円安、厳しいですね。本記事では、円安だけとアメリカに行きたいという方向けに、アメリカ在住の私がアメリカ生活で身につけた旅行の節約術を紹介したいと思います。
円安でもアメリカ旅行を楽しむ方が増えると嬉しいです!
- レンタカーが必要な郊外より、都市を旅行する
- レンタカーは空港ではなく市内の店舗で借りる
- アメリカの休暇シーズンを避けて旅行する
- 乗り換えや離発着の空港を変えて安い飛行機を探す
- 国内線も国際線も格安航空会社(LCC)を活用する
- ホテルは価格比較をしてオンラインで予約する
- 空港ラウンジを利用して食事代を節約する
- レストランの食事はギフトカードを割引価格で購入しておく
- ファーストフードとレストランを混ぜてメリハリのある食事をする
- 旅行先でのクレジットカード決済は必ず米ドル建て
- 現地での雑貨や洋服の調達は、ディスカウントストアをしっかり活用
- 旅行保険が含まれているクレジットカードを持っていく
- まとめ
レンタカーが必要な郊外より、都市を旅行する
アメリカのレンタカーはいつも安いのですが、コロナ禍で車が足りなくなってしまったのか、地域によってはレンタカー価格がかなり上がっています。
かつては1日30ドルで借りることができたのですが、今は1日100ドル超えもありました。さらに、1週間で1000ドル(約13万円)ということも…。時期によって、ハワイやアラスカのレンタカー価格がかなり上がっていて旅行をやめたこともあります。
また、御存知の通り、アメリカのガソリン価格も本当に高くなってしまいました。私が住んでいるカリフォルニアは、1ガロンがかつては3ドル台だったのに、今は6ドル台です。もう2倍近く。みんなガソリンが高いと文句を言っています。
こんな状況なので、今はレンタカーが必要になりそうな郊外の旅行は我慢して、ニューヨークやワシントンD.Cなどの都市部を観光するのをオススメしたいです。もしくは、バスや電車を使った公共交通機関を使っての旅行。
ハワイであれば、オアフ島の中心部で滞在し、必要な日だけレンタカーを借りることで旅行代金を抑えることができますよ。
レンタカーは空港ではなく市内の店舗で借りる
レンタカーを借りるという方は、ぜひ空港からではなく、市内の店舗で借りるようにしてみてください。すこし、価格が抑えられるはずです。私の経験では、空港の店舗は価格が高めでした。
その他にも、レンタカーを安く借りるコツがあります。下記の記事をあわせて読んでいただけると、少しはレンタカーを安く借りられるかもしれません。
アメリカの休暇シーズンを避けて旅行する
アメリカは6月〜8月は夏休みシーズン。みなコロナ禍で溜まった鬱憤をはらすため、旅行をしたくてウズウズ。旅行費用も高くなりがちです。
特に、アメリカの休日は旅行代金が跳ね上がります。アメリカの主な休日は下記の通り。
- 5月30日(戦没将兵追悼記念日)
- 6月19日(ジューンティーンス)
- 7月4日(独立記念日)
- 9月5日(レイバーデー)
- 11月24日(感謝祭・サンクスギビング)
- 12月24日〜26日(クリスマス)
- 1月1日(元日)
可能であれば、連休を避けて旅行するのがオススメです。1日違うだけで、ぐっと飛行機やホテルの価格が変わります。
乗り換えや離発着の空港を変えて安い飛行機を探す
飛行機の値段は、日程や飛行機会社によってかなり変わります。海外に行くなら飛行機の値段も5万円を超えてくるので、少しでも安い値段で購入したいですね。
私も年に1回は日本とアメリカを往復しているので、航空券探しの大変さはよくわかります。とにかく1円でも安くという気持ちで、何時間も何時間も航空券を検索しています。
一般的に直行便は価格が高く、乗り換え便は価格が安くなる傾向があります。あえて、乗り換え便を選択してみるのも航空券代の節約に有効です。例えば、私は東京ーサンフランシスコを直行便ではなく、あえて東京ーハワイーサンフランシスコと乗ることで節約したりもしています。
✅関連記事:日本発アメリカ行きの直行便がある都市と飛行時間のまとめ
私自身が色々と旅行する中で見つけた安い航空券の探し方を、記事「35カ国旅した経験者が語る!安い航空券の探し方・予約方法を大公開」にまとめました。安い航空券を探している方のお役に立てると思います。
✅世界35カ国を旅して見つけた、安い航空券を購入する方法はこちら
国内線も国際線も格安航空会社(LCC)を活用する
格安航空会社(LCC)の航空券の価格が安いことは知られていますね。
アメリカの航空会社は、アメリカ国内線であっても預ける荷物は有料、遅延は日常茶飯事、機内サービスは悪い、席の指定は有料と困ったことづくし。だったら、いっそのことLCCに乗ってみてはいかがでしょうか。乗ってみてビックリ。LCCの方がサービスが良いこともあるんですよ。
アメリカのLCCは下記の通り。
- Allegiant Air
- Avelo Airlines
- Breeze Airways
- Frontier Airlines
- JetBlue
- Northern Pacific Airways
- Southwest Airlines
- Spirit Airlines
- Sun Country Airlines
安いけど、機内はきれいだし、サービスも良くて、アメリカでも大人気の航空会社です。就航している都市が限られますが、ぜひ試してみてください。なお、サウスウエスト航空の航空券はサウスウエスト航空の公式ページのみでの販売です。
✅アメリカのビジネスマンも多く利用するサウスウエスト航空に搭乗した感想記事はこちら
✅高い安全性で人気のフロンティア航空に搭乗した感想記事はこちら
また、最近就航したのがJALが運営するLCC「ZIPAIR」。東京ーハワイ、東京ーラスベガスの国際線を片道300ドル近くという低価格で提供しています。評判もいいので、私も乗ってみたいなと思っている航空会社のひとつです。
ホテルは価格比較をしてオンラインで予約する
アメリカのホテルは、予約サイトや日程によって変動します。必ず、公式サイトを含めて、複数の予約サイト(Expedia、Booking.com、Trip.com)で価格をチェックすることをオススメしたいです。
ホテルを100泊以上予約した私のホテルの予約術はこちら。
✅【割引リンクあり】簡単!海外旅行のホテル選び、4つの予約ステップを大公開
私自身がよくホテルを予約するのは下記のサイト。
- Booking.com(ブッキングドットコム)(口コミがかなり参考になる)
- エクスペディア
- トリップドットコム
- 各ホテルの公式サイト
あとは、Hotels.comなどありますが、名前が違うだけでBookingやExpediaの子会社だったりするので、ひとまずブッキングドットコムなどを抑えておけばいいと思います。
トリップドットコムは良い噂も悪い噂もある会社です。私はラスベガスのホテルを予約したことがありますが、問題なく滞在することができました。その時の体験談はこちら。
✅【実体験】Trip.comって大丈夫?Trip.comを使った予約を体験ルポ
空港ラウンジを利用して食事代を節約する
アメリカの食事はかなり高い。大人二人で普通のレストランに食事に行ったら、すぐに50ドル(約6500円)かかります。
食事代を節約したい方におすすめしたいのが、空港ラウンジ。
アメリカの空港には、プライオリティ・パスという会員カードがあれば入場できる空港ラウンジがあちらこちらにあり、場所によってはしっかりと、美味しい食事とアルコールをいただくことができます。
出発時だけでなく到着時にも使えるラウンジがあるので、賢く使って食事代を節約してみてはいかがでしょうか。
✅到着後にプライオリティ・パスを使って空港ラウンジは利用できるのか?実際に試してみた
でも、プライオリティ・パスってどうやって入手できるの?高いの?と不安に思う方も多いハズ。そんな方にオススメしたいのが、★無料★でプライオリティ・パスがもらえる「楽天プレミアムカード」。楽天市場で有名な楽天グループが発行するので信頼性も抜群です。
楽天プレミアムカードは、楽天市場でのポイントが追加でもらえたり、国内・海外旅行の傷害保険がついてきたりと、かなり特典が多い点が特長です。国内外の旅行が多い人にとって、プライオリティ・パスの会員権を無料でもらい、国内外の空港ラウンジが利用できるという点だけでも、保有する価値があると思います。
実は、私はいつも旅行や出張のときは、プライオリティ・パスで入れる空港ラウンジで食事を済ませるので、プライオリティ・パスのおかげで、食事代が高い空港で毎回1000円〜1500円は節約できていますよ。楽天プレミアムカードは、旅好きの人には絶対におすすめしたいクレジットカードのひとつです。
レストランの食事はギフトカードを割引価格で購入しておく
アメリカはギフトカードが普及しており、Raiseなどのサイトでは、割引価格でギフトカードが販売されています。ギフトカードは現金と同じように利用できるので、もし購入したいお店が決まっているのであれば、ギフトカードを購入しておいて、店舗でギフトカードを使って決済すればOKです。
おすすめのギフトカードの購入サイトはRaise。私は何度もRaiseでギフトカードを購入したことがありますが、トラブルなし。すぐにカード情報をデジタルで受け取ることができるので、急ぎのときにも便利です。
トレジョや各種レストランのギフトカードが買えるRaiseの公式サイトはこちら
他にも、旅行中のレストラン代金を節約する方法を下記の記事で紹介しています。
✅物価が高いアメリカ!アメリカ旅行中のレストラン代・食費節約術を大公開!
ファーストフードとレストランを混ぜてメリハリのある食事をする
食事代が高いアメリカですが、マクドナルドなどのファーストフードであれば、比較的安価においしい食事を楽しむことができます。普通のレストランに行くと、安くてひと皿20ドルですので、10ドルでファーストフードが食べられるとかなり安く感じると思います。
マクドナルドやケンタッキーといったおなじみのファーストフードだけでなく、美味しいファーストフードがあります。ベスト3はこちら。
10年間のアメリカ生活で実際に食べて美味しかったファーストフードを5つ選びました。
また、Trader Joe'sやSafewayなどのスーパーでも、サラダのビュッフェやサンドイッチなどが売っているので、スーパーのお惣菜を食べるのもありかと思います。
アメリカでは一般的なフードトラックも、ファーストフードと同じか少しだけ高い価格で、美味しいご飯が食べられるのでオススメです。現地では、フードトラックは一般的で、よくオフィス街に行けばランチを買っている姿を見られます。チップがいらない分、安く上がります。
旅行先でのクレジットカード決済は必ず米ドル建て
海外のクレジットカードを利用すると、たまに決済を日本円か米ドル、どちらで行いますかと聞かれることがあります。その場合には、必ず現地通貨、アメリカ旅行の場合であれば米ドルでの決済をオススメします。日本円だと、各お店が為替レートを決められるので、たまにかなり悪いレートが設定されていることがあるようです。
現地での雑貨や洋服の調達は、ディスカウントストアをしっかり活用
アメリカブランドの洋服や雑貨は、ディスカウントストアに行けば、かなり安い価格で手にい入れることができます。アウトレットもいいですが、割引率がそんなに高くない。
私はむしろ、破格の値段で売っていることもあり、アクセスもしやすい、Nordstorm Rack、T.J. Maxx、Ross、Martialsといったディスカウントストア(オフプライスストア)を活用しています。ぜひ、旅行の際に立ち寄ってみてください!
Kate spade new york、Coach、DKNYなどが驚く価格で手に入ります。たまに、GucciやLVなども売っているのでビックリです。
✅関連記事:アメリカの人気オフプライスストアを紹介した記事はこちら
旅行保険が含まれているクレジットカードを持っていく
旅行中に限って、思いがけない怪我や事故に巻き込まれることがあります。友達は、旅行中に転んで肩を脱臼していました。また、私の妹は食中毒で入院したこともあります。
アメリカは医療費が本当に高い。ちょっとした病気で医者にかかったら1万円。ちょっと検査してもらうと5万円を軽く超えてきます。入院なんてもってのほか。信じられない価格になります。そんなときに、頼りになるのが旅行保険。
しかし、実際に使うかどうかもわからない旅行保険にかかりたくないという人が多いのでは。
そんな方にオススメなのが、クレジットカードに付帯してくる旅行保険。
必ず1枚は、クレジットカードを持っていってください。
特にオススメしたいのが、楽天グループが発行する楽天プレミアムカード。
楽天プレミアムカードに申し込むと、国内・海外旅行の傷害保険のほかに、空港のラウンジに入れるプライオリティ・パス(通常は約8000円)がナント無料!
さらに、楽天プレミアムカードは楽天市場でのポイントが追加で付与されるので、メリットが多いです。楽天プレミアムカードは、旅好きの人には絶対におすすめしたいクレジットカードのひとつです。
まとめ
円安だけどアメリカに行きたいという方向けに、アメリカ在住10年の私が、アメリカ旅行の節約術を紹介しました。この記事の内容が、少しでもみなさんのアメリカ旅行の助けになれば嬉しいです。
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