フランス・パリからポルトガル・リスボンに向かう際に、ユナイテッド航空のマイルを利用して、TAP ポルトガル航空のビジネスクラスに搭乗しました。
日本に住んでいると、なかなか利用することがないTAPポルトガル航空ですが、ポルトガルを中心に飛行機を87都市にとばしている航空会社のようです。
本記事では、TAPポルトガル航空の評判を探している方向けに、ビジネスクラス搭乗体験について紹介します。
- TAPポルトガル航空は、安全性が高く評価されているポルトガルのJAL!
- TAPビジネスクラス客はラウンジ利用が可能
- え、エコノミー?TAPポルトガル航空・ビジネスクラスの席
- パン屋も顔負け!?TAPビジネスクラスの朝食がスゴイ
- TAPビジネスクラスのエンターテイメントはなし!
- さいごに
TAPポルトガル航空は、安全性が高く評価されているポルトガルのJAL!
TAPポルトガル航空は、1945年に設立された、リスボンを本拠地としているポルトガルの航空会社です。
かつては国営の航空会社でしたが、2015年に民営化されています。
日本でいうと、JALのようなイメージの航空会社です。
TAPポルトガル航空は、ヨーロッパ・アフリカ・北米・南米を中心に、34カ国87の都市に就航しています。
気になるTAPポルトガル航空の安全性はというと、各国の航空会社を評価しているAirline Ratingsでは満点の7点!
比較対象がないとわかりにくいですね。
比較対象として日本の航空会社を調べてみると、ANAとJALも同様に7点(All Nippon Airways (ANA) 、Japan Airlines)でした。
どこの航空会社も7点では?と疑いたくなるかもしれません。
が、航空会社によっては3点といった厳しい点数もつけられています。
TAPポルトガル航空は、JALやANAと同じくらい安全性の高い航空会社だと言えそうです。
全世界から口コミが集まるトリップアドバイザーでは、5点満点中3.5点とかなり厳しめの評価ですが、実際にTAPポルトガル航空に搭乗してみて、5点満点中4点はあげてもいいのではないかなと思うぐらい、私は好きです。
また、TAPポルトガル航空はANAも加盟するスターアライアンスのメンバーです。
TAPビジネスクラス客はラウンジ利用が可能
TAPビジネスクラスの場合、オルリー空港のラウンジを利用することができます。
詳しくは、記事「【プライオリティ・パス】フランス・ORLY空港WのラウンジPremium Traveller Lounge 」にて紹介していますが、ワインを1−2杯飲むならいいものの、軽食が充実していないので、お腹をすかせていくと、少しがっかりすることになります。
お金はかかっても、外のパン屋PAUL等で美味しいサンドイッチを購入したほうがいいのではと、個人的には思います。
オルリー空港のラウンジだけは、改善をお願いしたいです。
え、エコノミー?TAPポルトガル航空・ビジネスクラスの席
私達は、パリーリスボン間を就航しているA320Rという飛行機に搭乗しましたが、普通のエコノミークラスの席です。
もう少し、ビジネスクラスっぽい雰囲気がほしいものです。
左右に3席ずつ(A, B, CとD, E, F)、前から5列目までがビジネスクラス。
ペラペラのアコーディオン・カーテンの後ろがエコノミークラスです。
エコノミークラスのチケットを持った人が、「ここ、エコノミークラスでしょ?」と言って、平然とビジネスクラスに座っていた人がいるぐらいエコノミークラスのシートそのままです。
また、TAPポルトガル航空の座席で残念だったのは、清掃が行き届いていない点。
前の人のゴミが残っていたり、テーブルが汚れていた点が、印象が悪かったです。
逆に、いいなと思ったのは、電源口があること。
各席の足置き場の前方に、USBと通常の電源口が1つずつあるので、搭乗中の携帯電話の充電には困りません。
離陸時には、使用しないように言われます。
他の航空会社だと、座席のすぐ下に電源口があり、電源コードをさしづらかったりしますが、ここは前方にあるので見つけやすい。
こういったちょっとした違いは、かなりユーザビリティに影響しますね。
他の航空会社もこのスタイルにしてほしいです。
パン屋も顔負け!?TAPビジネスクラスの朝食がスゴイ
個人的には大満足!
特に、パンが美味しかったです。
きちんと、ここはビジネスクラスらしくガラスの容器に、パンとバター・ハムとチーズ・フルーツ・ヨーグルト・コーヒーが出てきます。
パンは温かく、PAULで食べたパンぐらい美味しいなと思いました。
フルーツも新鮮な感じがしましたし、ビジネスクラスの朝食には満足です。
パンも飲み物も、おかわりし放題。といっても、そんなに食べられないのですが。
ささいなことですが、お手拭きもパックに入ったタオル。
紙のお手拭きと比べると、ペラペラのタオルでも、タオルはタオル。
少し特別感がただよいますね!
30席あるビジネスクラスですが、今回の便のビジネスクラスの客は私達を含めてたった4人!
ということで、かなり過剰なくらいのサービスを受けさせてもらいました。
フライトアテンダントの方も、かなり親切に感じよく対応してもらいました。
アメリカ系の上から目線のフライトアテンダントとは大違いです。
TAPビジネスクラスのエンターテイメントはなし!
短距離路線ということもあり、エンターテイメントはありませんでした。
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さいごに
本記事では、TAPポルトガル航空の短距離線(フランスーポルトガル路線)のビジネスクラス搭乗体験について紹介しました。
飛行機の清潔さや座席は普通(むしろ悪い?)ですが、食事、特にパンはかなり美味しくて大満足でした!
フライトアテンダントの方も、優しくて良い印象を受けました。
個人的には、あの朝食をもらえるのであれば、(可能であれば)またTAPポルトガル航空のビジネスクラスに乗ってもいいと思っています!