長い国際線フライトでやっと目的地に着いた!と思ったら、入国審査で長い行列。
なんてことありませんか?私は、あります。
長いときだと、ロンドンのヒースロー空港で2時間待たされたことがありました。
本記事では、入国審査にかかる時間とその調べ方について紹介しています。
現地の友人や家族に迎えに来てもらうときなどに、この時間情報をもとに待ち合わせ時刻を伝えることができると便利ですね。
アメリカの入国審査にかかる平均待ち時間は主要な空港で18分
アメリカのある調査期間が、アメリカ国内で最も混みあっている10の空港に対して、国際線で到着した乗客が入国審査・税関の通過にかかる時間を集計したものが下記の表です。
順位 | 空港名 | 都市名 | 平均待機時間 | 最大待機時間 |
1 | Washington Dulles (IAD) | ワシントンD.C. | 11.19 | 34.03 |
2 | Atlanta Hartsfield-Jackson (ATL) | アトランタ | 12.05 | 41.62 |
3 | Dallas-Fort Worth (DFW) | ダラス | 14.83 | 43.35 |
4 | Chicago O’Hare (ORD) | シカゴ | 16.17 | 42.88 |
5 | Newark Liberty (EWR) | ニューヨーク | 17.9 | 38.05 |
6 | Houston George Bush (IAH) | ヒューストン | 19.68 | 51.48 |
7 | Los Angeles (LAX) | ロサンゼルス | 20.14 | 42.39 |
8 | Miami (MIA) | マイアミ | 22.43 | 54.31 |
9 | San Francisco (SFO) | サンフランシスコ | 24.66 | 45.12 |
10 | John F. Kennedy (JFK) | ニューヨーク | 25.04 | 54.95 |
参考:NEW DATA: JFK HAD LONGEST CUSTOMS WAIT TIMES AMONG TOP 10 BUSIEST INTERNATIONAL US AIRPORTS IN 2015
データによると、最も通過時間が早いのはワシントンD.Cの郊外にあるワシントン・ダレス空港。
脅威の11分です。
私もかつてはワシントン・ダレス空港の近くに住んでいたのでよく利用していましたが、あまり長く待った記憶はありません。
逆に、ワースト1位はニューヨークのJFK。25分でした。
ワースト1位のニューヨークでも、最大1時間で入国審査・税関を通過できるとのことです。
意外とやりますね、アメリカ。
また、10の空港の平均通過時間は約18.4分でした。
2019年7月にサンフランシスコ空港を利用したときは、入国審査に30分ぐらいはかかっていたと思います。
長蛇の列ができていましたね。
2020年1月にハワイのホノルル空港から朝9時過ぎに入国したときは、入国審査場が大混雑で、入国審査にたどり着くまでに20〜30分、そこから20分はかかった記憶があります。
ホノルル空港を利用するときは、入国審査場周辺はお手洗いの場所も限られていたので注意が必要です。
集計対象となっているのは大きな空港ばかりですが、個人的な経験から言うと、地方の空港の方が入国審査・税関の通過は早いと思います。
例えば、シリコンバレーにあるサンノゼ空港だと、飛行機到着後30分以内には空港の外に出てくる印象です。
アメリカの入国審査にかかる時間を調べる方法はAWT
アメリカに限られますが、少し小さめの空港の待ち時間の最新情報が、Airport Wait Timesにて公開されています。
調べたい空港を選択し、データを確認したい期間を指定すると、下記のようにデータが表示されます。
U.S. Citizen(アメリカ国民)とNon U.S. Citizen(アメリカ国民以外)にわかれて、平均の待機時間が表示されます。
さいごに
本記事では、 アメリカの主要空港の入国審査にかかる時間と、その調べ方について紹介しました。
ぜひ、海外旅行前に確認してみることをおすすめします。
もし、待ち時間が長いようであれば、周辺の空港も確認してみてくださいね。
また、空港によっては空港の使用料金も変わるので、航空券の価格がかなり異なる場合があります。ご参考まで。