ベトナムのLCCベトジェットって知っていますか?
そう、ビキニの水着ショーで一躍有名になったベトナムの飛行機会社です。
LCCは色々乗っていますが、噂のベトジェットに一度乗ってみようかと思い、タイーベトナム間でベトジェット(VietJet)に乗ってきました。
本記事では、ベトジェットの乗車体験について紹介します。
ベトジェットの日本への就航スケジュール
ベトジェットは、日本(成田と関空)〜ベトナム(ハノイとホーチミン)に飛行機を就航しています。
日本発の出発時刻は午前中で、ベトナムには午後早い時間に到着、逆に帰りはベトナムを深夜に出て日本に早朝に到着というスケジュールが組まれているようです。
会社員トラベラーには嬉しい、土曜日発で月曜朝着という弾丸トラベルも可能かもしれませんね!
ベトジェットの予約
航空券はLCCも検索できるスカイスキャナーで一括検索し、合計金額が最終的に安くなったTrip.comを使って、航空券の予約を行いました。
スカイスキャナーで検索したときは、ベトジェットの公式ページが最安値を示していましたが、決済段階でクレジットカード払いだとかなりの手数料(約500円近くだったはず)を取られることが判明したので、Trip.comで予約しました。
報道だと、Trip.comはホテルの予約に関して、以前はトラブルもあったようですが、今回の航空券予約では全くトラブルもなく、予約完了・飛行機に乗ることができました。
個人的に、Trip.comはホテル予約で何回か利用していますが、問題が起きたことは1回もありません。詳しくは、記事「【実体験】Trip.comって大丈夫?Trip.comを使った予約を体験ルポ」で紹介しています。
ベトジェットのチェックインの様子
バンコクでは、出発時刻の2時間半前から搭乗手続きがはじまりました。
搭乗手続きは比較的サクサクと手際よく行われていたように感じました。
ベトナム行きの飛行機だったため、ベトナムに前回訪問した日時とベトナムから出国する飛行機を予約しているのかを問われました。
ベトナム行きの飛行機に乗る方は、「ベトナムに前回訪問した日時」と「ベトナムから出国する飛行機の予約票」を予め準備しておくと、チェックインがスムーズに終わると思います。
あらかじめチェックイン荷物のオプションを購入していたためか荷物の大きさはチェックされないものの、すべてのチェックイン客の荷物の重さは測っていました。
ベトジェット搭乗の様子と雰囲気
チェックインはスムーズに終わったベトジェットですが、搭乗でトラブルが待っていました。
搭乗時刻になっても、電光掲示板に搭乗ゲートが表示されません!
次第に不安になってきました。
搭乗予定時刻を10分ぐらい過ぎた時点でやっとゲートが表示。
ゲートに急いで向かうも、ゲートは閉まったまま。
他の乗客も不安な様子でじっとゲートが開くのをまっていました。
元の出発時刻近くになって、やっとゲートが開きました!
パスポートチェックに長い列ができていました。
やっと飛行機に乗れるのかなと思いましたが、さらに30分ほど待合室で待ちます。
よく見てみると、ゲートの前に「Delayed(遅れる)」との張り紙が。
予想出発時刻は書かれていません。結局、1時間遅れでの出発となりました。
遅れた理由もよくわかりませんでしたが、夜9時近い出発での1時間遅れは痛いですね。
疲れがたまります。
遅延は不可抗力もあると思うので仕方ないとは思いますが、ベトジェット側のオペレーションももっとやり方があったのではと感じました。
全くアナウンスもなかったですし、遅れるなら遅れるって早めに表示して欲しかったです。
遅れるのであれば、もう少しプライオリティ・パスを使って空港ラウンジにいることもできたのに…
タイには、プライオリティ・パスで入れるラウンジが沢山あります。
いくつか行きましたが、現時点での私のオススメはAir France-KLM Sky Lounge 。詳しくは、記事「【Air France–KLM Sky Lounge】タイ・バンコク・スワンナプーム国際空港のプライオリティパスで入れるラウンジ」で紹介しています。
ベトジェットの飛行機の中の様子と雰囲気
機内はきれいに清掃されています。
そして短距離線なのにでかい!240席ぐらいある大きな飛行機でした。
そして、満席です。
席は革張りで、清潔感があります。
座り心地も悪くありません。
ただ、離陸するまでは冷房がかなり弱め。
冷え性の私でも、暑いと感じるほどのスーパー弱冷房。
満席なのにずっと弱冷房だと辛いなと思っていました。
離陸すると急に冷房が強くなったので、ホッとしました。
機内は離陸するまでうるさめです。
アジア人の人たちは本当によく喋りますね。
乗客は、ベトナム人・タイ人・韓国人・欧米人・中国語を話す人たち、という感じですが、ほぼアジアの人たちです。
隣のおじさん達も、ずっと話が止まりません…
頭上の荷物置き場は、荷物代を節約するために荷物を持ち込んでいるため、かなり容量一杯の状態です。
みんな無理に押し込んでいました。
ベトジェットの東南アジア路線は、割れ物は頭上に置かないほうがいいかもしれません。荷物が押し込まれた時に割れてしまうかもしれません。
機内は4ー5人のフライトアテンダントがいました。
ほとんどは、男性で女性は1人だけと言うかなり偏った男女比率でした。
珍しいです。
私の記憶が正しければ、ベトジェットはビキニ水着ショーで有名だったと思います。
本当にビキニのCAさんが出てくるんだろうかと思っていたら…
CAさんの制服は、普通の洋服でした。
赤いポロシャツに男性は黒ズボン、女性はキュロットと言う格好です。
特に女性の制服は、子供探検隊のような格好に見えました(ごめんなさい!)。
もう少し、カワイイ制服でもいいんじゃないかなとは思います…
ベトジェットはLCCですので、機内サービスは基本的にはありません。
お水も有料です。
1時間半のフライトだったのでほとんどの人が購入していませんでした。
そして、1時間遅れの22時50分にやっとベトナム・ホーチミンに到着。
着陸も大気の状態が不安定だったのか、かなり荒目の着陸でした。
一回ジャンプして、その後急ブレーキ。
スムーズとは言い難い着陸でしたが、誰も拍手していなかったところを見ると、この辺りでは普通だったのかもしれません。
個人的には怖かったです。
ベトジェットはこんな人にオススメ
お金はないが時間はある、そして包容力のある旅人におススメです。
個人的には、機内サービスは期待通りだったので不満はないですが、遅延の説明などの空港オペレーションが良くなかった点が不満でした。
ただ、私の主人もベトジェットを利用していましたが、彼はそんなネガティブ経験もなかったようなので、私はちょっとツイてなかっただけだと思います。