旅先に行くと、現地の人がどんな野菜を食べているのか知りたくありませんか?
そして、試食もできるとなおいいですよね。
本記事では、アメリカに住む人が実際に野菜を購入しているファーマーズ・マーケット(Farmer's Market)について紹介します。
- ファーマーズマーケットとは野菜の朝市
- 地元の人達の生活が見える!ファーマーズ・マーケット
- ファーマーズ・マーケットで売っている野菜は季節によって変わる
- 胡蝶蘭までもが激安価格で売っているファーマーズ・マーケット
- 現金が必須!ファーマーズ・マーケット観光の注意点
- 観光にオススメのファーマーズマーケット
- まとめ|アメリカのファーマーズマーケットは野菜好きにオススメ!
ファーマーズマーケットとは野菜の朝市
カリフォルニアの色々な場所で、多くは週末の午前中に行われている野菜の朝市。
地元の農家の人が、規制サイズより外れていたり、形が悪くて、通常の流通には卸すことができないモノを売っています。
北カリフォルニア州のファーマーズマーケットは、Find a Market | PCFMAで検索できます。
地元の人達の生活が見える!ファーマーズ・マーケット
アメリカ人は自炊をしないと言われますが、ファーマーズマーケットを訪れると、こんなに自炊する人がいるんだと驚かされます。
ファーマーズマーケットで観察していると、現地の人たちがどんな野菜を食べているのかを垣間見ることができます。
スーパーでは見たことがない野菜も沢山並んでいます!
さらに、試食と称して新鮮で美味しい地元の野菜やフルーツを試すこともできます。
同じフルーツでもお店によって味が違うから面白い。
ぜひ、食べ歩きしてどのお店のオレンジが美味しいか食べ比べをしてみてください。
さらに、マーケットによっては、中華の飲茶やメキシコ料理の朝食用ブリトーを売っている屋台もあります。
朝ごはんを屋台で買って、食べながらマーケット見学をするのも楽しいです。
滞在時間の目安は、マーケットの店舗数にもよりますが1〜1.5時間位かなと思います。
ファーマーズ・マーケットで売っている野菜は季節によって変わる
春はカリフォルニア名物のサクランボを試して!
春は、キャベツ・ほうれん草などの葉っぱものから、レモン・オレンジ・いちご・さくらんぼが売っています。
いちごは、4月〜5月頃に売られており、3パックで10ドル〜15ドルで売られています。
スーパーのいちごは、大きくても味が淡白なものが多いですが、ファーマーズ・マーケットのいちごは甘い!
アメリカで苺を食べるなら、絶対ファーマーズ・マーケットがおすすめです。
個人的には、オレンジとサクランボ(アメリカンチェリー)もオススメ。
オススメのサクランボは5月半ばから出回り始めます。
サクランボがこんなに甘いとは…本当に、私は今まで何を食べてきたんでしょうか?
夏は食べたことがないくらい甘いトマトとキウイがオススメ
トマトは、昔、子供の頃に祖母の家で食べさせてもらったもぎたてトマトの甘い味がします。
ファーマーズ・マーケットのトマトを食べると、スーパーのトマトは味はないし、酸っぱいので食べる気がしません!
こういうトマトを食べると、子供もトマトが好きになるはずです。
キウイは見た目は悪いですが、今までに食べたことがないほど甘いです。
大人になってはじめて、キウイが甘いことを知りました!
今までこの美味しさを知らなかったなんて、本当に人生、損していました。
本当に見た目じゃないんです。中身が大事!
その他には、日本のものより小ぶりだけどゴーヤも売っています。
フルーツの秋は柿がオススメ
ナント、日本の柿(Persimmon)が売っています。
Fuyugakiと書かれていることもあります。
柿は、日本のものと同じくらい甘くて美味しいですね。
日本の梨と同種の梨も売っていましたが、アメリカの梨は高く味もちょっと淡白でした。
ものによっては美味しいものもあるので、お店の人にきくと良いと思います。
全体的には、日本の梨の方が甘くて美味しいかな。
大きめのブドウもかなりのお手頃価格で売っています。
アメリカの人たちは皮ごとたべるみたいです。
白と紫の種無しブドウ(日本より大きめ)が売っていますが、お店や季節によってどちらが甘いかが変わるので、ぜひ購入前に試食することをオススメします。
また、マッシュルームが売っているのも嬉しい。
新鮮なマッシュルームを袋いっぱいに詰めても500円ぐらいなので、冬は白マッシュルームを大量に買っていました。
キノコは色々売っており、安めのマッシュルームからレストランで出てくる大きなキノコまで色々手に入ります。
ただ、高いものは高い。
舞茸はありましたが、残念ながらマツタケは売っていませんでした。
なお、日系スーパーではマツタケが売っています。
冬は鍋野菜とリンゴがオススメ
大根・白菜・ネギ・サツマイモ等の日本の冬の野菜が売っています。
普通にアメリカ系のお店でも白菜がドーンって山積みされて売っているのをみると、なんだか嬉しくなります。
野菜もあまりとれないのか、冬の間は店の数がグッと減ります。春が待ち遠しい!
りんごも安く購入することができます。
特にオイシイのは、フジリンゴ!
甘いし、りんごジュースにしてもオイシイですよ。
また、ポメロと言われる黄色い大きめの柑橘系もオススメ。
3つで5ドル程度で売っていますが、はじめて食べたときは、こんなに美味しいのか!と感動して、しばらくポメロばっかり食べていた時期もありました。
胡蝶蘭までもが激安価格で売っているファーマーズ・マーケット
場所によっては、牛乳・肉・卵・胡蝶蘭も売っています。
胡蝶蘭なんて日本だとかなり高いですよね。
私も、母の日に何度かあげましたが1鉢で5000円しました。
しかし、なんとファーマーズマーケットでは、私が母の日にあげた5000円の鉢よりもっと立派な胡蝶蘭がなんと750円(!)で売っていました。
信じられますか?目を疑いました。
現金が必須!ファーマーズ・マーケット観光の注意点
- ファーマーズ・マーケットでは多くのお店で現金での支払が現金なので、現金を持っていくようにしてくださいね。
- 多くのお店は簡易のビニール袋しか用意していないので、もし購入するのであればエコバッグのような手提げバッグを持っていった方がいいです。
- トイレは簡易トイレのみのところが多いので、事前に済ませておくのが無難です。
観光にオススメのファーマーズマーケット
今まで、いくつかのファーマーズマーケットに行きましたが、その地域によって規模も違えば、売っているものも違うし、価格帯も違います。
もちろん、高級住宅地がある地域は高かったです、でもお洒落な雰囲気。
普通の住宅地の地域は、野菜も安いけど、もっとシンプルでお洒落な野外カフェみたいなものはないです。
どちらを選ぶかですが、観光で行くのであれば、高級住宅地のものの方が、ファーマーズマーケットで朝ごはんも食べられていいかなと思います。
Sunday Marin Farmers' Market
住所:3501 Civic Center Dr, San Rafael, CA 94903 Hours 地図
時間:日曜日 午前8時〜午後1時
コメント:少し価格は高いと思いましたが、野菜からパンや雑貨までお店の種類も多い。また、ご飯が食べられる屋台もあるので、ファーマーズマーケットを観光しながら朝ごはんを食べるのにちょうどいいです。ナパ・バレーに近いのでナパバレーへの観光の前に立ち寄るのがオススメです。
まとめ|アメリカのファーマーズマーケットは野菜好きにオススメ!
本記事では、地元の食卓事情がよくわかり、観光もできる カリフォルニアのファーマーズ・マーケットを紹介しました。
うちの野菜・果物は、殆どファーマーズ・マーケットで購入しています。というのは、ファーマーズ・マーケットの野菜を食べると、スーパーの野菜の味が淡白で美味しくないので。信じられないほど、味の違いがあります。
特に、トマトとキウイ。今までの人生、こんなに美味しい野菜や果物を知らなかったと思うと、本当に人生損をしてきたと思います。やっぱり、旬のものを食べると美味しいんですね!
カリフォルニアにお住まいの方はファーマーズマーケットを試してほしいですし、観光でいらした方も、もし近くでやっているようであれば、試食でいいのでミニトマトを試してみてください!