子供の頃に巨大迷路が大好きだった「みりん」です。
モロッコを訪れたときに、リアル巨大迷路の街「フェズ」を発見しました。
実際に街を歩いて、巨大迷路で鍛えた方向感覚も役に立たないほど、あっけなく道に迷ってしまい、同じところをグルグル回って、無限ループのダンジョンに入ったんじゃないかと焦ってしまいました。
街の中には、革染めをしているタンネリから、レストラン、土産物や、市場など、生活の全てが手に入るんじゃないかというぐらい色々なお店が入っていて、街歩き自体はかなり楽しかったです!
フェズには2泊3日でしたが、正直もう少し滞在したかったぐらいです。
フェズの迷宮都市の様子を写真いっぱいでお届けします。
- 30秒でわかる世界遺産「フェズ」
- 世界遺産「フェズ」への行き方とアクセス方法
- なんと100万人都市!世界遺産「フェズ」の基本情報
- 砦で囲まれた迷宮!フェズ旧市街の様子と雰囲気
- トラブル注意!フェズ旧市街の革染め場所「タンネリ」見学
- 世界遺産「フェズ」は本当に迷宮都市だった!
- 1分でわかる!世界遺産「フェズ」
30秒でわかる世界遺産「フェズ」
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世界遺産「フェズ」への行き方とアクセス方法
モロッコと言えば、カサブランカとマラケシュが有名ですが、フェズも世界遺産として登録されているぐらい有名な街です。
フェズはモロッコの北東部に位置しています。
フェズへは、カサブランカやマラケッシュから国内線の飛行機やバスでアクセスするのもモロッコの自然が楽しめるので、オススメです。
また、フェズには立派な国際空港(プライオリティ・パスで入れるラウンジあり)もあるので、ヨーロッパから飛行機で直接フェズに入る方法もいいですね。
フェズ旧市街と空港間はタクシーもしくはバスの移動になります。
なんと100万人都市!世界遺産「フェズ」の基本情報
かつてのイスラム王朝の首都だったフェズ。日本で言うと京都の様な感じですね。
1981年にユネスコの世界遺産(文化遺産)にフェズ旧市街が登録されました。
少し古い情報になりますが、人口は約97万人。
フェズは、夏の気温は高く、冬に雨が降るという亜熱帯気候。周辺では、小麦、オリーブ、豆類、ブドウが栽培されています。
私は12月(冬)に訪問しましたが、長袖と薄いジャケットでちょうど良かったです。
若い人たちは、ジーンズやTシャツを着ていますが、女性や男性の多くはモロッコの伝統的な洋服を着ているので、洋服を着ている私達はかなり目立ちます。
ちなみに男性は、ゲゲゲの鬼太郎のねずみ小僧のような民族衣装「ジュラバ」を着ている人が圧倒的に多いです。
砦で囲まれた迷宮!フェズ旧市街の様子と雰囲気
モロッコのフェズを外側から眺めたところです。
これだと単なる街じゃないかと言われそうですが、実際にこの街に入ってみると、また違った世界が拡がっていました。
よく見ていただくと、街を囲むように塀(砦)があることがわかると思います。
フェズを代表する観光スポット「ブー・ジュルード門(Bab Bou Jeloud)」。
旧市街の西の玄関です。
門の色は、外側からであれば青色、内側からであれば緑色と色が違っていました。
この門を通って中に入ると、かなり賑わった商店街が拡がっていました。
なお、このアタリは観光客を狙った勧誘が多かったので、用が済んだら早めに立ち去るのがオススメかな。
フェズ旧市街のブー・ジュルード門を出たすぐのところに広場があり、市場が開かれていました。
洋服などの日用品が販売されていました。
なんとなく、売っている品物から現地の人向けに販売している感じがしました。
そして、フェズの中へ入っていきますね。
フェズが迷宮都市と言われる所以はこちらの写真が語っているはず。
フェズの旧市街には、こんな感じの分かれ道や路地がたくさんあります!
しかも京都のような碁盤の目ではないので、ドコにつながっているかわからない。
旧市街の中にも、大通りと思われるような人通りの多い場所もあれば、上のように人が全く歩いていない路地もありました。
本当はこういう路地を歩きたいけど、この先に何があるのかがわからないので、ちょっと進むのが怖かったですね…
路地によっては、人ではなくカワイイ猫がいることも。
ちょっと安心。
フェズの旧市街の中でも、立派に整備されているところもあれば、半崩壊状態のところも。
ココのエリアはかなり荒廃していました。
こういう隠れたスポットを見つけると、ワクワクします。
さらに歩いていくと…老朽化による崩壊がはじまっているのか、場所によってはこのような支えが設置されていることも。
これは、地震がくると危ないやつですね。
フェズの旧市街の中には、通路だけではなく、こういった小さな広場もありました。
こちらの広場には、鍋をトンカチで打って形を整えているオジサン(画面中央)がいたり、おしゃべりをしている人がいたり、思い思いに過ごしていました。
狭い道の両側に小さなお店が所狭しと並んでいます。
ホテルもあります。
旧市街の中には、レストラン・市場・土産物や・学校などたくさんのお店があり、ひとつの街としてほぼ完結しています。
上は、レストランと思われるお店。
知らないと入れない、お店ですね。
道にまでテーブルがせり出しているレストランも。
ちなみに、フェズのレストラン、お店によっては外国人用に別メニュー(つまり別価格)のお店があるので要注意です。
強くお願いしたら、現地人用の別メニューが出てきました。
モロッコのお皿が売っているお店。
この模様がモロッコらしいですね。
モロッコの民族衣装が売っていたお店。
ねずみ小僧のコートを買うよう夫にすすめましたが、夫はのってくれませんでした。
フェズで見つけたお菓子屋さん。
こんなに山積みで売れるんだろうかと心配になりますが、それでも横でせっせと作っていたので、売れるんでしょうね。
油揚げのドーナツらしきものとか、見ているだけでお腹いっぱいになります…
こちらは野菜を売っている八百屋さん。
レモンやオレンジなど、見本でもおなじみの食材が並んでいました。
旅先でこうした食品売場を見るのも楽しいですね!
そして、番外編。フェズの中には、所々に素敵な壁書きアートがありました。
思わず写真を撮ってしまうぐらいよくできたアートでした。
トラブル注意!フェズ旧市街の革染め場所「タンネリ」見学
こちらは、フェズの1番の人気スポットとも言える「タンネリ」。
フェズは革が有名な場所ですが、その革染めを行っている場所です。
タンネリ見学は、少しややこしい場所なので注意が必要です。
わたしたちは、Googleマップを手がかりにタンネリがありそうな場所まで歩いていきました。
途中ですれ違った現地の人に、こっちに行ったらいいと言われた方向に歩いていくと、いつの間にか誰かの店舗の中へ…。
気づかず入っていくと、「お前は誰だ。挨拶ぐらいしろ」的なことを強い口調で言われました。
少しビビっていると、「タンネリを見学したいのか」と聞かれたので、「見学したい」と答えると、従業員が案内してやると言われて…。
従業員が出てきて、革製品がたくさん並んでいる店内を通り、お目当てのタンネリが見えるベランダへ。
ベランダに到着すると、「ここは混み合うから、10分だけしか見せられない」という注意のあと、ひと通りの説明をうけました。
そもそも、私達以外に一組しかお客さんはいませんでしたが…
無料で説明をしていただいているのでこちらも偉そうに言う資格もないですが、この説明が本当に偉そうでした。
モロッコで一番イヤだった経験かもしれないぐらいです。
こちらが何かを知っていると返事しようもんなら、「何を知っているんだ、説明してみろ」的なことを言われ、詰められます…。
いや、別にココで議論するつもりもなかったんですけどね…
タンネリ見学も気分が悪くなっただけで、全く楽しい思い出はないです…。
普通だったら、無料で案内してもらって悪いから、最後に一品でも革製品を購入して帰ろうと思いますが、ここまで感じが悪いと(申し訳ないですが)購入しようという気は全く起こらず、「Thank you」とだけ伝えて帰りました。
こんな思いをするぐらいだったら、最初からお金を払って見学すればよかったなと思います。
タンネリ見学は色々とトラブルも聞くので、気持ちよく見学したい方は、有料でも現地発着ツアーに参加したほうがいいと私は感じました。
世界遺産「フェズ」は本当に迷宮都市だった!
世界一ともいわれる迷宮都市「フェズ」に実際に行ってみて、楽しかったです。
(タンネリ以外)
本当はすみずみまで、路地を探索したかったぐらいです。
2泊〜3泊ぐらいすると、かなりフェズを楽しむことができると思います。
なお、フェズからは、青の街として人気の街「シャウエン」へのツアーもあるので、シャウエンにいく日として+1日しておくといいですよ。
→フェズ発シャウエン行の現地発着ツアーを見てみる(日本語サイト)
また、ホテルはフェズ旧市街の中にあるホテルが観光が便利でオススメです。
私が泊まったのはこちらのリアド。
すごく居心地がよくてよかったですよ!
→フェズ旧市街にあるリアド「リアド・マザール・フェズ」に宿泊した感想を見てみる
1分でわかる!世界遺産「フェズ」
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