1979年に世界遺産に登録されたクロアチア・スプリットにある「ディオクレティアヌス宮殿」に行ってきました。
宮殿といっても、何かひとつの建物があるのではなく、街全体が宮殿で、今も宮殿で暮らしている人がいる、今なお現代で活用されている世界遺産です。
宮殿の中はまるで迷路!
童心に返って、迷宮の街歩きを楽しみました!
本記事ではスプリットの旧市街「ディオクレティアヌス宮殿」について詳しく紹介していきますね。
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ディオクレティアヌス宮殿の基本・詳細情報とアクセス方法
- 住所:Dioklecijanova ul. 1, 21000, Split, Croatia
- 電話番号:+385 98 251 610
- 開場時間:24時間
- 入場料:無料(ただし、鐘楼と聖堂、博物館は別途入場料が必要)
- 公式サイト:https://visitsplit.com/en/1/welcome-to-split
ディオクレティアヌス宮殿内の中の様子と雰囲気
1979年に世界遺産「スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿」として登録されただけあって、中世の雰囲気が楽しめる街です。
もともとは3世紀後半〜4世紀初頭にかけてたてられたとあり、昔の人々のゴミ捨て場やローマ時代の水道管などが見られる場所もあります。
街全体がなんと大理石!
大理石ってこんなに長持ちするんですか?!
かなり古い街のはずなのに、スプリット旧市街の床は白くピカピカです。
もちろん、床を磨く清掃車をかなり頻繁に見かけたので、街の方たちの努力もあるのでしょうが、あんなに白くキレイな街はなかなか見かけないですね。
歩いていて気持ちがよかったです。
街自体はそんなに大きくはないのですが、街の通路は迷路のように作られており、歩く度に新しい道を発見することができます。
巨大迷路のようで、街歩きが楽しいですよ。
個人的には、ポルトガルのレガレイラ宮殿と同じくらい街歩きが楽しかったですね。
路地に入っても、あまり危険な感じがしなかった点もよかったです。
そして、ディオクレティアヌス宮殿の目の前は海!
かつては本当に目の前が海だったようですが、今は歩道(プロムナード)を挟んで、本当に青い海が広がっています!
プロムナードにはBOBISといったパン屋やカフェが並んでいるので、天気がいい日にはカフェでゆっくりコーヒーとパンを頬張るだけで幸せな気分になります。
滞在中は、毎朝プロムナードで日光浴をしながらユックリ朝食を食べていました。
みんな気持ちが良すぎてその場所から動きたくないので、なかなか席取り合戦が激しいですが、そこはグイグイいきましょう!
大晦日の日には、プロムナードではカウントダウンのイベントが行われ、海からは花火も上がっていました。
クロアチアの地元の人達は、海に向かって手持ち型の花火を打ち上げていましたね。
ただ、海と歩道の間に柵がないので、暗闇の中で落ちてしまわないかとちょっと怖かったですけど、忘れがたい年越しになりました。
ディオクレティアヌス宮殿内の見どころ
ディオクレティアヌス宮殿内には色々な見どころがありますが、あえて3箇所をあげるとしたら、下記の3ヶ所。
特に、鐘楼は必見ですよ。
鐘楼
スプリットの中でひときわ高い建物がこちらの鐘楼。
高さは60メートルあります。
鐘楼は入場するのに料金がかかります。
鐘楼の上に登ると、下記のようなスプリットの美しい街並みを楽しむことができます。
ただ、ひとつだけ欠点が…大聖堂の上に登る階段が少し怖いです。
もしかしたら、高所恐怖症の方はつらいかもしれません。
上の写真は、鐘楼の階段の写真です。
階段が錆びているのが見えますか?
階段の耐久性は大丈夫なのか?とかなり不安になる「階段」ですが、信じて上に登っていくと素晴らしい絶景を見ることができますよ。
登ってよかったですが、やはりあの階段は怖かったですね。
他の観光客も、恐る恐る階段の昇り降りをしていました。
グルグールニンスキ像
ディオクレティアヌス宮殿の北側「金の門」の正面に立つ巨大な銅像pグルグールニンスキ像」は必見です。
左足の親指を触ると幸運が訪れると言われている、スプリットのパワースポットです。
左足の部分だけピカピカと光っています。
もちろん、私もお願い事をしながら触ってきましたよ!
地下宮殿
地盤沈下で地下のようになっていますが、かつては1階部分だったようです。
こちらには、土産物屋が並んでおり、ミュージアムもありました。
なんとなく雰囲気のある地下宮殿は、海岸線沿いにあるプロムナードに通じており、よく通る通路のひとつだとおもいます。
ディオクレティアヌス宮殿はこんな人にオススメ
街歩きが好きな人にオススメです。
食事は全体的に少しだけ塩辛いですが、かなり美味しい!
クロアチアの食事が美味しいって意外ですよね?
私もびっくりしました。
かなり、食事も満足できると思いますよ。
世界遺産は保存することも大事ですが、こうして今なお補修しながら活用され続ける形で保存されることもいいですね。
クロアチアのドブロブニクにも劣らない、美しい街でした!
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