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【飛行機キャンセル|体験談】海外でフライトキャンセルに遭遇!搭乗便のキャンセルで知っておきたい3つのこと

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トルコ航空(Turkish Airline)で、クロアチア・ドブロブニクからギリシャ・アテネに飛ぶ予定でした!

が、いきなりのトルコ航空のキャンセル。理由はわかりません。

トルコ航空の突然のフライトキャンセルの経験を通してわかったこと・学んだことをもとに、これから海外旅行に出かける人向けに「海外のフライトキャンセルで知っておきたい3つのこと」について紹介します。

空港に行ったら…突然!フライトキャンセルの経緯

空港に着いたら「あなたの便はキャンセルです」と突然言われ…

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クロアチアのドブロブニクから、イスタンブール経由でギリシャのアテネに行くために 、空港に1時間半前に行ったら、なんと電光掲示板に“Cancelled”の文字が…

前日のチェックイン時には何も表示されていなかったし、メール連絡もなかったのに、なんということでしょうか。

 

すぐに、ドブロブニク空港のトルコ航空のサービスカウンターに行き、自分が乗る予定だった飛行機がキャンセルされていることを伝えました。

 

幸か不幸か、冬のドブロブニク空港には1日4〜5便しか発着していません。

結果として、私たちに提示される代替案もかなり限られてしまいます。

はたして、トルコ航空はどんな提案をしてくるのでしょうか…

 

突然のキャンセルに対するトルコ航空の提案

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ひとつめに提案されたのは、ドブロブニク−ザグレブ−アテネで、アテネには午後4時過ぎに到着するという本来の便よりも早く到着できるもの。

正直、本来予約していた飛行機よりも好条件です。

「それでいい!」と即答しましたが、私達よりたった1つだけ順番が早かったアメリカ人女性2人が最後のチケットを確保してしまい、「やっぱりごめんなさい」とのこと。

ガックリ。

 

次に提案されたのは、今夜のホテル&食事はトルコ航空負担で 提供するから、明日の便でザグレブ経由でアテネまで行ってくれないかというルート。

条件としては良さそうですが、もう6日もドブロブニクに滞在したので、正直やることがありません。

さらに、よく聞いてみるとアテネの到着時間が問題。

アテネには、明後日の午前2時(!)に到着しますとのこと。

このルートだと、ホテルで眠れるのは午前4時ぐらいになりそうです。

しかも、アテネは初めての街。真夜中に移動したくありません。

「アテネで空港ホテルを提供してくれるなら、このオプションでもいい」というと、空港ホテルは提供できないとのこと。

当然、却下。

 

3番目に提案されたのは、本日発ロンドン経由でのアテネ行き。

こちらも、アテネ到着は明日の午前3時着。

しかも、ロンドンは発着空港が違うので、ガトウィック空港とヒースロー空港間の移動が必要とのこと。

ロンドンを少しだけ観光できるというメリットはありつつも、ムダな遠回りフライトで、時間も体力も消耗するので却下です。

 

4番目に提案されたのは、本日発ワルシャワ経由アテネ行き。

アテネ到着は午後9時過ぎとのことで、今までの提案内容がイマイチだった分、ここが落とし所かという気がして、こちらでお願いしますと伝えました。

実際、トルコ航空の不手際でワルシャワ空港で乗継便のチケットをもらうために、セキュリティの外に出て2時間ぐらい待たなければいけなかったり、飛行機が遅延したりとトルコ航空の対応には不満が残りました。

が、無事に23時過ぎにはアテネのホテルにチェックインすることができました。

 

海外フライトキャンセルで知っておきたい3つのこと

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1. 飛行機がキャンセルされて当日便が手配できない場合は、ホテルを手配してもらえる

担当者によると、当日便が手配できない場合は、航空会社がホテルを手配してくれて、宿泊代とホテルでの食事代は航空会社が手配してくれるようです。

また、ホテルへの交通費も航空会社が負担するようでした。

 

2. 代替案で席のアップグレードがもらえるかは、担当者次第。

飛行機のドタキャンで迷惑をこうむったのだから、ビジネスクラスにアップグレードしてくれないかと笑顔で聞いてみましたが、「無理」との冷たい返事でした。

まあ、今日中にアテネに行くという目的は達成できるからいいかと、おとなしく引き下がりました。

 

ただし!多分、無理ではありませんでした。

私達の横で、かなりトルコ航空の担当者と揉めていた、モーリシャス行きカップル&後ろでガミガミ文句を言っていたカップルが、同じワルシャワ便に乗っていました。

が、ナント!彼らはビジネスクラスに乗っているではないですか!

道理で、彼らはさっきまであんなに怒っていたのに、妙にニコニコして機内でもはしゃいでいたわけです。

 

クロアチアでも、アメリカと同じ様に騒げば何かしてくれるのかもしれません…

たまたま時間に余裕がある私たちは、おとなしく彼らの提案を受け入れてエコノミー。

なんか不公平感によるモヤモヤが消えませんでした。

 

3. フライトがキャンセルされたり、3時間以上遅れた場合には、航空会社に請求すれば賠償金が戻ってくる可能性がある

手続きが面倒だときいたことがあるので、今まで実施した事はありませんでしたが、AirHelpというスタートアップが、フライトが遅延やキャンセルになったときの航空会社への手続きを代行してくれます。

 

もし航空会社から賠償金が支払われた場合に、AirHelpへ手数料として約25%を払う必要がありますが、面倒な申請手続きを行ってくれるのはありがたいですね*1

 

私も、今回のフライトキャンセルで、もしお金が戻ってくるのであればと登録しました。

10分程で登録完了。

もしかしたら1人あたり250€が賠償金として支払われるかもしれないとのことでした。

数日後、AirHelpから連絡があり、目的地に到着できたから賠償金が支払われる可能性は低いとのことで、申請手続きは終りとなりましたが、今後同じようなキャンセル・遅延・荷物の遅延が起こったときにAirHelpは使えそうです。

 

さいごに

トルコ航空の突然のフライトキャンセル。

今まで何十回も飛行機にのってきて、天候以外の理由でキャンセルになったのは今回が初めての経験でした。

ドブロブニク空港のトルコ航空の人たちは、一生懸命、代替案を探してくれたので悪い印象は受けませんでした。

 

フライトキャンセルで知っておきたいこと3つのまとめです。

  1. 飛行機がキャンセルされて当日便が手配できない場合は、ホテルを手配してもらえる。
  2. 代替案で席のアップグレードがもらえるかは、担当者次第。
  3. フライトがキャンセルされたり、3時間以上遅れた場合には、航空会社に請求すれば賠償金が戻ってくる可能性がある。航空会社への請求はAirHelpにおまかせすると簡単!

*1:申請費の詳細はAirHelpのページを参照ください

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