全ての時間を自分達のために使えるようになり、1週間が経過しました。
前回は、会社を辞めるに至った経過について「【0週目】夫婦で無職になる」で紹介しました。
本記事では、1週目のイベント「アメリカでの引越し」を中心に紹介していきます。
- 高い賃料のため、やむを得ず引越し
- 意外とキレイ!アメリカのストレージサービス
- ソファからベッドまで、全てセルフ!荷物の搬入作業
- アメリカでの断捨離作業から学んだこと
- これぞシリコンバレー、大学の研究室のようなGoogleを訪問
- 無職になって1週目の感想
- 来週の予定
高い賃料のため、やむを得ず引越し
今回、数ヶ月間の旅行期間は、今住んでいるアパートを引き払って、すべての荷物を倉庫に保管することにしました。
本当は、アパートに置いたまま出かけたいのですが、あまりに高額なシリコンバレーの家賃を払うのはもったいない、というのが理由です。
シリコンバレーの家賃はどれだけ高いかというと、全米でも有数の家賃が高い地域で、日本の初任給を丸ごと家賃として払わなければいけないほど家賃が高額です。
GoogleやFacebook、Appleといった企業が従業員に高額な給料を支払っているため、家賃相場が全体的に上がってしまっていると言われています。
無職の私たちが、そんな家賃を払えるわけもないので、今回は出費を抑えるために、倉庫に荷物を保管することにしました。
意外とキレイ!アメリカのストレージサービス
アメリカには色々な個人向けのストレージサービス(倉庫)の会社があります。
今回は、家の近所にあるExtra Space Storageを利用することにしました。
1ヶ月$100程度で、2-3畳のスペースを借りることができます。
Extra Storageは意外にも綺麗で、中にはエレベーターもあり、エアコン付きの部屋もあります。いわゆる倉庫のイメージとはかなり違いました。
ストレージに荷物の搬入のために、毎日出入りしているとかなり面白く、普段見えてこないアメリカ生活の実態が見えてきます。
ストレージにお店の商品を置いて倉庫がわりに使っている業者、なぜか軽自動車くらいの大きさのゴミ収集箱がまるごと置かれている倉庫(盗んできたもの!?)、ガラクタ(っぽいもの)が山積みになっている倉庫等々。
最も印象的だったのは、ホームレスの人が自分の洋服を倉庫にまとめて保管し、毎日着替えをしにきていること。
切なくなります。
シリコンバレーの輝かしい側面ばかりにスポットが当たりますが、最近の物価高騰でホームレスの人をかなり見かける印象があります。
景気がいいと言われるアメリカですが、このホームレスの実態を見ていると本当にそうなんだろうかと疑問になります。
ソファからベッドまで、全てセルフ!荷物の搬入作業
1DKのアパートの荷物をまとめて、倉庫に搬入する作業を二人で延々とやっていました。
ここで、アメリカでの引越しに役立つかもしれない情報をいくつか。
- ダンボール箱は、Home DepotやLowe'sといったホームセンターで買ってきたものを使用。Lowe'sのほうが若干安い。
- ガムテープは、Amazonで安く購入。日本のような布のガムテープは売っていないのが残念。
- 荷台は、OfferUpというアプリで他の人から安く買ったものを利用。英語では、Dollyと呼びます。
- 大活躍したのは両端にフックがついたコード。荷物が荷台から落ちないように固定するのに大活躍。引越し作業には必須。
- 引越し作業に役立ったのは、腰をサポートしてくれるベルト。これがあったので、腰を痛めることなく、そして腰を悪化させることなく荷物の搬入を終えることができました。
お金を節約するために二人で頑張って運びましたが、本当に疲れました。
できることなら、もう引越しはしたくないなと思うほどです。
アメリカでは、引越しは引越し屋さんに頼むのもありですが、ちょっとした作業であれば、ホームセンターのあたりにいる日雇いバイトを探している人に声をかけて、個人的に仕事のお願いをすることも可能です。
アメリカでの断捨離作業から学んだこと
余計なものは、記事「アメリカでの中古品販売に使えるフリマアプリを大公開」で紹介したメルカリやOfferUpというアプリで売りまくりました。
ただし、ソファ等のどうしても大きな家具だけは売れませんでした。
「観葉植物を無料であげます」と投稿したら、1日で58人から問い合わせを受けるという最高記録も達成しました!
早く問い合わせてくれた人から譲ろうとしましたが、レビューが低かったり、定型文で問い合わせて来る人は避けました。
理由は、すぐにでも譲りたいのに取りにきてくれないと困るから。
何時なら取りに来れるとか、具体的な取引の話をできた方と取引したいと思いました。
次回、自身が無料でモノをもらいたいと思ったら、具体的な話をすぐにでも売り手と初めた方がいいのだと学びました。
これぞシリコンバレー、大学の研究室のようなGoogleを訪問
引越し作業のかたわら、マウンテンビューにあるGoogleで働いている友人を訪問してきました。
Googleのオフィスの中まで入らせてもらって、プロジェクトの内容を色々と説明してもらいました。
みんながイキイキ働いている姿が印象的でした。
私の仕事は、今日お客様が欲しいものを届ける仕事でしたが、10年後に求められるかもしれないものを一生懸命作っている姿を見て、ああいうのがシリコンバレーで働く意味なのかなとも感じました。
大学の研究室のような雰囲気でしたよ、工具が散らかっていて。
シリコンバレーの雰囲気を垣間見たい人には、アメリカの人気ドラマ「シリコンバレー」がオススメです。
無職になって1週目の感想
仕事を辞めて1週間経ちますが、まだ仕事を辞めたことが信じられないです。
仕事のストレスを感じることはなくなりましたが、曜日の感覚がなくなるまででもありません。
毎日、引越し作業が忙しく、妙な充実感がありました。
無職期間中、かつてから興味を持っていた業界で、プロボノ・プロジェクトに参加できることも決まりました!
旅もプロボノもがんばって、将来につながる数ヶ月間にしたいと思っています!
来週の予定
来週は、アメリカで友人の結婚式に出席した後、日本に帰国します。
日本に到着するまで、特大のスーツケース2個を持ってまわらなければいけないのが嫌ですが、久しぶりの日本はワクワクします。
では、また来週!