みりタビ

国内や海外旅行で訪れた旅先を紹介するブログ

年代によって旅に求めるものが変わった話

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24歳の頃に訪れたインドで旅の楽しさに目覚めて以来、会社員として有給スケジュールとお金をやりくりしながら旅に行きました。

振り返ってみると、20代・30代・40代で旅に求めるものが変わってきたように思います。

皆さんはいかがですか?

私自身が、各年代で旅に求めてきたもの、こうすればよかったという過去の自分へのアドバイスを交えながら、紹介していきますね。

1度も海外に行ったことがなかった大学生が旅に求めたもの

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大学生の頃は旅に対して憧れがあったものの、貧乏学生だったので、時間はあったけど旅にはあまり行きませんでした。

何ヶ月もアルバイトをして貯めたお金で旅に行くときは、お金がないだけに「この観光スポットに行きたい」と目的が明確でした。

例えば、妹とアメリカのNASAを訪れた卒業旅行では、ヒューストン・オーランド・ニューヨークを巡るために、インターネットで航空券からホテルまで、ポチポチ予約して、大変だった記憶があります。

当時は、Expediaなどの便利なものはなかった?(知らなかった?)ので、字が小さく&使いにくいサイトで一生懸命予約していました。

 

ただ、この旅行は私にとって特別でした。

 

実は、小さい頃は宇宙飛行士に憧れていたので、NASAでスペースシャトルの打ち上げを見ることができた感動は忘れられないですね。

トラブルがありながらも、NASA旅行という小さなプロジェクトを実行しきったということも、自分への自信になりました。

 

これから大学生の皆さんには、ぜひツアーで行くだけではなく、自分で調査・予約して旅行に行ってみてもらいたいです。

もちろん、色々なリスクもあります。

しかし、トラブルを乗り越えると、大きな自信になると思いますよ。

 

大学生の私へのアドバイス

もし私が大学生に戻ることができたら、大学を1年休学して、バックパック旅行にでかけますね。

色々な価値観に触れて自分の許容範囲や理解力を高めておくことって、社会でサバイバルするために重要なことだと思います。

社会ではいろいろな人がいますしね。

また、将来、製品開発に携わりたい人がいたら、ぜひ時間がある間に旅行に行きまくって、世界中で行われている面白い製品やサービスを体験しておくことをオススメします。

絶対その経験が、将来の製品開発の仕事で活きてきますよ。

  

有給をやりくりする若手会社員が20代の旅に求めたもの

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20代の頃はお金もなかったので、東南アジアにばかり、一人で行っていました。

 

なぜかその頃は、「一人で何でもできる、強い人になる」という目標を掲げていて、その修行のために海外旅行に行っていました。

トラブルなどに自分を晒しながら、自分を鍛えるという旅をしていました。

今考えると、よくロジックがわかりません(笑)。

東南アジアのよくわからないボッタクリなどに対して、きちんと自分の意見を言ったり、交渉することを、強い人になるための訓練だと考えていたような気がします。

まあ、役に立たなかったとは言いませんが、目的に対して手段がずれていたかもしれません。

まあ、若かったので色々と考えることができなかったのでしょう。

 

この頃は、「東南アジアの世界遺産」と、「タイやマレーシアで帰る安くて可愛い洋服」に興味があったので、世界遺産を巡ったら、後は現地ブランドのショップで買物という旅が多かったです。

 

当時は、いつも一人で旅をしていたので、色々と面白い人との出会いも多かったです。

旅先で一流ホテルの支配人という人の話を聞いたり、インドネシアの大富豪と付き合っているという女の子に親切にしてもらったり、カンボジアの地雷博物館で働いている人と一緒に御飯を食べながら現地の恋愛事情を聞いたりという、面白い出会いが多かったです。

若くて、一人だったからこそ、こういった出会いがたくさんあったんだろうと思います。

 

20代の私へのアドバイス

もし、20代に戻ることができたら、「英語を早めに習得して、もっと旅に出たら?」と伝えます。

当時、親しかった人から「海外旅行にばかり行くのは贅沢だ」とキツく言われたこともあり、20代の数年間は海外旅行にあまり行くことができなかった点が心残りです。

当時の私は、周りの人に対して迎合しすぎでしたね。

自分の意見をしっかりと持って、自分のやりたいことをやるべきだったと思います。

「自分の心に嘘はつけないので、自分がやりたいことはやるべき」というのが当時の私へのアドバイスです。

 

海外に目覚めた会社員が30代の旅に求めたもの

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この頃の旅は、仕事を変えたり、留学をした転換期だったこともあって、ヒトに会うために、世界中をポケットマネーで飛び回っていました

もちろん、エコノミーです。

なぜ、あんなに体力があり、裕福だったのかはわかりませんが、「人脈を作るのが1番の優先事項」だと信じていて、知人のツテを辿って、ヨーロッパ・アメリカ・日本と飛び回っていました。

本当にフットワークが軽かったなと思います。

思い立ったら吉日ではないですが、来週はアメリカに行ってくるといった具合で、サクサク動いていました。

留学先では、「ネットワーキングの鬼」だと呼ばれていました。

辛い出会いもありましたが、ただ、ココで人に会いまくったおかげで、貴重な人脈を手に入れる機会もあり、ココでの投資は無駄ではなかったと思います。

ネットワーキング(人脈づくり)は1回きりで終わることも多いですが、縁があればその後の仕事につながることもありましたし、ココでの出会いが今でも続いていたりします。

見える結果にはならなくても、色々な人のお話を聞かせてもらえるだけで、本当に楽しかったですね。

 

30代の私へのアドバイス

もし30代に戻ることができたら、なんといいましょう…。

「よく頑張った〜」って伝えます。

人脈のために旅するヒトってあまりいないかもしれませんが、体力のある30代にあの経験をしたのは良かったな〜と思います。

視野が広がりましたし、メールの返事が来ないぐらいでは凹まなくなりました。

また、ズタボロに言われても、笑顔で返す「笑顔力」も身につきましたね。

(もちろん心はズタボロになりますが)

  

40代の旅に求めているもの

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40代になると、鬼のようにヒトに会うために飛び回っていた30代とは違って、もう一度、世界の知らない場所を見たいと思うようになりました。

 

観光本にのっているスポットより、地元の人達と話したり、地元の人達の生活をより知りたいと思います。

レストランも、きれいなレストランよりは、地元の食堂みたいなレストランで、地元の人達がどんな飲み会とかデートをしているかのほうが気になります。

価値観の違いとか、その土地ならではのビジネスやサービスなど、そんなことに注意して旅をすることが多いですね。

 

行き先も、大都市の場合はどこに行っても同じ雰囲気なので、先進国の大都市には行きたくなくなりました。

発展途上国のほうが魅力的です。

20代の頃は楽しみだった買い物には、全く興味がなくなりました。

 

40代の私へのアドバイス

まだ、40代なのでアドバイスというよりは、こうしたいという希望ですが、暮らすように旅して、その土地のことをより深く知る旅がしたいです。

2−3日滞在して、サーッと上澄みをなめる経験よりは、もっと一つ一つの場所を深く知るような旅がしたいです。

 

今後の旅に求めるものは?

50代や60代になると、旅に何を求めるのでしょうか?

欧米人のように、ビーチで1週間、何もしないリラックスするだけの旅を求めるようになるのでしょうか。

もしくは、社会貢献?

私の予想では、社会貢献をするために旅に出るようになる気がします。

若いときは、自分のことで精一杯だったけど、余裕が出てきたら、ぜひ実際に手を動かして社会貢献をしたいですね。

それが、次の世代に残せる遺産のような気がします。

これから、私の旅の目的がどうなるのか、自分で楽しみです。

 

みなさんの旅の目的は、どう変わってきましたか?

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