クアラルンプールから世界遺産・ペナン島まで列車(プレミアムクラス)で行ってきました。
列車で景色を見ながら移動するのがスキで、かつて(約20年前)はタイからクアラルンプールまでマレー鉄道の夜行列車に乗ったこともあるのですが、今回はクアラルンプールからペナン島までの近距離移動。
めちゃくちゃ寒いけど快適な電車に、時代の移り変わりを感じました。
- クアラルンプール発ペナン行き列車
- クアラルンプール発ペナン行き列車の予約方法
- プレミアムクラス専用ラウンジ
- クアラルンプール発ペナン行き列車への乗車の様子
- クアラルンプール発ペナン行き列車への座席の様子
- クアラルンプール発ペナン行き列車の食事
- バターワース駅到着後のペナン島までのアクセス
- クアラルンプール発ペナン行き列車はこんな方におすすめ
クアラルンプール発ペナン行き列車
クアラルンプールからペナンへ電車で行くには、KL Sentral駅からButterworth(バターワース)駅まで電車で行き、そこからタクシーかフェリーでペナン島に渡ることになります。
私たちが選んだのは、午後発の1:37 PM発、5:49 PM着の列車です。
所要時間は4時間12分。
料金はプレミアムクラスで大人2名でMYR 295(約10,060円)でした。大人1名だと約5000円ですね。
実際に、KL Sentralからバターワースまで駅はたくさんあるのですが、実際に停まった駅は3-4個だった記憶があります。
クアラルンプール発ペナン行き列車の予約方法
KTMのサイトで直接予約しました。予約すると、登録したメールアドレスにQRコード付きの乗車券(PDF)が送付されます。
プレミアムクラス専用ラウンジ
プレミアムクラスのラウンジってどんなんだろうとめっちゃ期待して、かなり早めに駅へ到着。ただし、ラウンジが開いている時間は出発の時間直前の40分だけ。
一瞬、どこが入口かがわからなかったけど、倉庫の入口みたいなこの扉が入口。時間になったら係の人がやってきて、ラウンジに火が灯りました。
ラウンジには、赤いソファがずらり。駅を見下ろすことができるガラス張りの部屋で、開放感たっぷり。
だけど、コーヒーしかない。軽食なし。ラウンジ内にトイレはあるけど、トイレットペーパーなし…。
正直、このラウンジは期待外れ。無理して入るまでもないかも。
クアラルンプール発ペナン行き列車への乗車の様子
約20分前になると、係の人が誘導してプラットフォームへ連れて行ってくれました。
上記で紹介したラウンジには直通エレベーターがあったのですが、この時はメンテナンス中とのことで使用できず。かわりに、係の人を先頭に一列に並んで、外部エレベーターを利用して、駅の中を通り抜けて、プラットフォームへ。それなりに距離があり、少し移動が大変でした。
なお、ラウンジ入場時にチェックしているためなのか、乗車時に切符のチェックはありませんでした。
クアラルンプール発ペナン行き列車への座席の様子
座席は、2-1のシート配列。車内はギンギンに冷えていたので、長袖をお忘れなく。
後方には、大きな荷物を置くためのスペースがありました。
そして、座席はこんな感じ。かなり大きめの座席でゆったりと過ごすことができます。
足元のスペースもしっかりあるので、かなり快適。
各座席に電源コンセントがありました。
各座席にこんなスクリーンあり。飛行機みたいです。映画を見ることもできました。
予約の際に気になったのが、どちらが後方かということ。1が後方でした。
全体的に、座席はラグジュアリーで清潔感もあって快適でしたよ!
クアラルンプール発ペナン行き列車の食事
発車してしばらくして、食事・スナック・水が配布されました。各列車に、係の方がいて、食事などを配ってくれました。
イポーを過ぎたところで、サンドイッチとコーヒー。ごめんなさい、サンドイッチはまずかったです。
そして、食事も支給されました。食事は、おそらく何種類かあり、私が乗ったときはこちらの「ナシパンダン」。選択肢はありませんでした。
こちらが、ナシパンダン。緑のご飯に違和感を覚えたけど、見た目よりはずっと美味しかった印象。
十分な量の食事が配られるのでお腹がすくことはなかったですが、好みがわかれる食事なので、こだわりがあれば自分で用意するほうが言いかも。
バターワース駅到着後のペナン島までのアクセス
バターワース駅に到着。バターワース駅からは、フェリーかタクシーでペナン島まで向かう必要があります。こちらは別料金。
フェリーは下記のような時間に運行されているようです。
今回は、赤ちゃん連れ&荷物が多く、フェリー乗り場まで歩くのが大変だったのでタクシーを選択。フェリー乗り場と逆側にある、東南アジア版Uber「Grab(グラブ)」乗り場へ。
Grab利用の人はかなり多く、多くの人が集まり混み合っていました。人が多いためか、ローミングしていたネットも繋がりにくく、なかなか車が呼べない事態に。少し経つと空いてきて、ネットも繋がるようになり、ペナン島への運賃も下がりましたよ。
なお、Grab乗り場近くにトイレと売店がありました。
バターワース駅からペナン島のダウンタウンまでは、Grabタクシーで橋を渡って、30分ぐらいだったと思います。
クアラルンプール発ペナン行き列車はこんな方におすすめ
電車で景色を楽しみながら移動したい方におすすめ。電車での移動は快適でした!一点注意が必要なのは、バターワース駅からのタクシー(Grabカー)を呼ぶところ。ネットがつながらず少し焦りましたが、時間がたてばつながったし、特殊な車を呼ばなければ、すぐに車がつかまりましたよ。