タイ北部にある都市「チェンマイ」を1週間旅行してきました。
のんびりとした街で、大都会バンコクとは違ったタイを楽しむことができました。
本記事では、タイ・チェンマイの観光・旅行について体験談とあわせて紹介していきます。
- タイ・チェンマイ観光にオススメの時期・ベストシーズン
- タイ・チェンマイ観光に必要な日数
- タイ・チェンマイへの行き方・アクセス方法
- タイ・チェンマイ発の現地発着ツアー
- タイ・チェンマイで開催されるナイトマーケット
- タイ・チェンマイ観光のグルメスポット
- タイ・チェンマイのマッサージ
- タイ・チェンマイ観光のおすすめホテル
- 「タイ・チェンマイ観光情報」のまとめ
タイ・チェンマイ観光にオススメの時期・ベストシーズン
一般的には、9月〜2月の“冬”のチェンマイが観光のベストシーズンだと言われています。
冬のチェンマイの気温は約25度前後で、最も観光客が押し寄せるシーズン。
ホテルの宿泊費も高めになります。
私が訪れたのは、チェンマイのベストシーズンに該当する1月末でしたが、日中はそれでも日差しが強く、暑かったです。
ただ、比較的カラッとしていたので過ごしやすかったですが、1日中動き回ると暑さで疲れてしまう感じでした。
11月には有名なコムローイ(ランタン)祭りが行われるので、混み合っているとは思いますが、その頃にあわせて訪問するのもいいですね。
2月〜4月は、チェンマイ周辺の農家で農作物を焼いている事が多く、空気がかなり白く濁るようです。
大気汚染が気になりますね。
呼吸器系の疾患を持っている人は特に訪問するのはやめたほうがよさそうです。
私の友人もチェンマイ出身ですが、農作物を焼くことによる大気汚染はかなり問題になっていると話していました。
3月〜6月までは、チェンマイの夏。
とにかく暑くて、連日30度以上の日が続きます。日によっては40度以上とも。
暑さに強い方はいいですが、暑さで体力をかなり消耗することになり、実質観光する時間が少なくなってしまうはずなので、できれば避けたほうがいいかなと思います。
7月〜9月は、チェンマイの雨季。
日本の梅雨と違って、雨がずっと降ることはなさそうですが、カラッと晴れる日は少ないようです。
まとめると、タイ・チェンマイの冬(9月〜2月)の訪問がベストです。
日本のお休みを考慮すると、9月半ばのシルバーウィークか年末年始が、日本で働く方にとってベストタイミングかもしれませんね。
冬と言っても、日本人が想像する冬とは全く違います!
外は暑いけど中は寒い!そして、蚊もいます。
冬のタイで役に立ったアイテムを下記の記事にまとめました。
▶冬のタイ観光に持っていきたい持ち物についてまとめた記事はこちら
タイ・チェンマイ観光に必要な日数
3泊4日〜4泊5日ぐらいが丁度いいと思います。
2日は、チェンマイ市内で寺院やチェンマイ独特のマッサージ、ナイトマーケットを楽しみつつ、残りの1日は少し足を伸ばして、かつては麻薬の取引で有名だったエリア、首長族の村を日帰りで訪問してはいかがでしょうか。
チェンマイはバンコクとは違って、地方都市感が漂っており、バンコクのようなデパートやレストランは少ないです。
チェンマイに長く滞在していると、目新しさや刺激が物足りなくなってくるかもしれません。
ただ、チェンマイはのんびりとしたいい都市なので、ゆっくりと時間を過ごしたい方にはオススメです。
また、ナイトマーケットへの訪問を考えている方は、チェンマイ滞在のスケジュールの中に土日を含めることをオススメします。
週末しか開催されていないナイトマーケットがありますよ。
タイ・チェンマイへの行き方・アクセス方法
バンコクから飛行機・バス・電車でアクセスする方法があります。
最も早くて便利、ただし割高なのは飛行機。
約1時間半、約5000円で移動できます。
電車は、約14時間の長旅になりますが、約2500円で寝台列車に乗ることができます。
途中、タイの自然豊かな山の中を通っていくので景色も楽しめますが、長時間の乗車はやはり疲れます。
ただし、事前予約が必要であること&1−2時間は遅延することが多いので注意が必要です。
▶バンコクからチェンマイまでの寝台列車の乗車レビューはこちら
チェンマイの鉄道駅は旧市街から離れているので、赤バスを利用することになります。
▶チェンマイ鉄道駅から旧市街までの移動方法や料金など詳しい情報はこちら
バスは、かなりの長時間乗車になるので、電車と同じくらい疲れると思います。
まとめると、電車での移動は珍しく面白い体験になるので、一度は体験してもいいかなと思いますが、2回目以降であれば飛行機を利用しますね。
鉄道での移動は思った以上に疲れました…けど、楽しかったです!
チェンマイを訪れた後は、そのままバンコクに戻ってもいいし、世界遺産「スコータイ」までバスで移動することもできます。
スコータイはアユタヤほど観光客がいないので、自転車で遺跡群をまわることができますし、世界遺産にいながらタイの田舎を味わうことができますよ。
タイ・チェンマイ発の現地発着ツアー
チェンマイ発のツアーは、現地発着ツアーの予約サイト「VELTRA」などで事前に予約をしていってもいいし、日数に余裕がある場合は現地に行ってからチェンマイ市内の旅行会社で予約をしてもいいと思います。
現地の旅行会社は、タペーゲートや旧市街の中に沢山カウンターが出ているので、気になるところでツアー内容と価格を聞いてみるといいと思います。
私達は、ホテルのフロント経由でチェンマイ市内の旅行会社が催行している現地発着ツアーに申し込みました。
ツアー内容は悪くはなかったですが、ツアーで訪れるアクティビティへの追加料金が多く、あまり印象が良くはなかったです…
現地で催行している各ツアーの評価が、現地で予約するとわからないので、評価を見て予約したい・9月〜2月の繁忙期にチェンマイを訪れるという方には、予約サイト「VELTRA」で評価を見ながら事前予約しておくことをオススメします。
せっかくの旅行なので、価格が少し高くついても、評判のいいツアーがいいと個人的には思います。
タイ・チェンマイで開催されるナイトマーケット
チェンマイ市内でも、約3ヶ所でナイトマーケットが行われています。
Chiang Mai Night Bazaarは、常設のナイトマーケットで、どちらかというと、観光客向け色が強いナイトマーケット。
残りの2つは、週末だけ開催されるナイトマーケットです。
私の一番のおすすめは、毎週土曜日に開催されるWua Lai Walking Night Market。
地元の人も観光客もきていて、そこそこ賑わっているマーケットです。
ホテルのフロントでも、オススメされたナイトマーケットです。
ナイトマーケットでタイの屋台メシを食べ歩くのも楽しいし、タイならではの革の小物やお土産を見て回るのも楽しいですよ。
タイ・チェンマイ観光のグルメスポット
チェンマイに来たらぜひ食べてほしいのが、チェンマイ風ラーメンのカオソーイ。
ココナッツベースのスープとからめて食べる麺ですが、かなり美味しいです!
こんあに美味しいカオソーイは他の街では、食べられませんよ!
いくつか食べ歩きましたが、レストラン「カオソーイ・クンヤーイ」が特にオススメです。
タイ・チェンマイのマッサージ
チェンマイはバンコクと比べて、マッサージの価格も少し休めです。
ナイトマーケットに行けば、格安でフットマッサージを受けることができます。
また、美容大国ならではのフェイスマッサージなどが受けられる高級スパもあります。
また、チェンマイでしか体験できない、木槌で体をトントンと叩くマッサージ「トークセン」もお寺で体験できます。
ぜひ、チェンマイでマッサージも試してみてはいかがでしょうか。
タイ・チェンマイ観光のおすすめホテル
チェンマイの旧市街は上の写真のように四角い堀で囲まれており、旧市街周辺にレストランや見どころとなる寺院があるので、旧市街の中や周辺エリアであればどこであっても観光には便利だと思います。
チェンマイの旧市街はそんなに大きくないので、徒歩でも十分に行き来できますし、必要であれば自転車を借りれば、かなり快適に色々とまわることができると思います。
いざとなったら、配車アプリGRABを利用すれば、少し遠くても気軽に移動できるので、旧市街のお堀の周辺であれば、あまりロケーションを気にせずにホテルを予約してもいいと思います。
あえてエリアをあげるなら、チェンマイのタペーゲートあたりのホテルは、繁華街にも近くて便利です。
ただし、タペーゲートのエリアはゲストハウスが多いので、もし落ち着いたホテルを選びたいなら少し離れた方がいいかもしれません。
毎日開催されるナイトマーケット「チェンマイナイトバザール」の周りにも大きなホテルが建っており、外国人が多く泊まっています。
場所的には、タペーゲートの少し外側です。
ただ、ナイトバザールがあるので、夜までかなり賑やかな感じかもしれませんね。
手頃な値段で、ゆっくり&静かにくつろげるホテルに宿泊したかった私達が宿泊したのは、タペーゲートから徒歩20分ぐらい離れたところにある、ICON PARK HOTEL。
周囲にはノマドカフェやカオソーイ有名店などがあり、ゆっくりと過ごすことができました。
「タイ・チェンマイ観光情報」のまとめ
個人的には、タイ・チェンマイは居心地がよくて、もっと滞在したかった街のひとつですね。
バンコクより静かで落ち着いているので、のんびりと滞在できると思いますよ。
バンコクから少し距離はありますが、2回目のタイであればぜひ訪れてほしい街のひとつです。