読者の方から、冬のヨセミテ公園への行き方について問い合わせをいただきました。
ありがとうございます!
本記事では、冬にサンフランシスコからヨセミテ国立公園までの行き方について紹介していきます。
冬のアメリカ・ヨセミテ国立公園の様子と雰囲気は?
ヨセミテ国立公園は温暖なカリフォルニア州にありますが、ヨセミテは山の中にあり、10月頃から雪が降るエリアにあります。
公式サイトによると、ヨセミテ国立公園の最高気温は12度、最低気温は−2度とのこと。
そのため、ヨセミテの周りの道路は冬の間はチェーン規制が行われることがあります。
ただし、冬であってもハイキングを楽しむことができるのがヨセミテ国立公園。
雪で覆われたトレイルを歩くことができます。
冬とは言えませんが、10月初旬にヨセミテに日本から来てくれた家族を連れて行ったときには、すでに雪が降りはじめていて、かなり寒かったです。
冬のアメリカ・ヨセミテ国立公園への行き方・アクセス方法は?
方法1.サンフランシスコからヨセミテ国立公園までレンタカーで行く
雪が少なく、運良くチェーン規制が行われていないようであれば、もしかしたらヨセミテ国立公園までチェーン無しで行くことができるかもしれません。
▶ヨセミテ国立公園のチェーン規制に関するページはこちら(公式サイト)
公式サイトによると、11月〜3月まではチェーンが必要になることが多いとのこと。
通常、レンタカーはチェーンをかけたらだめと言われる事が多いので、レンタカーを借りる限りでは、かなり厳しいと思います。
運良く、天気が暖かそうな場合は、ヨセミテまでのドライブルートは2通り。
120号線を使うルートと、99号線と140号線を使うルートがあります。
120号線はアップダウンの激しい山道となりますので、特に冬の間は140号線がオススメです。
120号線は、夏の間に運転したことがありますが、冗談ではなく坂道から落ちそうになっている車を見て震え上がったくらい、険しい坂道です。
当時、日本とは違って、坂道にはガードレールもありませんでした…
さすが自己責任のアメリカです。
あんなところで、凍結してもしタイヤが滑ったらと思うと怖い…ということで、自分の親友や家族には強く、99号線と140号線のルートを推薦します。
方法2.マリポサまでレンタカー、マリポサからバスでヨセミテにアクセスする
ヨセミテの麓にあるマリポサ(Mariposa)もしくは、メルセド(Merced)という小さな町までレンタカーで向かい、その後はYartsと呼ばれる定期バスを利用してヨセミテ国立公園にアクセスする方法もあります。
Yartsバスの運行スケジュール
メルセドやマリポサからのバスは1年中運行しています。
2019年10月現在は、1日5便〜6便を運行しています。
例えば、マリポサのPark & Rideというバス停からの発車時刻は下記の通り。
- 午前5時45分(平日のみの運行)
- 午前6時11分
- 午前7時56分
- 午前9時58分
- 午前11時50分
- 午後6時42分
Yartsバスの料金
ヨセミテ国立公園への入場料込みで下記の通りです。
- メルセド〜ヨセミテ国立公園 $32(往復)
- マリポサ〜ヨセミテ国立公園 $16(往復)
方法3.サンフランシスコ発の現地発着ツアーでヨセミテに行く
とにかくレンタカーの運転は嫌だ!という方には、サンフランシスコ発の現地発着ツアーへの参加がオススメです。
外国で、日本とは逆車線の道路、しかも雪道(かもしれない)を運転するのは、車の運転が慣れていない方にとってはストレスだと思います。
微妙に運転ルールも違いますしね…
▶私はこれで罰金を取られました!間違えやすいカリフォルニアの運転ルール
カリフォルニアに住んで、毎日運転している私でも、あのヨセミテ周りの山道を冬に運転するのは、ちょっと避けたいです。
運転に自信がない方は、運転で事故に合うリスクを考えても、サンフランシスコ発の現地発着ツアーは良い選択だと思いますよ。
まとめ|冬のヨセミテ国立公園への行き方・アクセス方法3選
冬のヨセミテ国立公園への行き方・アクセス方法について3つの方法を紹介しました。
個人的には、2番めのメルセドもしくはマリポサからの定期バス、もしくは3番めのサンフランシスコ発の現地発着ツアーへの参加がオススメです。
夏のヨセミテ国立公園は、非常に人が多くて静かな時間を楽しめないので、ぜひ冬の静寂の中で雄大な自然を楽しんでくださいね!
ヨセミテ国立公園周りの宿泊場所について、まとめました。
ヨセミテ滞在時のホテル選びの参考になればと思います。