みりタビ

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【体験談】絶景12時間!モロッコ・マラケシュからメルズーガまでのバス旅を大紹介

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本記事では、マラケッシュから、サハラ砂漠ツアーが楽しめるメルズーガまで行こうと考えている方向けに、マラケッシュからお手頃な価格でいける長距離バスの予約・乗車方法・実際に乗車した感想について紹介します。 

マラケッシュ発メルズーガ行き長距離バスの基本情報

  • 運賃:240DH(2018年12月現在)
  • 荷物料金:5DH(2018年12月現在)
  • 座席:指定席(チケットを購入した際に座席が指定される)
  • スケジュール:午前8時発、午後8時半着
  • 休憩:3回(午前10時半 、午後14時半、午後17時)

 

メルズーガ行き長距離バスの予約は乗車ターミナルで

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メルズーガまでの長距離バスを運営するSpratoursは、乗車場所に行かないと予約できないとの事前情報だったので、マラケッシュの鉄道の駅近くにある、Spratourの発着所に行って、2日後のチケットを予約しました。

チケットの予約時は、窓口で目的地と何枚のチケットが欲しいかを伝え、現金で支払います。

荷物代は、乗車当日払いとのことで、乗車券だけ確保しました。

 

当日でも空きがあれば購入できます。

購入順に前方の席を割り当てているようでしたので、もし前方の席に座りたいのであれば、早めの購入がオススメです。

マラケッシュのSpratoursバスターミナル情報

  • 施設名:Supratours
  • 住所:N8, Marrakesh 40000 Google マップ
  • 営業時間:不明(午前7時には開いていました)
  • アクセス:フナ広場から5・10・14・66番のバスで20分。運賃は4DH。バスターミナルの目の前に停車。

   

30分前にはバスターミナルへ!長距離バスの乗り方

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バス乗車当日は、30分ぐらいまえにバスターミナルについておくのが無難です。

早く着いても、バスターミナルにペットボトル水も購入できるカフェがありますし、キレイな無料トイレ(トイレットペーパーは要持参)もあります。

荷物を預ける場合は、荷物料金の支払いを済ませる必要がありますし、15分ぐらい前から乗車がはじまり、出発時間キッカリに本当に出発します!

 

知らなくて焦った!荷物料金の支払方法

まずバス乗り場についたら、荷物の預入れ料金の支払いを行います。

荷物の預かり料金の支払いは、乗車当日しかできないので注意が必要です。

預け入れ待合室のすぐ横にある「なんとかBaggage(Emergency Baggage?)」という係のところで、係の人に乗車券を提示し、預けるバッグの個数を伝えてお金(1個あたり5DH)を支払うと、下の写真のような荷物の預り証(シール)がもらえます。

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バスに乗車する際に、そのシールと荷物を係の人に渡すと、飛行機の手荷物預かりと同じ要領で、係の人が各荷物にシールをはって、バスの下のトランクに荷物を詰めてくれます。

 

指定席に座って待つだけ!バスの乗車方法 

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バスの乗り方ですが、出発の15分前、つまり7時45分頃にバスがきて、乗車がはじまります。

バスが来るとかかりのおじさんが「メルズーガ」と連呼するので、その声が聞こえたら、出口をでて右側にあるバス乗り場に向かってください。

おそらく、いくつかのバスが並んでいるので、バスの正面に掲示されている行き先を確認することをおすすめします。

 

荷物を預けて、シートに書かれている指定席に座ったら、出発を待つだけ!

席の場所は、チケットの右上「Place」という部分に記載されています。

時刻どおりに出発します!

 

12時間ドライブ!メルズーガ行きバスのスケジュール

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2018年12月に乗車した際は、下記のようなスケジュールで運行していました。

  • 午前8時 マラケッシュ出発
  • 午前10時30分 トイレ休憩20分(山の上の休憩所なので寒い!トイレは有料(2DH)、小銭の準備が必要)
  • 午後14時30分 昼食休憩30分(ガソリンスタンドに併設されている食堂で食事ができる、トイレは無料)
  • 午後17時頃 トイレ休憩5分
  • 午後20時頃 メルズーガ到着 (予定より30分早く到着!)

この他にも、途中の停車駅に停車して、乗客を乗せたり降ろしたりしながらメルズーガまで進んでいきます。

途中で、運転手も交代になりました。

 

昼ごはんの時間は遅く、15時近く。

小腹がすいた時のためにスナックを持ち込むことをおすすめします。

昼食場所で食べたタジンは思っていたより美味しかったけど、30分で急いでたべなければいけなかったので、食べた気がしませんでした。

 

キレイな車内Supuratoursの長距離バス

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車内は、かなりキレイな高速バスでした。

エアコンもきいていますし、シート自体もキレイです。

ただ、車内Wi-FiやUSBの口はありませんでした。

必要な方は、モバイルバッテリーの持ち込みをオススメします。

あと、カーテンもきちんととまらないので、車内にいても眩しいです。

サングラス必須です!

また、12時間という長時間のバス旅なので、さすがにお尻が痛くなります。

バスの中にはトイレ無し、トイレ休憩の回数は限られているので、摂取する水分量を調整してからバスに乗車したほうがいいです。

  

バスの運転はかなり荒い!

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Supuratoursの運転はかなり荒めなので、シートベルトをしたほうがいいと思います。

さらに、酔いやすい人は酔い止め必須です。

急カーブがある山道も常に80〜100kmで運転しており、尋常じゃないスピードで急カーブに進入しながら、荒野を駆け抜けていきます。

さらに、ゆっくり運転している車がいると、その車の後ろにピッタリとつけて、対向車がいない瞬間を狙ってすかさず抜いていきます。

車間距離をとるという概念がないようです。

あおり運転とも思われかねないやり方で、前方の車を抜いていきますが、おそらくこちらの人の運転スタイルなのだと思います。

そんなスタイルで12時間ぶっ通しで運転がつづくので、見ている方はちょっとヒヤヒヤものです。

 

モロッコ人は車酔いしやすいのは都市伝説?

モロッコ人は車酔いしやすいという噂をどこかで耳にしましたが、カーブが連続する山道も全くそんな感じではなかったです。

車内が異様な匂いにつつまれるのではと乗車前は心配していましたが、そんな心配は杞憂でした。

よかった!

ただし、カーブが続く道が多いので、酔いやすい人や酔い止めを飲んだほうがいいと思います。

 

絶景が楽しめる、意外に充実した12時間

思っていたよりも景色がキレイで、12時間のドライブ中もかなり景色を楽しむことができます。

窓際の席を入手すべきです!

 

最初の4時間ぐらいは険しい山道のドライブでサボテンや雪山の様子を楽しむことができます。

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途中、モロッコの映画村らしきところもありました。

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途中、荒涼とした荒れ地を延々と進む部分もありますが、後半の3時間ぐらいもまた、すごくキレイ!

グランドキャニオンも顔負けの景色をすすみ、キャニオンの谷間に突然の森林出現!

言葉ではうまく表せないぐらいキレイ!

ドラゴンクエストのゲームの世界のような景色が広がります。

夕焼けも大変綺麗で、カメラのシャッターを切りっぱなしの状態に。

できれば、昼寝は午後早い時間にすませておくことをおすすめします!

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さいごに

本記事では、モロッコ・マラケッシュからメルズーガ行き12時間の長距離バスに乗車した経験について紹介しました。

12時間という長時間のバス旅なのでお尻がいたくなりますが、意外に景色がキレイで、十分楽しめます。

ぜひ、窓際の席をゲットして、絶景の旅をお楽しみください! 

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