カンボジアと言えば、世界遺産があるアンコールワットが超有名な観光地です。
実はアンコールワットがあるシェムリアップから少し足を伸ばすと、アンコールワットの他にもいくつかの遺跡があり、アンコールワットとはまた違った光景を楽しむことができます。
今回、アンコールワット郊外にあるバンテアイ・スレイとベンメリアに、トゥクトゥクを使って訪問してきました。
本記事では、トゥクトゥクを使ったアンコールワット郊外の遺跡ツアーについて紹介します。
- トゥクトゥクチャーターの基本情報
- トゥクトゥクのチャーター方法とチャーター料金
- トゥクトゥクのアンコールワット郊外のツアースケジュール
- トゥクトゥク・チャーターの訪問場所
- トゥクトゥク・チャーターのサービス内容
- トゥクトゥク・チャーターの感想・乗り心地
- トゥクトゥクのチャーターはこんな人におすすめ
トゥクトゥクチャーターの基本情報
- 予約方法:ホテル経由で申し込むか、トゥクトゥク運転手との直接交渉
- ツアータイプ:プライベート
- 料金:$50
- 必要時間:約7時間30分
- 訪問場所:アンコールワット入場券のチケット販売所、バンテアイ・スレイ、ベンメリア
- チャーター料金に含まれるもの:ホテルまでの送迎のみ
トゥクトゥクのチャーター方法とチャーター料金
かなり遠距離まで行くので身元がわからないトゥクトゥクでトラブルに巻き込まれるのは避けたかったので、価格表が提示されていたホテルの受付経由でトゥクトゥクをチャーターしました。
トゥクトゥクのチャーター価格は$50ですが、車だと$85でした。
トゥクトゥクのツアー終了後に埃っぽい&炎天下の中での運転が申し訳なかったので、チップを少しだけ渡しました。
ホテルの受付には、他の目的地のチャーター料金も掲示されていました。
料金交渉の目安にどうぞ。
トゥクトゥクのアンコールワット郊外のツアースケジュール
ツアー時間は約7時間半。ほとんどの時間はトゥクトゥクに乗っていました。
ベンメリアに到着した頃には、かなり外も暑く疲れていたのを覚えています。
ベンメリア観光の最後の方は、喉はカラカラになりながらトボトボと歩いて観光しました。歩いた距離はそんなになかったのに、意外に疲れました。
- 10:00 シェムリアップ内の宿泊ホテル出発
- 10:30 チケット販売オフィスで入場券購入
- 11:30 バンテアイ・スレイ到着
- 12:30 バンテアイ・スレイ出発
- 14:00 ベンメリア到着(ベンメリア周辺でランチ)
- 15:30 ベンメリア出発
- 17:30 シェムリアップ内の宿泊ホテル着
トゥクトゥク・チャーターの訪問場所
アンコールワット入場券売り場(チケットを持っていない場合)
比較的新しいビルがアンコールワットの近くに建っており、こちらでアンコールワットとその郊外の遺跡の入場券を購入しました。
3日間有効な入場券だと$62です。高額ですね…
クレジットカードで支払うことができます。
バンテアイ・スレイ
ミニアンコールワットのような感じの遺跡です。
建物の感じもかなり似ているので、アンコールワットを先に見てしまうと、少し感動が薄れてしまうかもしれません。
よく復旧されています。
ベンメリア
長い間行きたいと思っていた遺跡!
天空の城ラピュタのモデルにもなったと噂される遺跡です。
木が遺跡に巻きついて、崩れ落ちた遺跡が残っています。
かつては、歩道も整備されていなくて自由に歩き回れたようですが、今は歩道がありその歩道の上を歩いて遺跡見学を行うことができます。
アンコールワットの横にタ・プロムという似ている遺跡がありますが、タ・プロムよりは少し規模が大きめで、人が少ないのでゆっくり観光することができます。
ただし、タ・プロムのほうが木の巻きつき具合が迫力があるように見えるかもしれません。
私は、ベンメリアに長い間行ってみたかったので、今回訪問することができてよかったです。
ベンメリアはアンコールワット遺跡の入場券では入ることができないので、別途入場券($5)を購入する必要があります。
トゥクトゥク・チャーターのサービス内容
トゥクトゥクは基本的には移動サービスのみで、ツアーガイドはしてもらえません。
途中、ランチ用のレストランやお土産屋に連れて行かれるかなと思いましたが、そういったこともなく、目的地のみに連れて行ってくれました。
かなりの長距離移動、かつ長時間の待ち時間は運転手さんも疲れたと思いますが、なんの文句も言わずに、かつ安全運転だった点は助かりました。
観光地に到着すると、観光後の待ち合わせ場所だけを決めてあとは自由行動。
観光終了後に待ち合わせ場所に戻って、運転手さんを探すのですが、たまにトゥクトゥクが多すぎて見つからないことも。
そんな場合は、カンボジアで広く利用されているWhatsappというメッセージアプリ(LINEのようなもの)が便利でした。
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さて、私達が観光している間、トゥクトゥクの運転手は多くの人がハンモックをかけて昼寝しているか、スマホでゲームをして観光客を待っていました。
ハンモックはよく設計されているなと感心しました。
そして、カンボジアでのスマホの普及率もすさまじいものがありましたね。
道路や家は日本とは全く様相が違うのですが、スマホやスマホでプレーしているゲームは日本の電車で見かける光景と全く同じでした。
トゥクトゥク・チャーターの感想・乗り心地
合計4時間ぐらいはトゥクトゥクに乗っていたと思いますが、基本的には平原か村の景色の連続でした。
それでも、アンコールワット周辺では見られない、より田舎の人達の家や生活の様子を見ることができたのは面白かったです。
昼過ぎはみんなハンモックで昼寝をしていたり、刺繍をしている女性、木を削っている職人、バナナを大量に運んでいる商人、トラクターの上で居眠りをしている若い男性など、なかなか日本では見られない光景を自分の目で見ることができました。
日曜日で日が良かったのか、結婚式会場の横を通ることが多かったです。
基本的にはトゥクトゥクは好きな乗り物のひとつです。
ただし、今回のような長距離の移動にはむいていないと思いました。
理由は下記のとおりです。
- 排気ガスや砂埃が直撃するので、顔がホコリまみれになる
- 長距離の移動用に設計されていないので、お尻が痛くなる
- サイドがカバーされていないので、油断すると振り落とされそうになる(つまり眠れない)
もしこれから、バンテアイ・スレイやベンメリアに行く方は、少し価格は高いですが乗用車のチャーター利用をオススメします。
トゥクトゥクのチャーターはこんな人におすすめ
正直、長距離の移動にはトゥクトゥクは向いていないと思います。
特にトゥクトゥク好きの方にのみオススメします。
ただし、アンコールワットの観光であればあまり遠くないので、逆にトゥクトゥクで十分だと思います。