タイ・バンコクからチェンマイまで鉄道で移動する方法について、記事「タイ・寝台列車の乗車体験をシェア!(バンコク発チェンマイ行き)」で紹介しました。
タイの豊かな自然が楽しめる電車旅ですが、チェンマイ駅が少し市街地から離れているので、市街地までタクシーかバスでの移動が必要という点に注意が必要です。
本記事では、チェンマイ駅から多くの人が宿泊するである旧市街エリアまでの代表的な移動方法について紹介します。
タイ・チェンマイ駅の基本情報
バンコクからの鉄道が到着するチェンマイ駅は、上の写真のように売店がいくつかあるだけの比較的こじんまりした駅です。
チェンマイ駅は少し郊外に位置しているので注意が必要です。
具体的には、観光の要となるターペー門からは2.6km離れており、徒歩で歩くと33分もかかる距離にあります。
真冬でも暑いチェンマイで、正直30分も外で歩くと汗だくになります。
さらに、重たいスーツケースやバックパックを背負って歩くとなると大変!
多少の距離であれば私も徒歩で移動してしまいますが、さすがにこの距離は厳しいということで、交通機関を利用してホテルがある旧市街まで移動することにしました。
タイ・チェンマイ駅からの移動方法
赤バス、GRABを使った民間タクシー、もしくはタクシーの3つの方法が代表的な移動方法になります。
チェンマイを歩いていると、赤バスと言われる大型の赤いトゥクトゥクを見かけます。
未確認ですが、ローカルバスもあるかもしれません。
しかし、チェンマイの他の区間でローカルバスを利用したところ、料金は安いのですが、英語は全く通じないので、少し難易度が上がると思います。
赤バスの乗車料金と雰囲気
チェンマイ駅の正面にある駐車場に赤バスがたくさん停まっているので、乗り場に迷うことはありません。
赤バスの運転手に自分が行きたい場所を告げて、価格を交渉します。
私達は、チェンマイ駅から旧市街(ICON広場)まで50バーツ(荷物代込み)でした。
少しまけてくれないかと5分ほど交渉しましたが、運転手は全く譲ってくれませんでしたね。
他の乗客も50バーツを払っていたので、外国人観光客だとこれぐらいが相場なのかもしれません。
荷物が多い場合は、赤バスの上に載せたりすることもあるようですが、私たちの場合は乗車スペースに荷物を持ち込みました。
その分、車内はかなり狭かったです。
チェンマイもバンコク程ではないですが、車が多いので排気ガスは多少気になりますし、乗り心地もいいとは言えません。
ただし、トゥクトゥクのようなワクワク感を味わえます。
チェンマイ旅の経験として1度乗っておくのもいいのではないでしょうか。
多くの観光客&ローカルの人が利用していますし、安心できる交通機関だと思います。
GRABの乗車料金と雰囲気
Uberのような民間タクシーがタイ・チェンマイにもあります。
メジャーなものがGRAB。
タイへの旅行前には、ぜひGRABのアプリをスマホにダウンロードしておきましょう。
Grab App
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GRABだと、チェンマイ駅から旧市街エリアまで料金は100バーツ〜のようです。
プライベートな車で、(おそらく)冷房のきいた車で早く移動できるという意味では、GRABが一番快適な移動方法だと思います。
ただ、駅前に上の写真のような「GRABは違法!」と書かれている看板があり、それにちょっとビビって私達は赤バスを利用してしまいました。
注:上の写真は、チェンマイ駅のバスターミナルに掲載されていたもの。
後日、ホテルの人に確認すると、「空港や鉄道の駅からGRABを利用するのは違法だけど、街中であれば問題ない」とのこと。
少しだけ、チェンマイ駅から離れたところから利用すればいいのかもしれませんね。
荷物が比較的少なく、駅から少し離れたところまで歩ける、かつタイでWi-Fiが利用できる方にはGRABはオススメです。
私も、チェンマイの市街地(空港や鉄道の駅以外)では何度もGRABを利用しました。
毎回、感じのいい運転手の方が多く、暑いチェンマイを快適に移動することができました。
タクシーの乗車料金と雰囲気
タクシーは高いので、チェンマイ駅からの移動には利用しませんでした。
また、チェンマイ観光にもタクシーを利用することはありませんでした。
ホテルの人もGrabをおすすめするぐらいなので、チェンマイでタクシーを利用する機会は少ないかもしれませんね。
まとめ:チェンマイ駅から旧市街までの移動方法
一人旅の方や、重たい荷物があり歩くのは大変という方は、赤バスがおすすめ。
二人以上で数分ぐらいだったら歩いて移動できるという方であれば、GRABでもいいと思います。
ただし、GRABの場合は駅から利用すると違法だと指摘される可能性が高いので、駅から離れた場所で利用するようにしてくださいね。