トルコ・パムッカレで、世界遺産「パムッカレ」と「ヒエラポリス遺跡」を訪れる、パムッカレ発着の日帰りツアーに参加しました。
本記事では、ツアーの概要と雰囲気について紹介していきます。
- パムッカレ1DAYツアーの詳細・基本情報
- パムッカレ1DAYツアーの申込み方法
- パムッカレ1DAYツアーのスケジュール
- パムッカレ1DAYツアーの昼食
- パムッカレ1DAYツアーのココが良かった
- パムッカレ1DAYツアーのここが残念
- パムッカレ1DAYツアーはこんな人におすすめ
パムッカレ1DAYツアーの詳細・基本情報
- 時間:午前9時半〜午後3時半
- 料金:150TL(交渉可能)
- 言語:英語
- 含まれるもの:パムッカレ付近のホテルまでの送迎、ランチ、ガイド、パムッカレの入場券
- 訪問場所:3ヶ所(ミニパムッカレ、ヒエラポリス遺跡・パムッカレ、宝石屋)
- 催行会社:Pamukkale Travels
パムッカレ1DAYツアーの申込み方法
パムッカレにある旅行会社「Pamukkale Travels」で申し込みました。
RH Turizm社のカッパドギア発パムッカレ行きのバスに乗ると、半強制的に連れてこられる旅行会社です。
他の旅行会社にも幾つか聞いてみましたが、こちらの旅行会社の価格が一番安かったので、「Pamukkale Travels」のパムッカレ1日ツアーに申し込みました。
パムッカレ1DAYツアーのスケジュール
- 9:30 ホテル発
- 10:00〜 ミニパムッカレ
- 11:00〜 ヒエラポリス遺跡・パムッカレ観光
- 13:30〜 ランチ
- 14:30〜 宝石屋
- 15:00頃 ホテル着
朝、宿泊先のホテルでピックアップをしてくれます。
今回のツアー参加者は、アメリカとシンガポールからの観光者と一緒で合計5名。
ミニバンでツアーに出発です。
まずは、最初の観光スポット「ミニパムッカレ(Beyazıt Mahallesi Çocuk Oyun Parkı)」へ。
名前の通り、小規模なパムッカレを楽しむことができます。
規模が小さいので、青い水と白いプールのコントラストを楽しむのは少し厳しいですが、パムッカレの雰囲気は感じることができます。
観光時間は20分。サッと見て次のスポット「ヒエラポリス遺跡」へ。
ヒエラポリス遺跡には、ヒエラポリス遺跡とパムッカレが同じ場所にあります。
ここがメインの観光スポットです。
あいにく、訪れたときは雨が大降りに…傘をもってきていなかったので、やむを得ずヒエラポリス遺跡の売店でとんでもなく耐久性が低いカッパを、法外に高い価格(約500円)で購入。すぐ破れました。
ヒエラポリス遺跡に入ると、ガイドさんの説明をききながら遺跡を散策。
一番の見所は、上の写真のローマ劇場。
地震で崩れ落ちたものを、再構築したもののようですが、とにかく規模が大きい!
記念写真を撮ると、人がかなり小さく映ります。
ここで、グラディエーターが人や獣と戦っていたとのこと。
アンティークプールは、上の写真のようにローマ時代の遺跡がゴロゴロ底に転がっている温泉プールです。
こんな温泉はなかなかお目にかかれないです!
温かいお湯がでているので冬でも入れます。
私達が訪れたときも、冬の寒い日でしたが2人だけプールに入っている人がいました。
プールは別料金。入場料金は、大人50TL、6歳〜12歳までの子供は20TLです。
泳ぐ場合は水着着用でした。
水もキレイだったので、時間が許せば泳いでみたかったです。
アンティークプールから先はあまり見所がないとのことで、ヒエラポリス遺跡の説明はここまで。
徒歩5分の場所にあるパムッカレへ移動し、約2時間の自由行動となりました。
まずは、青い池パムッカレの散策!
ですが、パムッカレを散策するには靴を脱いで裸足になり、水が溜まっているプールまで200〜300メートル歩く必要があります。
これが寒くて、痛くて、辛い!
人は本当に少なくてよかったのですが、冬の冷たい雨が降る中で、裸足になり冷たい水があるところをあるくのは、修行かと思うぐらい辛かったです。
だから、人が少なかったんですね。
ズボンも上着も濡れながら約1時間のパムッカレ観光。
ほとんどの時間は、温かいお湯が流れているところで足湯をして暖をとっていました。
上からは冷たい雨が降っていたので、暖をとっているという表現が正しいかはわかりません…
パムッカレは青かったかと聞かれると、曇だったけど少し青かったですよ。
天気が良いともっと青かったでしょうね。
人が多いとの噂でしたが、さすがに冬の雨の日は数人しかいませんでした。
冬の寒い日は、穴場です。
パムッカレ観光の際には、靴を入れるためのビニール袋とタオル持参をオススメします。
また、パムッカレを歩く際は、黒くなっているところは苔がついており滑るので、白いところを歩きましょう!
お湯が流れている部分の横が、比較的苔が少なく、地面の凹凸も少なく歩きやすかったです。
その後、(本当の)暖を求めて屋根がある売店へ。
凍えながら、トルコのチャイを頂き、雨が止むのを1時間待っていました。
自由時間2時間のうち、半分は暖をとって雨宿りという、とにかく非効率な観光でした。
天気には逆らえないので、仕方ありません。
雨が小降りになったころを見計らって、集合場所のヒエラポリス遺跡の入口へ。
その後、バスで10分ぐらいのところにあるパムッカレのレストランでランチ(ブッフェスタイル)を食べました。
こちらのパムッカレツアーも、カッパドギアでのツアーと同じく土産物屋への訪問が含まれています。
今回は、Onyx(オニキス)の宝石屋。
カッパドギアで同じ感じの宝石屋に訪問していたので、今回は興味ゼロでした。
もちろん、光があたると色が変わる宝石が展示されていました。
お店の人に悪いので、とりあえずお店を一周して見てまわるふりをしました。
ツアーが一緒だったアメリカ人男性は、カッパドギアの宝石屋が如何にボッタクリだったかを一緒に歩きながら力説してくれました。
宝石を見るより、彼の話のほうが面白かったです。
ツアー客全員、何も買わずに宝石屋を出てしまいました。
バスの運転手をしていた旅行会社のおじさんは、懲りずに「絨毯屋には興味はあるか?」と聞いていましたが、皆が「NO!」と声をあわせたので、そのままホテルに直行。
ツアー終了となりました。
パムッカレ1DAYツアーの昼食
ランチは、パムッカレにあるホテルの食べ放題レストラン。
サラダの他にも、ごはんやじゃがいもの煮物、チキンなど食べごたえのあるメニューもそろっていました。
意外にもおいしかったです。
他のツアー客もこちらのレストランを訪れていました。
ツアー専用のレストランのようですね。
正直、ランチに対する期待はゼロでしたが、意外と美味しかったです。
他の参加者も美味しいと言って、2杯も3杯もおかわりをしていましたよ。
パムッカレ1DAYツアーのココが良かった
ヒエラポリス遺跡の歴史がよくわかった
ヒエラポリスの遺跡は、観光地としてあまり整備されていません。
写真のように石が転がっており、ところどころに看板が立っているぐらい。
個人でまわると、遺跡の見所や歴史がわかりにくいです。
ガイドさんがいたことで、ヒエラポリスの歴史や見所を説明してもらえたのは助かりました。
また、横に長いヒエラポリス遺跡の見所をかいつまんで教えてもらえた点も助かりました。
隠れ観光スポットを知ることができた
最初に訪れた、通称ミニパムッカレ(Beyazıt Mahallesi Çocuk Oyun Parkı)はホテルの近くだったので、自分たちで徒歩で近くまで散策していました。
しかし、ただの公園だと思い、ここにミニパムッカレがあるとは気づきませんでした。
こうした隠れた観光スポットを、ツアーに参加することで教えてもらえるのはありがたいですね。
コストパフォーマンスが良い
正直、パムッカレ1日ツアーのコストパフォーマンスはイイです。
価格交渉をすると、自分たちで観光するのと同程度の価格になります。
ヒエラポリス遺跡の入場料金は50TL。
ランチは食べ放題だったので、おそらく20TL〜25TLぐらい。
さらに、私達はパムッカレの隣町に宿泊しており、本当か嘘かはわかりませんがミニバス代が往復50TLと言われたので、自分たちで観光する場合は120〜125TLになります。
ツアーの最初の言い値は150TLであることを考えると、ツアーのほうがコスパが良かったです。
パムッカレ1DAYツアーのここが残念
雨具の貸出がない
私達のツアーの日は天気が悪く、朝から雨が降っていました。
ツアー参加者に、傘やレインコートを貸してくれればいいのにと思いました。
ガイドさんだけが傘をさして、ツアー参加者はみんなコートの帽子を被っていました。
当然、ツアー参加者のコートはみんな濡れていました…
ツアーの後半は土砂降りになり、さらにかなり濡れました。
傘やレインコートはヒエラポリス遺跡の入り口で売っていました。
が、かなり高かったです。
傘は70TL、日本の100円ショップとほぼ同じと思われるビニールのレインコートは25TL(約500円)です。
雨が多い冬にパムッカレに行く方は、雨具は日本から持参するのがオススメです。
パムッカレ1DAYツアーはこんな人におすすめ
ヒエラポリス遺跡の説明を聞ける点がこちらのツアーの1番のメリットです。
歴史に興味がある方は、パムッカレツアーはおすすめだと思います。
また、私たちのようにパムッカレから少し離れた場所に宿泊する場合、パムッカレまでの移動費用と手間がかかります。
ホテルまで送迎してくれる、少し離れた場所に宿泊する方にもこちらのツアーはおすすめだとおもいますよ。
より深く理解したいという方向けに、日本語のツアーも催行されています。