早いもので、旅も5週目に突入してしまいました。
アメリカで家の片付けをした後は、日本と台湾を旅していました。
先週半ばから台湾に移動し、台北を一人で旅していた主人と台南で合流。
今は、台南や高雄を中心に旅しています。
日本はすっかり秋の天気だったのですが、台湾はまだまだ夏。
特に、南に位置する台南はジメジメして蒸し暑い。
蒸し暑い台南で感じたことを記していきます。
1. 現地でしかわからないことがある
最初に台湾を訪れた時、なぜ台湾の人は日本人に対して優しくしてくれるんだろう、日本は台湾を統治していたので嫌いなのでは?と疑問に思っていました。
その理由は長い間わからなかったのですが、今回、台湾で歴史博物館や建造物を訪問して解説を読んでいくと、日本が統治していた時代に日本人が台湾の文化を守るために頑張った話や、台湾人と日本人のハーフである郭成功氏がオランダに対して勇敢に戦い勝利した事など、こうした日本に関連がある方々の方のお陰で台湾と日本の友好な関係があるのではと思うようになりました。
学校で習う歴史は好きな教科のひとつでしたが、まだまだ自分が教科書で学んだ歴史は一部分かつ一側面でしかないと、他国を旅行をするようになって感じます。
小学校の先生に自分の足で稼いだ情報こそが価値があることだと教えてもらいましたが、本当にその通りだなとこの歳になって思います。
2. 台湾の京都「台南」
今、私が滞在している台南は、小さな街です。
かつては古都として、学問や政治の中心地だったようですが、今は台北や高雄の影に隠れてしまっている印象を受けます。
観光本「るるぶ台湾」にも4ページくらいの紹介しかありません。
従って、観光客もかなり少なめです。
以前は中国からの観光客が多かったとのことですが、政治的な理由により最近では中国からの観光客がめっきり減ってしまったようです。
台南の見所は台南市に集中していますし、観光もしやすくオススメです。
また、ホテル代が高い台北とは違って、高級ホテルでも1万円台。
憧れのホテルに泊まることができるのも台南の魅力です。
航空券は、スカイスキャナーでまとめて検索して、最安値の航空券を探すと片道7000円〜8000円くらいのものが見つかりますよ。
地味な印象の台南ですが、昔ながらの台湾が色濃く残っている面白い街だと思います。
私の台南の印象は、昔ながらの姿が残るメリハリのない街。
ひたすら、どこまでも住宅街とレストランが混在しながら並んでいます。
別の見方をすると、街歩きが楽しい街とも言えますね。
街歩きすると、大通り沿いは小さな商店が並んでいますが、小道に入ると、昔ながらの住居が残っており、台湾の地元の人の生活を垣間見ることもできます。
昼寝をしていたり、お茶をすすっている人がいたり。
街歩きが楽しい台南ですが、台南の歩道は凸凹が多く、足や目が悪い人にはちょっと辛いかもしれません。
そんなあなたには、路線バス!
運賃は18台湾ドル(約54円)から。
なんと、台南のバスには下記の写真中央に写っている小さな白い箱のようにUSBポートがあって、乗車中に携帯を充電することもできるんです!
進んでいますね、台南!
3. 悲報!台南にも欧米のチェーン店が増殖中
台南は昨年も訪れたのですが、昨年と比べて洋食やコーヒーショップが増えた点が印象的です。
スターバックスも随分と増えました。
スターバックスは、コーヒー1杯100-200台湾ドルなので決して安くありません。
それだけ、台湾の方々の年収が上がってきているサインかもしれませんね。
スタバもいいのですが、台湾ならではのお茶屋さんが残ってほしいなと個人的には思います。
さいごに
台湾はいつも思いますが、人が親切。
日本人だからなのか、みんなに親切なのかはわかりませんが、こうした台湾と日本の関係は財産だと思います。
これからもこの関係が保っていけるといいなと思います。
次週は、日本に戻ります!