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【体験談】価格高騰で参った!カナダ・カルガリーでのレンタカー体験【バジェットレンタカー】

カナダ・カルガリー空港でレンタカーを借りました。実はカルガリーでのレンタカーは人生の中でもトップ3に入るほど酷い経験でした。これから、カナダでレンタカーを借りる方向けに、レンタカーの予約方法・借り方・返却方法・実際に借りた感想・アドバイスについて紹介していきます。

粘り強く検索したい、カナダのレンタカー予約

カナダ・カルガリーはレンタカー不足のため、2020年夏はひどいレンタカー価格の高騰が起こっていました。コンパクトカーであっても、1100ドル~200ドル。1週間で1000ドルを超えていました。それはひどい価格の高騰です。

普通であれば、空港より市内のほうがレンタカー価格は安いので、市内のレンタカー会社も探したのですが、多くの市内のレンタカー会社は週末は休みのようです。今回の旅行プランとは予定があわずに断念しました。

粘り強くレンタカーを探した結果、autoeuropeというサイト経由でBudgetで1週間で350ドルという特に安いDealを見つけることができ、大丈夫かなと不安になりながらも予約を行いました。

 

結局、1週間近くレンタカーの検索を行っていました…。結果的に、いい値段で予約できたので良かったですが、疲れました。

 

実際に検索・予約をして、とにかく粘り強く、Expediaやブッキングドットコムなどのメジャーなサイトだけでなく、いろいろなサイトで予約をして安心&納得できる価格のディールが見つかるまで検索することをおすすめします。

 

レンタカーの保険は、多くの場合クレジットカードの付帯保険でカバーされているので購入が不要な事が多いです。今回は、私もLiability Insuranceだけをつけて、他のPersonal Injuriesなどはレンタカー会社では購入しませんでした。

 

カルガリー空港でのレンタカー貸し出し手続き

カナダのレンタカーを借りる手続きは、アメリカのそれと変わりません。しかし、カナダのBudget特有の問題なのか、とにかく車の鍵を手にするまで時間がかかりすぎました。しかも、店員さんも疲れているのか怒っていて、お客さんも待ちくたびれて怒っている。そんなカオスな状況でした。状況を少し詳しく説明していきます。

 

カルガリー空港レンタカー

カルガリー空港にはレンタカー会社が集まるレンタカービルがあります。手荷物を受け取ったら、「Rental Car Centre」と書かれている看板を目印に、レンタカーセンターへ。

 

カルガリー空港レンタカー

途中、いったん外に出て横断歩道を渡ってビルの2階にあるレンタカー会社「Budget」のカウンターへ。しっかり看板が出ているので迷うことはありません。

 

カルガリー空港レンタカー

他のレンタカー会社には列がたくさんできていたのですが、なぜかBudgetだけは列がない。これは、早く借りて早く街に出られるかもと期待しました。

 

早速、カウンターで係の方に名前を告げて、アメリカの運転免許証、クレジットカードを渡しました。日本の方であれば、日本の運転免許証と国際免許証になると思います。

さらに、ドライバーとして1名追加したい旨を告げたところ、1日につき12.99ドルの追加料金がかかりますとのこと。高いですが、追加してくれるようにお願いしました。

そして、返却時にガソリンが空でも返せる、ガソリンの事前購入をしますかと聞かれました。そのときに言われたガソリン価格は1リットルにつき1.74ドル。その時のウリ文句は、市内のガソリンスタンドより安いですよ、とのこと。(これは後でそこまで安くなかった事がわかるのですが)当時はカルガリーのガソリン事情がわからなかったので、ついお願いしますと言ってしまいました。後悔。

 

その後、車が用意できるまで待っていてくださいと言われ、レンタカー会社カウンターの正面にあるベンチで待機。よく見てみると、何組もそこで待っているようです。隣で座っていたアジア人家族の中国語が聞こえてきました。「1時間も待っているのになぜ車が用意できないの、すでに予約した時間を過ぎているし、すでに料金のチャージが始まっている。これだと実際に車を使える時間が少なくなるじゃないか」怒っているようでした。彼らは何度かカウンターに行って文句を言っていましたが、それでも一向に用意ができない。しばらくして、彼らの名前が呼ばれ、彼らはレンタカーのもとに歩いていきました。

 

そして、私達は…。彼らと同じく、30分以上その場で待ちました。さすがに待たせすぎと思ったので、何度かカウンターに言って文句を言ったのですが、「待ってください」の一点張り。店員さんは本当に感じが悪かったですね。何回かはニュージーランドからの旅行客だという方と一緒に文句を言いにいっても同じ。そして、1時間が過ぎたあたりで、やっと私達の名前が呼ばれました。すでにレンタカーの開始時刻から1時間以上は経過していました。最終手続きのときも、店員さんは不機嫌。アメリカでもなかなか見られないほどの不機嫌っぷりでした。カナダで最悪の体験でしたね…。

 

カルガリー空港レンタカー

そして、レンタカーのピックアップ場所へ。車がたくさん並んでいて、どれが自分のものかわかりません。やっと見つけていた車はなんとSUV。コンパクトカーを予約していたのに、アサインされた車は日産Rouge。SUVです。最初は良いかなと思ったのですが、慣れない国で少し大きめのSUVでは、運転に慣れるまでに時間がかかりました。やっぱりコンパクトカーが良かったなと思いました。

 

夏のバンフの運転はそんなに山道もなかったので、コンパクトカーでも十分だったなと思います。

 

おそらく、車不足で車の手配がうまくいかなかったんでしょうね。戻ってきたものから貸し出しているそんな印象を受けました。

 

Budgetでレンタルした車の状態

今回レンタルしたのは、2019年か2020年モデルの日産の白いRouge。すでに30000kmほど走っていたと記憶しています。

 

車内はキレイとは言わないですが、まあまあ掃除されていました。あれだったら、ギリギリ合格点だと思います。夫はタバコのニオイがすると言っていましたが、すぐに気にならなくなりました。

 

カルガリー空港レンタカー

外観は、大きなキズはないものの、結構な数の細かい傷がありました。借りる前に傷のチェックをしたのですが、大体の傷はチェックされていましたし、Budgetで管理しているという印のシールが貼られていました。

 

フロントガラスをキレイにするための液体が入っていなかったのが残念ですが、それ以外はそれなりに整備されていたと思います。

 

カルガリー空港でのレンタカーの返却方法

カルガリー空港レンタカーの返却

空港が近づいてくると「Return Rental Car」と書かれた看板が見えてきます。基本的には、その看板に従って所定の場所までレンタカーを運転し、返却場所でレンタカーを停めて、係員の方に最終チェックをしてもらっておしまいという流れになります。

 

空港が近づいてくると、複数の車線にわかれ、レンタカー返却はこちらという看板が見えてきました。

 

カルガリー空港はレンタカー会社ごとに、返却場所が微妙に異なるので、看板を見ながら返却一までゆっくりと運転していきます。

 

カルガリー空港レンタカー

私が借りたBudgetの標識が見えたので、ゆっくりと車線変更をして、レンタカーの返却場所に入っていきます。ビルの中にゆっくりと入っていきます。

 

カルガリー空港レンタカー

ビルに入ると、会社ごとに標識があるので、自分がかりた会社の案内に沿って進んでいきます。

 

カルガリー空港レンタカー

少しだけ奥に入っていくと、私がレンタルしたBudgetの看板が。その奥にはズラーッとレンタカーが並んでおり、その最後尾に駐車して、荷物をすべて引き上げます。

 

店員さんが、車の外観と中をチェックして、手続きが完了した旨を教えてくれておしまい。チェックは簡単で2−3分で終わってしまいました。追加料金のチャージがないことを確認しておしまい。よかった。

 

カルガリー空港は、レンタカーの返却場所からターミナルまで歩いて3分ほどで空港に行くことができたので便利でした。

 

カルガリー空港でのレンタカーで学んだこと

カルガリー空港レンタカー

レンタカーは早めに予約すべき

カルガリーのレンタカーはコロナ禍の影響もあり不足気味。1週間で1000ドル超えだったりもします。隣に座っていた方は、1日だけで数百ドルも払ったと言っていました。安いディールを見つけたら早めに予約しておくことをオススメします。

レンタカーのピックアップは時間がかかる(場合がある)

多くのレンタカー会社の窓口で長蛇の列ができていました。レンタカー会社が人員不足なのかわからないですが、隣のNationalも列ができていたし、Budgetも車を借りるまで1時間近く待っていました。私も何度もレンタカーを借りたことがありますが、ここまで待たされたことはありません。時間に余裕を持った旅行計画がオススメです。

レンタカー会社のガソリンは購入しない

レンタカー会社で購入したほうが安いよと言われたけれども、実際にはガソリン価格は最安値ではありませんでした。また、ガソリンの満タンにしたときの価格をチャージされるのですが、空にして戻るのは至難の業。カルガリーのように市内と空港が近いのであれば、市内で満タンにして戻したほうがずっとお得だと思います。

ガソリン価格をチェックして賢く購入する

街によってガソリン価格が大きく違うので、Google Mapsを使ってガソリン価格を事前にチェックすべきです。例えばバンフ市内は1リットル2ドル近かったのですが、隣町まで行くと1.7ドル台だったりと大きく値段が違いました。

事前に支払いを求められることが多い

アメリカのガソリンはセルフであればクレジットカードを差し込めば、簡単に購入できるのですが、カナダは前払いが多かったです。ガソリンスタンドによるとは思いますが、場所によっては「満タン」はだめ、「何リットルほしいか」を事前に言ってくれと言われました。急いで、スマホで検索して借りている車のガソリンタンクの大きさを検索したこともあります。事前に借りている車のガソリンタンクの大きさをチェックしておくといいと思います。

 

 

 

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