友人の結婚式で、ラスベガス行きの飛行機をデルタ航空のマイルを使って航空券を予約していました。
ところが、今日、実は行き先がラスベガスではなく、ロサンゼルスになっていることが判明!冷や汗が出ました。
大急ぎで、デルタ航空に電話をして、キャンセル料なしで特典旅行のキャンセルをしてもらいました。
本記事では、デルタ航空マイルの特典旅行のキャンセル・変更方法に関してまとめました。
デルタ航空の特典旅行のキャンセル・変更は150米ドル必要
デルタ空港の特典旅行をキャンセル・変更した場合、マイルや空港税等は返却されますが、そのかわりに手数料として150米ドル(一人あたり)支払う必要があります。
キャンセルの場合のポリシーはこちら。
質問:特典旅行の予約をキャンセルした場合、マイルの返却手数料はいくらになりますか?
回答:特典旅行航空券のマイルの返却手数料は 150 米ドルです。この手数料は、ダイヤモンドおよびプラチナ メダリオン会員に対しては免除されます。特典航空券が旅程の一番最初のご予約便出発の 72 時間前までにキャンセルされなかった場合、払戻しはできません。
変更の場合のポリシーはこちら。
質問:特典航空券を変更することはできますか?
回答:はい。特典航空券の変更は、往路、復路ともに、旅程の一番最初のご予約便出発予定時刻の 72 時間前まで可能です。
変更する航空券のすべての税金および手数料が適用されます。再発券手数料は 150 米ドルです。旅程の一番最初のご予約便出発の 72 時間前までに変更された場合、ダイヤモンドおよびプラチナ メダリオン会員の方にはこの手数料が免除となります。旅程の一番最初のご予約便出発の 72 時間前を過ぎてからキャンセルまたは変更された特典航空券はマイルの返却はいたしかねます。ご利用規約については特典旅行の手数料をご覧ください。
150米ドルというと、約1万5千円。
めちゃくちゃ高いです。
私なんて、2人分の航空券を間違って予約してしまったので、3万円の手数料がかかります。
私が住んでいるカリフォルニア州からラスベガスの飛行機なんて片道1万円をきるときもある激安区間。
それを考えると、安い航空券に1万5千円も払うなんてバカバカしい。
人によっては、返却手数料を考えると泣く泣く航空券を放棄をする人も。。。辛い。
マイルは捨てる方法で考えてみたいと思います。
手数料・キャンセル料を避けるための方法は電話で交渉!
デルタ航空の特典航空券をキャンセルする方法は主に2つあります。
- デルタ航空の公式サイト
- 電話
デルタ航空の公式サイトでのキャンセル
私、電話は嫌いなので、まずデルタ航空のサイトに行き、行き先の変更を試してみました。
予想通り、今回は二人分の予約だったので合計300米ドルのチャージがされると記載されていました。
キャンセルに関しても同様。がっかり。
デルタ空港に電話をしてキャンセル
次に、電話をかけて泣きついたらなんとかなるかもしれないと思い、勇気を出してデルタ航空の問い合わせ番号に電話をしました。
下記、オペレータとの会話です。
- 自動音声システム:「お前の予約を見つけたぞ。ラスベガス行きの特典航空券に関する問い合わだろ?」
- 私:「は、はいっ!」
- 自動音声システム:「オーケー、オペレータにつなぐぞ」(待ち時間約10分)
- オペレーター:「ハロー、お前の要件を聞く前にお前が誰か確認させてくれ。名前は何だ?」
- 私「◯★$%&*@■◯です」
- オペレーター:「名前を確認した、今日は何の用だ?」
- 私:「間違ってロサンゼルス行きの飛行機を予約してしまったんですが、本当はラスベガスに行きたいんです。なんとかなりませんか?(泣)」
- オペレーター:「。。。仕方ないやつだな、何とかしてやろう」
- 私:「本当ですかっ?!」
- オペレーター:「で、この予約をどうしたいんだ?変更か?キャンセルか?」
- 私:「キャ、キャンセルしたいんです」
- オペレーター:「ノープロブレム。特別に、手数料なしでキャンセルしてやろう。ボスの承認が必要だからちょっとまってくれよ」
- 私:「あ、ありがとうございますっ!!」
- オペレーター:「喜べ、お前の案件は承認された。マイルと空港税をキャンセル手数料なしで返却してやる。返却までに最大7日間かかるけど待っててくれ。受付番号はXXXXXXXXXXX。他に用はあるか?」
- 私:「本当にどうもありがとうございます!助かりました!」
- オペレーター「今回の電話では、おまえが行き先を間違って予約してしまったという問題を、俺は解決してやったぞ。おまえには、キャンセル手数料なしでマイルと各種手数料が7日以内に返却される。他になにか用は?」
- 私:(一々、こんな要約いらないなと思いながら、本当に手数料なしかがお金が返ってくるまで信用できないので)「すみません、電話を切る前にあなたのお名前とエージェント番号を聞かせてください!」
- オペレーター:「◯%^@*だ。エージェント番号は、%&#。じゃあな!」
- 私:「ありがとうございました!」
注:少しだけデフォルメして紹介しています。
- 米デルタ航空は自分がかけている電話の番号をもとに、自分の予約を検索してくれるので、デルタ航空に登録している電話から電話をかけると話がスムーズです。
- 特にアメリカのコールセンターに電話をする場合、きちんと処理をしてくれないことは日常茶飯事なので、コールセンターで話をした人の名前とエージェントIDを聞いておくのがオススメです。
オペレーターとの会話の後、オペレーターの対応に対して評価を行うサーベイに自動的につながりました。
いつもだったら面倒くさいのですぐに電話をきるのですが、オペレーターが神対応をしてくれたので、せめて今回のオペレーターの評価が上がったらいいなと思いサーベイに参加することにしました。
面白かったサーベイの質問はこちら。
「あなたがカスタマサポートを経営しているとしたら、今回のオペレーターを雇いますか?1(雇わない)から5(雇う)で評価してください」
こんな質問初めて受けましたが、納得のいく質問です。もちろん、今回は「5(雇う)」という回答しました!ありがとう、デルタ航空様!
今回のデルタ航空の特典旅行で学んだこと
今回は、デルタ航空様の神対応で事なきを得ましたが、ここはしっかり反省・学んだことをまとめておきたいと思います。
- 行き先は予約前に何度も確認。特に、ロサンゼルス(LAX)とラスベガス(LAS)の3文字の空港コードは間違えやすいので要注意。
- キャンセル・行き先変更は出発の72時間前(3日前)まで。マイルが返ってこない可能性も。
- キャンセル料・行き先変更料は1人150米ドルとかなり高い。
- やむを得ずキャンセル・行き先変更を行う場合、必ずカスタマーサポートに電話。素直に事情を話すと、免除してくれる場合が ある。
さいごに
今回は自身の体験談をもとに、デルタ航空の特典旅行のキャンセルに関して紹介しました。もちろん乱用はいけませんが、1度くらいなら多めに見てもらえるのかもしれませんね。特にアメリカは交渉社会。今回のオペレーターがだめでも、再度かけ直してみて違うオペレーターだとOKということがあったりします。トライしてみて損をすることはないので、ぜひ同じ事でどうしようと悩んでいる方がいたら、カスタマーサポートに電話をしてみてくださいね!