アメリカ、特にカリフォルニアで車の運転をするというあなた向けに、私が実際の失敗談をもとに、カリフォルニアでの車の運転で特に気をつけたいことについて紹介します。
アメリカ・カリフォルニア州での運転に必要なのは日本の運転免許
アメリカのDMV(Deparment of Motor Vehicle)によると、日本の有効な運転免許があればOKとのことです。
International Driving Permits
California does recognize a valid driver license that is issued by a foreign jurisdiction (country, state, territory) of which the license holder is a resident.
Reference:DMV International Driving Permits
しかし、レンタカー会社の社員が日本語を読めないので国際免許証をあわせて持っていくのがいいですね。
レンタカー会社は各社あります。
メジャーな会社の方がメンテナンスがきちんと行われている印象があるので、私はNationalかEnterprise、Hertzが多いです。
レンタカー料金は残念ながら空港から借りると少し料金が割高ですので、可能であれば街に出てからレンタカーを借りた方がお得ですよ。
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アメリカ・カリフォルニアでの運転ルール
基本的には、日本の運転免許をとった方であれば大丈夫です。
ただし、赤信号時の右折OK等、数箇所ルールが異なる場合もあります。
アメリカの他州とも殆ど変わらないはずですが、もし不安な方は下記にアメリカのDMV(Deparment of Motor Vehicle)が日本語でのルールブックが公開されています。
参考にしてください。
▶DMVカリフォルニア州運転者用ハンドブックを見る(日本語)
カリフォルニアでの運転で特に気をつけたい3つのポイント
1.赤信号での右折時には必ず一時停止
赤信号で右折するときは、必ず一旦停止して安全を確認してから右折してください。
他州に住んでいたときはそんなに厳しく取り締まっていなかったので、スピードを落として停まらずに安全を確認して右折していました。
しかし、カリフォルニアは厳しいです。
参考までに、運転者用ハンドブックから引用:
引用:カリフォルニア運転者用ハンドブック 22ページ
時々、一時停止せずに右折している車があります。
しかし、カリフォルニアでは厳しく取り締まられ、違反時には罰金は約5万円です!
無人カメラも多く設置されています。
絶対に赤信号での右折時にはきちんと停止した方がいいです。
カメラが設置されているマップが、Googleで”California Photo Enforcement Locations"というキーワードで検索すると出てきます。
かなりの数のカメラが設置されていることがわかると思います。
私は、これで罰金$350を支払いました。
2.携帯電話を操作しながらの運転は違法
携帯電話をもってLINEを送ったり、話をしながら運転しているところを警察に見つかるとすぐにチケットです。
絶対にやめましょう!
裁判所に行ったときも、何人かは運転中に携帯電話を手にとって運転していたという罪で出頭している人たちがいました。
あるおじさんは、「いや、あれはコーヒーカップで携帯電話じゃなかったんだ!」と必死の言い訳をしていましたが、さすがに裁判官も「そんなわけないだろ!」と一喝していました。
携帯電話を操作しながらの運転は違法です。
3.カリフォルニアの人たちは、雨の日の運転が大の苦手
カリフォルニア、例えばサンノゼ市は年間に62日にしか雨が降らない、年中晴天の街です。
従って、カリフォルニアの道路も人も、雨に慣れていません。
普通の雨が降るとニュースでも大騒ぎになります。
インフラも弱い。
例えば、大雨(日本人の感覚ではそんなに大雨ではない)のため下水道が決壊して高速道路に染み出したので高速道路を閉鎖しますという騒ぎになります。
雨の日は、高速道路を走る車もかなりゆっくりになります。
いつもは、すごいスピードでみんな走っているのですが、雨の日は半分くらいのスピードじゃないかと思うほど…
周りがそんな感じなので、特に雨の日は回りの車に注意して運転してくださいね。
事故も多発しますので、高速道路は大変な渋滞になることが多いです。
さいごに
カリフォルニアでの運転で気をつけてほしい、赤信号右折、携帯電話を持ちながらの運転、雨の日の運転、について紹介しました。
楽しいカリフォルニア旅行になるよう、気をつけて運転してくださいね。