たった今、主人を空港まで見送ってきました。
私たちは結婚3年目。
いつもふたりで一緒に世界各国を旅してきましたが、今回の11月末のサンクスギビングと呼ばれるアメリカのホリデーウィークは、主人も私もお互いに好きな場所にひとり旅をすることにしました。
行き先は、主人は東南アジア、私は東ヨーロッパです。
結婚したんだから、ふたりで行動しなければいけないと思っていました。
去年、そう思って一緒に数ヶ月旅行したのですが、お互いに自分の好みとは異なる場所だと思いっきり楽しむことができないという事実が露呈してしまいました。
そりゃそうですよね、いい歳した大人ですけど、やっぱり人間ですから。
趣味があえば、ふたりで旅行をしても楽しいのですが、合わないのであれば別々に旅してもいいのではと感じたので、今年は夫婦でひとり旅にチャレンジすることにしました。
そうして決めた旅先は、主人は迷わず東南アジア。
とにかくお金を節約して、大好きなバリ島、友達が多いけど行ったことがなかったフィリピンを中心に何カ国かバックパックで周遊するようです。
遠慮気味に航空券を予約した主人ですが、旅のプランニングはウキウキして嬉しそうにしている姿を見逃しませんでした。
ただ、出発日当日はひとりで旅に出ていいのかなとブツブツ悩んでいましたね。
航空券もホテルも予約しちゃってるんだから、悩むだけエネルギーの無駄なんですけどね(笑)
TIMBUK2のワンダーパックを背負って、出かけて行きました。
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私の行き先は、ずっと気になっていた東ヨーロッパ。
本当は、前回の旅で周遊できなかったスペイン南部や、すごく良かったモロッコに行こうと数週間ずっと考えていたのですが、最後はサクッと東ヨーロッパのある国への航空券を購入していました。
東ヨーロッパでは、旧ソ連の人々の生活や、日本とヨーロッパの間の国として文化が混じり合っているところを自分の目で見てきたいですね。
想像もできないエリアなので、今から楽しみです。
主人には一応「興味ある?」って聞いたんですけど、「興味ない」って即答でした(笑)
私は、主人からは「亀」って呼ばれている、グレゴリーのコンパス40を背負って出かける予定です。
実は今年は半分くらいは、旅に出ていることもあって、四六時中一緒にいたのですが、半分くらいは単身赴任があったりして、殆ど一緒にいないという妙な一年でした。
一年の締めくくりに、夫婦でひとり旅という新しいチャレンジをするとは思いませんでした。
よく考えてみると、こうしたひとり旅にチャレンジ&応援できるのも、お互いにお互いを信頼しているからだと思います。
信頼しているから、手綱をゆるめることができるんですよね。
私が結婚相手に求めていたものは「信頼」。
実はこのコトに気づかず、長い間、どんな人と結婚したらいいかを迷っていました。
何を大切にしなければいけないのか、ひとつだけを決めなければいけない、それは「信頼だ」と気づいてからは、誤った方向に行きかけてもすぐに軌道修正ができました。
その結果、主人と縁ができたんだと思います。
私は結婚が遅かったのですが、世の中で婚活を頑張っている方々に伝えたいのは、「何が結婚相手に大切なのかを決めて、それに見合った相手を選ぶこと」です。
結婚は自分が自立してこそ、成り立つもの。
私は、選ばれるように自分を変えていません。
ただ、自分が何を求めているかを痛い目に遇いながら探し求め、考え続けた結果、主人を見つけることができました。
ココに至るまでは、それなりに辛い涙を流しましたよ…
なんだか、婚活ブログのようになってしまいましたね
「結婚って時代遅れだ」と言われたりすることもある世の中で、「結婚って意外に悪くないよ」と伝えたいです。
結婚は墓場だと29歳ぐらいの時に思っていた私が言うので、間違いありません。
なにはともあれ、ふたりで、いろいろな形で世界を旅しながら、この旅ブログも育てていきます♪