外出禁止令で、ここ3週間ぐらい、散歩以外は外に出ていません。
そんなわけで、動画を色々とあさっているのですが、最近見始めた、アマゾンプライムの番組「メイキング・ザ・カット(Making The Cut)〜世界的デザイナーを目指して」を週末見てみました。
これ、面白いです!
ファッション業界のリアリティーショーですが、ファッションに興味がある人だけでなく、商品を作って販売している人にも学びがたくさんある、自己啓発番組として提案したい!
普段はジーンズにTシャツ姿のみりんですが、十分楽しめました!毎週、金曜日が待ち遠しいですね。
会社員のみなさんにも超オススメなので、紹介していきますね。
予告編はこちら!
- メイキング・ザ・カットのストーリー・あらすじは?
- メイキング・ザ・カットの配信スケジュールは?
- メイキング・ザ・カットで登場した作品が実際に買える!メイキング・ザ・カット・ストアって何?
- メイキング・ザ・カットの感想は?
- シーズン1、エピソード1「ハイディとティムが帰ってきた」の感想
- シーズン1、エピソード2「オートクチュール(パリ編)」の感想
- シーズン1、エピソード3「コラボレーション(パリ編)」の感想
- シーズン1、エピソード4「人生を懸けた戦い(パリ編)」の感想
- シーズン1、エピソード5「ストリートウェア(東京編)」の感想
- シーズン1、エピソード6「相反する性質(東京編)」の感想
- シーズン1、エピソード7「デジタル広告撮影」の感想
- シーズン1、エピソード8「ブランドの進化」の感想
- シーズン1、エピソード9「ポップアップショップ」の感想
- シーズン1、エピソード10・最終話「優勝者:次世代の世界的ブランド」の感想
- メイキング・ザ・カットはAmazonプライム会員限定作品
- まとめ|メイキング・ザ・カットは商品の売り方が秀逸!全ての商品・サービスを販売する人に見てほしい。
メイキング・ザ・カットのストーリー・あらすじは?
参考:amazon.co.jp
ずばり、ファッション業界版リアリティーショーです。
ニューヨーク・パリ・東京を舞台に、12名のデザイナーが、毎回違うお題を出されて、そのお題に沿った洋服を数日間でデザイン・作成し、ショーで披露。
ナオミ・キャンベルなどの豪華な辛口審査員がデザインの良し悪しを審査していきます。
毎回、落第者が選ばれ、最後に残った勝者が1ミリオンドル(約1億円)の賞金を手にして、Amazonサポートのもと商品を販売する権利を得られるという番組です。
MCはハイディとティム。
ティムは、ニューヨークのファッションの名門デザイン学校のファッション部の元学部長で、ファッションに関する本を何冊か出版しているスゴい人だったんですね。
メイキング・ザ・カットの配信スケジュールは?
参考:amazon.co.jp
2020年3月27日(金)から全世界で配信が開始されました。
毎週2話ずつの配信です。
配信スケジュールと各話のタイトルはこちら!
2020年3月27日(金)(配信済み)
- 第1話 ハイディとティムが帰ってきた / Heidi and Tim Are Back 【パリ編】
- 第2話 オートクチュール / Haute Couture 【パリ編】
2020年4月3日(金)(配信済み)
- 第3話 コラボレーション / Collaboration【パリ編】
- 第4話 人生を懸けた戦い / Fight For Your Life【パリ編】
2020年4月10日(金)(配信済み)
- 第5話 ストリートウェア/Streetwear【東京編】
- 第6話 相反する性質/Opposing Forces【東京編】
2020年4月17日(金)(配信済み)
- 第7話 デジタル広告撮影/Digital Marketing Campaign【東京編】
- 第8話 ブランドの進化/Brand Evolution【東京編】
2020年4月24日(金)(配信済み)
- 第9話 ポップアップショップ/Pop Up Shop【ニューヨーク】
- 第10話 優勝者:次世代の世界的ブランド/The Winner: The Next Global Brand【ニューヨーク】
メイキング・ザ・カットで登場した作品が実際に買える!メイキング・ザ・カット・ストアって何?
参考:amazon.co.jp
メイキング・ザ・カットでは、毎回のコンペティションで勝者が選ばれます。
そして、その洋服はなんとメイキング・ザ・カット・ストアと呼ばれるアマゾンの公式サイトですぐに購入することが出来ます!
第1話を配信の翌日に見た後に、これは買いたい!とアメリカのアマゾンにアクセスしたら…
アメリカでは即日完売!
かなりの人気があることがわかりました。
ネタバレを防ぐために、売切れ部分だけの画像を紹介していますが、本当に全サイズ売切れです…
ただし、日本の皆さんには朗報!
日本のアマゾン(メイキング・ザ・カット・ストア)ではまだ購入できるようです。
番組の知名度が上がれば、アメリカのように速攻で売り切れるコト間違いなし!
早めにアクセスしたほうがいいですね。
メイキング・ザ・カットの感想は?
私は、ファッション業界とは程遠い、毎日ジーンズとTシャツでOKというカリフォルニアに住んでいることもあり、華やかなファッションとは程遠い生活をしています。
でも、このメイキング・ザ・カットは見ていて純粋に面白い!
一話の長さが1時間なので、テンポがいいし、サクサクと話が展開していくので、せっかちな私も退屈しません。
パリなどの華やかな街の様子も見ていてキレイです。
また、ナオミ・キャンベルらの辛口審査員らが、洋服にコンセプトがないとか、ストーリーが感じられないとか、コメントしているのを聞くと、洋服ってそうやってデザインしているんだ…と新たな気づきがありました。
オートクチュールがテーマだった第二話では、ラグジュアリーとカジュアルラインをコンセプトを同じにしてデザインするあたりなんか、なるほど、こうやってデザインや素材をわけて見せるのかと純粋に勉強になりました。
英語もききやすいので、英語の勉強にもなりますよ。
ご心配なく!日本のアマゾンサイトでは、きちんと日本語字幕が付与されているので、ストレスなく動画を楽しむことができます。
また、IT企業の会社員としては、アマゾンのこの商品の売り方に脱帽です。
この動画で洋服を作るバックストーリーを紹介しながら、商品を売る。
まさに、今の時代に望まれている商品の売り方ですよね。
なんでもない黒のワンピースに注文が殺到するのも、100%理解できます。
私も商品を作る側の人間として、この売り方が自分の製品に応用できないかと考え込んでしまいました。
そんな視点で見ると、このファッション業界のリアリティー番組も、普通の会社員の方にとっても興味深い動画作品になると思います。
シーズン1、エピソード1「ハイディとティムが帰ってきた」の感想
(執筆中)
エピソード1の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
シーズン1、エピソード2「オートクチュール(パリ編)」の感想
(執筆中)
エピソード2の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
シーズン1、エピソード3「コラボレーション(パリ編)」の感想
デザイナーを2人1組にして、コラボレーションした作品を作り上げる話。
巷ではルイヴィトンとSupremeのコラボ作品などがありますね。
このエピソードを見て、コラボレーションって難しいのだと感じました。
「それぞれた作った作品を組み合わせるだけではダメで、ひとつの作品として真に融合していないといけない」というTimの言葉が印象的でした。
私も仕事で他のチームメイトとコラボしますが、そこまでの意味でコラボができていなかったと反省しました。
エピソード3の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
シーズン1、エピソード4「人生を懸けた戦い(パリ編)」の感想
エピソード4の見どころはトロイ。エピソード3でギリギリのラインで生き残ったトロイが、ギリギリの状態でどこまで自分の実力をだせるかが見どころです。
7時間という短い時間で洋服を作り上げる姿は、皆必死。
見ている私でも彼らの熱意を感じました。
特に面白かったのは、辛口審査員との面接。
少し疑問のあるデザイナーには、辛口審査員たちは何をイメージして作った、誰がお客さまなのかといったビジネスの基本となるようなことを次々と質問していきます。
デザイナーたちは明確なターゲット像を捉えた上で、洋服を作らなければいけない。
そして、デザインのセンスも必要という厳しい世界なんですね。
エピソード4の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
シーズン1、エピソード5「ストリートウェア(東京編)」の感想
今週の舞台は東京!
原宿を舞台にストリートファッションを作りあげていました。
面白かったのは、外国人のデザイナーから見たら、日本の工事現場の人の作業着をユニークだと表現していて、さらにそれをもとに洋服を作っていたこと。
作業服ってそんなに魅力的な服だったとは驚きです!
そして、デザイナーたちが訪れていた場所も、普通の日本人が行く場所じゃないけど、みんな喜んでいた。
あれがソトカら見た日本なのかもしれない。
そして、アレこそが日本の価値なのかもしれない。
外から見た日本の感想だけでも面白かったです。
プーマとのコラボ服カワイイ。買おっかな!
エピソード5の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
エピソード5でも流れていた日本語の歌はちゃんみなの「I am a POP」
シーズン1、エピソード6「相反する性質(東京編)」の感想
男性と女性、月と太陽といった対比するものをイメージしてデザインするのが、今回のお題。挑戦者たちは、東京の浅草寺でイメージをふくらませます。
日本は古いものと新しいものが混ざり合っているユニークな都市だとTimが紹介していましたが、海外の人から見るとそう見えるんですね。
エピソードの中でハイディが訪ねていたのが、ロボットレストラン。
あれってあんなに人気だったんですか…めっちゃ観光地で作り物っぽいけど。
やっぱり日本ってああいうイメージなのかな…
私は優勝作品は色がすきじゃないけど、デザインはよく考えられていてすごいなと思いました。
今回の優勝者を含めて、色々な事を考えてデザインをできる人って天才だと思います。
ガウディのサグラダファミリアを思い出しました。
エピソード6の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
シーズン1、エピソード7「デジタル広告撮影」の感想
江戸東京たてもの園を舞台にして、デジタル広告用の服を2着作成します。
今回は洋服をデザインするだけでなく、洋服の写真撮影に立ち会いモデルに指示し、その世界観や洋服のこの部分を見せてほしいといったことを伝えて実際に撮影、そしていつものランウェイで審査が行われました。
売れる服を作って、その見せ方まで指示しなければいけないって、洋服ブランドのデザイナーってここまで考えるんですね。
ドラマを見ながら、自分のプロダクトマネージャーの仕事と重ねてしまいました。
ナオミ・キャンベルって言い方がストレートだからあまり好きなキャラクターじゃないです。
ただし、彼女のコメントはいつも的を射ていて、納得させられます。
だから、長い間ファッション業界で生き残っているんでしょうね。
特に、今回はナオミがメーガンに対して「あの洋服は座っていたら洋服がどんな洋服かがわからない」とコメントしていた点が印象的でした。
私も同じく自分で作ったものを売る者として、自分が作った製品の良さが引きたつ見せ方は、私もいつも頭を悩ませているので、同じだ…と感じました。
私は今回の優勝作品は、日本に馴染みすぎ?なのか、私には地味と感じました。
私は準優勝の作品のほうが凝っていていいな〜と思いました。
みなさんはどう思いますか??
エピソード7の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
シーズン1、エピソード8「ブランドの進化」の感想
優勝作品のシャツもボトムはカッコいい!速攻でアマゾンのサイトに行きました。
アメリカのアマゾン…全部売り切れ…えぇ!
もし日本のサイトにあったら…ぜひ購入を検討してもいいと思うぐらい、クールでユニーク、かつ普段でも着ることができそうな作品に仕上がっています。
エピソード8の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
さすが、トップ4だけあって全部レベルが高い!
今回のエピソードでは縫製係2人と、最低3着を限られた時間で作るというお題だったのですが、デザインの能力だけでなく、マネジメント能力も試されていましたね。
マネジメントがウマいと褒められていたエスターは、縫製係と一緒にモデルフィッティングをして、全体像を縫製係にも見せて彼らが働きやすいようにしていましたね。
あぁいうマネージャだったら、働きやすいですね。
いつも思うのですが、このリアリティ番組は、審査員の評価のところが本当に見どころ。
かなり本質をついたコメントをしているし、自分に言われているように感じることもあるぐらい響きます…
今回は、あるデザイナーが「ブランドのコンセプトに軸がない」と言われていました。
ふと、自分の仕事には軸があったかと考え込んでしまいました‥
また他のデザイナーは「新しいものを考え出すのがあなたたちの仕事よ」と…
ですね‥どこかの誰かと同じことをしていたら大衆受けはしても、抜け出せないですよね…
本当に勉強になるわ、この番組。
まずは、8話の優勝作品を見てみてください。めっちゃカッコいいので!
エピソード8の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
シーズン1、エピソード9「ポップアップショップ」の感想
舞台はニューヨーク!30日間の準備期間を経て、3人はそれぞれ自宅に戻り、NYでのポップアップショップを作成するための準備にとりかかります。
それぞれの候補者の家族や自宅・仕事場の様子が紹介されており、人となりが見えるのがいいですね。
今回のエピソードでは、モデルの二人「ハイディ」と「ナオミ」のすさまじい大人買いがみものでしたね。
よいものは色違いで、バンバン買っているところがすごかったです。
それにしても、候補者たちの洋服が思っていたより、デザイナーの洋服にしてはお手頃価格(高いけど)だったのがびっくり。
ゆくゆくはアマゾンでの販売を意識しての値付けなんだと思います。
今回のエピソードで思ったのは、経験も大事だけど、時代の流れを捉えて、どんな洋服の売り方をしたかを考えるのが大事なんだと感じました。
正直、誰が決勝に残るのかもわからない、そんな接戦をみせてもらいました!
シーズン1、エピソード10・最終話「優勝者:次世代の世界的ブランド」の感想
いよいよ最終話。
最終話の最初は、ポップアップショップの脱落者の発表からはじまりました。
個人的には、この人は決勝に残しても面白いのでは、と思ったのですが一歩手前で落としてしまいましたね。残念です。
そして、決勝のショーはニューヨークのスカイライン近くで行われましたね。
さすが完成度が高いなぁと素人目にもおもいました。
ただ、決勝の結果には私は反対です。
プロの目から見ると違うのかもしれないけど、準優勝の方のほうが、完成度が高い洋服を作っていたと思いました…
優勝者の作品に成長が見られたと言っていたけど、一貫性はあったんだろうか…
しかも、ビジネスプランも…と個人的にはやっぱり納得できないなぁ。
オンラインでの販売でどれだけ多くの洋服を販売できるかという観点で差がついてしまったのでしょうか。
ここでも、ナオミが良いことを言っていましたね。
「個人の好みじゃなくて、誰が顧客が求める洋服を作っているか」だと…
そのとおりです!
彼女は、スーパーモデルでしかないと思っていたけど、コメントも的を射ているし、本当にビジネスパーソンですね。
私はこの番組を通して、ナオミのファンになってしまいました。
最終話の優勝作品が販売されているアマゾンの公式サイトはこちら
メイキング・ザ・カットはAmazonプライム会員限定作品
さて、こちらのメイキング・ザ・カットですが、Amazonプライム会員限定の動画作品です。
Amazonプライム会員であれば、年会費はたったの4900円(1回分の飲み会代)で、何本でも映画や外国のドラマを見ることができます。
1ヶ月に換算すると410円。
スタバのコーヒー代以下です。
なお、長期間の契約は嫌だ!という方には月間プランがあり、月額500円(税込)。
動画を見る人であれば年会費を払ったほうが、年間で1100円もお得です。
最近は、ナショナル・ジオグラフィックも視聴できるようになりました。
結構、面白い映画やドラマも公開されているので、月に1本以上映画を見る人であればお得だと思います。
更に、事前にダウンロードをしておくこともできるので、長時間のフライトの前には何本もまとめてスマホやタブレットにダウンロードしておけば、飛行中は自分の好きな映画を観ることができます。
30日間の無料体験があるので、ぜひ試してみてくださいね!
まとめ|メイキング・ザ・カットは商品の売り方が秀逸!全ての商品・サービスを販売する人に見てほしい。
番組としても面白いですが、メイキング・ザ・カットはモノの売り方がすごい。
今の時代に求められている、モノの売り方をしていると思います。
ファッション業界に興味がある人にも純粋に楽しめますし、自分でモノやサービスを作っているひとは、どういうストーリーを紹介したら自分の商品が売れるのかという観点で見てみるのもオススメです。
そう、ストーリー、ストーリー、ストーリー!