつけてやまないラスベガスの人気の理由について考えてみました。ラスベガスの様々な嗜好に沿う設備・イベント、各世代にマッチする設備・治安がその人気の秘密だと思います。大規模な投資が必要ですが、こうした観光都市の作り方は、日本も学べる点が多いと思います。 

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