食通の街として知られる、フランス・リヨン。
本記事では、フランス・リヨン・Perracheの駅前にある地元の人にも大人気レストラン「Brasserie Georges」について紹介します。
インターネットの評価サイトで人気が高かったので訪問してみましたが、評判通り美味しかったです!
やっぱり、遠く離れた所で食べるフランス料理とは違うなと感じました。
駅前の少し派手な装飾が正直不安にさせますが、地元の人もたくさん訪れていて、かつ生演奏も流れており、文化レベルの高さを感じてしまう素敵なレストランです。
- Brasserie Georgesの基本情報
- 生演奏を聴きながら食事を楽しめるフランスの大衆食堂Brasserie Georges
- カジュアルな格好で気軽に楽しめるBrasserie Georges
- Brasserie Georgesのメニュー
- Brasserie Georgesの基本情報
- さいごに
Brasserie Georgesの基本情報
- レストラン名:Brasserie Georges
- 住所:30 Cours de Verdun Perrache, 69002 Lyon, France Google マップ
- 営業時間: 午前11時30分〜午後11時
- 予約:可能(電話のみ)
- クレジットカード:利用可
- 公式サイト:http://www.brasseriegeorges.com/en/
生演奏を聴きながら食事を楽しめるフランスの大衆食堂Brasserie Georges
リヨンPerrache駅のすぐ駅前に位置しています。
リヨンPerracheの鉄道駅がある側を出て、IBISホテルがある方向に歩いていくと、すぐ横にレストランBrasserie Georgesがあります。
レストランに入ると、人数を伝えてテーブルがすぐ用意できるかをききます。
テーブルがなければ、順番待ちのリストに記すために名前を聞かれます。
テーブルが準備できたら振動する機械を渡されるので、その機械が鳴るまで入ってすぐ横にあるバー付近で待ちます。
私達は、週末の夜8時という夕食のゴールデンタイムに行ってしまったので、45分待ちです。
隣のバーカウンターでお酒を飲みながら待つこともできますが、バーカウンターにもすごい行列ができていました。
ビールは約2.5€だったのでお手軽な値段だったように思います。
30分ぐらい待ったところで、席に案内してもらいました。
レストランの店内は、ホールのようでとにかく多くの席が並んでいました。
ホールの中の様子は、Brasserie GeorgesのYoutubeがイメージがわかりやすいです。
店内には、オーケストラの生演奏まで流れています!
さすが、フランス。
庶民のレストランで生演奏が流れているとは…と、格の違いを感じてしまいました。
この生演奏ですが、誕生日ケーキが出てくるときには、必ず店内の照明が落とされ、Happy Birthdayの音楽が流れます。
レストランにいる多くの人が手拍子をして、誕生日をお祝いします。
素敵です!
中には、結婚記念日と思われるものもあり、エリック・クラプトンのWonderful Tonightも流れていました。
ロマンチックすぎます。
それはそれは素敵な生演奏なんですが、ひとつだけ問題があります。
とにかく誕生日の人が多い!
10分に1回はHappy Birthdayの音楽が流れるので、手拍子をしなければいけない。
でも食べないといけない。手拍子もしないと。。。と、忙しかったです。
隣のテーブルのフランス人と、「また?」という表情で微笑みあうのも楽しかったです。
カジュアルな格好で気軽に楽しめるBrasserie Georges
一見、外から見てみると華やかな雰囲気なので服装が心配になりました。
ホテルの人に聞いてみても、「カジュアルな格好で大丈夫。気にするな!」と言われましたが、本当にカジュアルな格好で全く問題ありません。
私達だけでなく、地元の人と思われる人たちもスニーカーやTシャツで入ってきていました。
Brasserie Georgesのメニュー
前菜・メイン・デザート・アルコールとすべてあります。
メインで一皿15€〜25€ぐらい。
前菜は、10€以下から揃っています。
今回、私達が食べてみたものを紹介していきますね。
Duck Foie Gras, Chutney of Apricots, Toasted Bread
フォワグラが濃厚でオイシイ!
気のせいかもしれませんが、アメリカで食べるフォワグラとは味が違いました。
付け合せのオレンジみたいなものですが、なんだろうと食べてみてビックリ。
ナント生姜を甘く似たものでした。
生姜をこんな風に調理するなんて自分には考えもつかなかったなとビックリです。
TarTar
「これを食べるために、フランスにやって来た」と言っても過言ではない牛肉のタルタル。
5年ぐらい前にパリで食べて以来、このタルタルを再び食べたいとずっと思い焦がれて、やっとタルタルに再会することができました!
完全な生肉なので好き嫌いがありそうですが、私は好きです。
ハンバーグの種みたいな肉を、そのまま食べます。
生肉を食べるなんて、野蛮ですか?
野蛮かもしれません、でも美味しかったです。待ったかいがありました。
ただ、量が多すぎる!
最後の方は無理して食べましたが、かなりお腹が一杯でした。
でも、どこでも食べられるものではないので、食べられて本当に幸せです。
Pan-fried “Angus” Sirloin Steak (approximately 300gr) Maître d’hôtel Butter, Potatoes with Parsley
こちらのステーキは固め。
ミディアム・レアでお願いし、そのとおりミディアム・レアで出てきたのですが。。。肉が薄くて固かったです。
噛み切れずに、飲み込んでしまいました。
フランスのステーキは、私達が想像しているものとは違うのでしょうか?
ただし、付け合せのポテトは激ウマです。
ポテトの火加減が均一に通るようにするためか、ポテトの形がブーメランの形のようになっており、サクサクしていて美味しかったです。
このポテトは只者ではない雰囲気をだしていますが、ステーキがちょっと。。
アメリカ風のぶ厚いステーキを食べ慣れてしまっていると、違和感を感じるステーキとなってしまうかもしれません。
ご注意ください!
Brasserie Georgesの基本情報
- レストラン名:Brasserie Georges
- 住所:30 Cours de Verdun Perrache, 69002 Lyon, France Google マップ
- 営業時間: 午前11時30分〜午後11時
- 予約:可能(電話のみ)
- クレジットカード:利用可
- 公式サイト:http://www.brasseriegeorges.com/en/
さいごに
リヨン駅前にあるレストラン「Brasserie Georges」を紹介しました。
地元の人も観光客も多く訪れている大衆レストランです。
夜8時頃になるとかなり混み合うので、できればその前に入店しておくのがオススメです。
正直、このレストランに行って、いい意味で衝撃を受けました。
おそらく、フランスでは大衆居酒屋か食堂ぐらいのお店だと思うのですが、そんなお店でも生演奏が流れ、クラシックを聴きつつオイシイご飯が食べられるって、スゴイなと感じました。
このレストランができた1800年代後半でも、当時の人は同じ様に食事をしていたのかもしれません。
こういったものが日常にあることが、おそらくその国の文化レベルを創るというか、上げるんだなと強く感じた、フランスでの一コマでした。