3回アイスランドに旅行に行った経験をもとにアイスランド旅行で知っておきたいこと・オススメの観光スポット・ホテルについてまとめました。
これからアイスランド旅行を考えている方の参考になればと思います。
- アイスランド旅行のベストシーズンは?
- アイスランド観光に必要な日数は?
- アイスランド観光の費用は?
- アイスランドへの行き方・アクセス方法は?
- アイスランドの治安は?
- アイスランド観光のモデルコースは?
- アイスランドでオーロラを見る方法は?
- アイスランドの見どころ・観光スポットは?
- アイスランドでのおすすめの食事・レストランは?
- アイスランドのオススメホテルは?
- アイスランドのお金は?
- アイスランド旅行前に読んでおきたい本は?
- アイスランド観光に便利なWebサイトは?
- アイスランド観光はこんな人にオススメ
アイスランド旅行のベストシーズンは?
個人的には、どの季節にアイスランドに行っても、それぞれの季節でしか見られないものがあり、それぞれが美しい!
アイスランドは、いつでもベストシーズン!と答えたいです。
ただ、目的別に考えると、アイスランドのベストシーズンは下記のようになります。
広くアイスランドを楽しみたいなら夏、ホエールウォッチング目的なら6月から7月、オーロラは9月から4月、スーパーブルーの氷の洞窟は11月から3月です。
アイスランド観光に必要な日数は?
アイスランドは見どころがたくさんあるので、最低5日は欲しいところです。
日数が限られている場合は、見どころが多いアイスランド南部を中心に訪れてはいかがでしょうか。
もし、7日〜10日滞在できるのであれば、アイスランドを車で一周(夏季のみ)することもできます。
アイスランドの北部は、南部とはまた違った良さがあるので、できれば北部も一緒に訪れることをオススメします。
さらに滞在できるのであれば、あまり観光客が行かないアイスランド西部を訪れてみるのはいかがでしょう?
+3日ほどで、アイスランド西部を一周できると思います。
アイスランド観光の費用は?
アイスランドは遠いので高いのではという印象がありますが、思っていたよりも安く訪れることができます。
ツアー参加と個人手配、どちらの方法でアイスランド旅行に行くかによりますが、30万円前後〜の予算で訪れることができますよ。
アイスランド行きの飛行機やホテル代はそんなにかかりませんが、物価が高いアイスランドでかかる現地での費用がくせ者です。
実際にアイスランド旅行で払った料金も含めて、こちらの記事「実録!アイスランドへの旅行費用」で紹介しています。
アイスランドへの行き方・アクセス方法は?
日本からであれば、ヨーロッパへ飛び、ヨーロッパでアイスランド行きの飛行機に乗り換えというルートになります。
2019年に経営破綻してしまいましたが、WOWエアというアイスランドのLCCが就航していたときは、アメリカからアイスランドまで$150という激安便もあり、アメリカ経由でも安く行くことができました。
ヨーロッパはLCCが充実しているので、荷物が少ないのであればLCCだけを別に予約して航空券代を安く抑える方法もありだと思います。
が、国際線との乗り換え・遅延リスクを考えると、日本からアイスランドまでまとめて予約したほうがいいと思います。
航空券の予約は、スカイスキャナーかGoogleフライトが便利です。
アイスランドの治安は?
アイスランドの治安は、日本よりも良いです!
そして、アイスランドの人(も動物も!)も、かなりフレンドリーで親切。
英語もよく通じます。
治安だけを考えると、女性一人でアイスランドを旅しても、大丈夫だと思います。
もちろん、レイキャビックなどの都会は少し注意が必要ですので、外国を旅行しているという意識だけは忘れないようにしてくださいね。
むしろ、天候が時間や場所によって驚くほど変わるので、天気のほうが怖いかもしれません。
アイスランド観光のモデルコースは?
私の経験から、アイスランドで滞在できる期間に応じて3つのコースをおすすめしたいです。
アイスランドでの滞在日数が限られている方にオススメ
日数が限られているなら、首都レイキャビックと青い温泉「ブルーラグーン」、自然の見どころが集まっている「グランドサークル」を廻るコースがオススメ。
グランドサークルには、世界一透明度が高いとも言われている「シルフラの泉」があり、シュノーケリングを楽しむこともできます。
観光ガイド本に出てくる、最低限の観光スポットを堪能したいならこちらのコースですが、アイスランドの自然を堪能したというには、少し物足りないかもしれません。
アイスランド南部の自然を堪能したい方にオススメ
レイキャビック、ブルーラグーン、グランドサークルに加え、少し大変ですが日帰りもできる氷河湖と「ダイヤモンドビーチ」を訪れるのがオススメ。
ダイヤモンドビーチで見られる氷河のかけらは、人よりも大きくキラキラしていて、まさしくダイヤモンド!
何度行ってもその美しさに感動する、アイスランドを訪れたら外せません!
氷河湖とダイヤモンドビーチは、レイキャビックから車で5時間かかる、少し離れたところにあります。
いくつか山越えはありますが、基本的には真っ直ぐな道なので、天候さえ良ければレンタカーでも大丈夫だと思いますが、車の運転に自信が無い方は、現地発着ツアーに参加してみてもいいと思いますよ。
▶ベルトラでアイスランド南部行きの現地発着ツアーを探してみる
1週間アイスランドで滞在できる方にオススメ
夏に1週間以上、アイスランドに滞在することができる方には、ぜひアイスランドをレンタカーで1周することをオススメします。
よく、アイスランド南部の自然が注目されますが、なかなか観光客が行かない、アイスランド北部や東部にも、アイスランドのキレイな水や緑を堪能できる滝や草原が広がっており、一見の価値があります。
さらに余裕がある方は、アイスランド西部のドライブもオススメです。
アイスランドでオーロラを見る方法は?
期間限定になってしまいますが、夏以外の季節&晴れた日であれば、高い確率でオーロラを見ることができます。
私も、アイスランドでオーロラを3〜4回見ました。
特別なツアーに参加する必要はなく、ただ周囲が暗い場所で雲が晴れるのを待っているだけで大丈夫です。
ホテルによっては、オーロラが見えたらホテルの部屋まで電話を掛けてきてくれる「オーロラコール」のサービスを行っているホテル(Iceland Hotel Hamar)もありましたよ。
オーロラコールがあるホテルに数泊して、オーロラ観測のチャンスを伺うのもいいですね!
暖かい格好とカメラ持参がオススメ!
スマホではオーロラは写りませんでした。
▶アイスランドでのオーロラ観測についてまとめた記事はこちら(読まれてます!)
アイスランドの見どころ・観光スポットは?
アイスランドには沢山の観光スポットがあります。
それぞれの観光スポットが、素晴らしい自然がそのまま残されているので、ぜひぜひたくさん訪れてみてください!
アイスランドの観光スポット一覧
見どころが多いアイスランドの主な観光スポットを並べてみました。
- ハットルグリムス教会
- チョルトニン湖
- スーパーブルーの氷の洞窟
- ブルーラグーン
- シークレットラグーン
- 墜落飛行機
- セリャラントスフォスの滝
- スコウガフォスの滝
- グトルフォスの滝
- ゴーザフォスの滝
- デディフォスの滝
- ブラックサンドビーチ
- ヴァトナヨークトル国立公園(氷の洞窟・ヨークルスアゥルロゥン氷河湖・ダイヤモンドビーチ) ★世界遺産
- シンクヴェトリル国立公園 ★世界遺産
- ラングヨークトル氷河
- 間欠泉「ゲイシール」
アイスランドの世界遺産は3つ
アイスランドには、3つの世界遺産があります。
世界遺産名 | 種類 | 登録年 |
---|---|---|
シンクヴェトリル国立公園 | 世界文化遺産 | 2004 |
スルツェイ | 世界自然遺産 | 2008 |
ヴァトナヨークトル国立公園 | 世界自然遺産 | 2019 |
多くが自然遺産ですが、文化遺産もあり、見応え沢山。
さらに、今後世界遺産に登録されるかもしれないスポットもいくつかあるので、アクセスがしやすいものはぜひ一緒に訪れてみてくださいね。
→アイスランドの世界遺産・世界遺産候補の観光スポットはこちら
アイスランドのスーパーブルーの氷の洞窟
冬限定になりますが、ツアーに参加すれば、スーパーブルーの氷の洞窟に入ることもできます。
写真のような、本当にスーパーブルーの氷の洞窟が見られるかは天候次第のところもありますが、氷河の上をスーパージープと言われる、直径1メートルぐらいのタイヤがついた大きなジープに乗って、氷の上を進む体験も面白かったです。
氷河の上を歩いたりできる経験は珍しいので、冬にアイスランドに行くのであれば、ぜひチャレンジしてほしいですね。
なお、スーパーブルーの氷の洞窟への参加は、ツアーじゃないと行くことができませんので、現地発着ツアーに申し込みましょう!
アイスランドの温泉
アイスランドにはいくつも温泉(露天風呂)があります。
ブルーラグーンが世界的にも有名な温泉ですが、その他にもシークレットラグーンや、川の中にある天然の温泉まで、とにかくいたるところに温泉があるので、ぜひアイスランドを訪れた際には、水着持参でアイスランドの温泉を体験してみてくださいね!
アイスランドの滝
アイスランドには滝もたくさん!
日本も水が豊かな国なので、日本にも滝がたくさんありますが、アイスランドにも同じくらいパワフルな滝がたくさんあります。
それぞれの滝に個性があり、後ろに廻ることができる滝、六角柱が立ち並んだ滝、とにかく水の量がすごい滝…と本当に様々。
ツアーでも有名な滝に立ち寄ることが出来ますが、アイスランドの色々な滝を体験したかったら、レンタカー&ハイキングで巡るのがオススメです。
▶アイスランドの滝を紹介した記事はこちら(執筆中)
水が吹き出す!アイスランドの間欠泉
インスタ映え間違いなし!アイスランドの墜落飛行機
少し変わり種ですが、アイスランドにはアメリカ軍の墜落した飛行機が海岸に残されています。
インスタ映えスポットとあって、真冬の風が冷たい時でも、何人かの方が絶えず訪問されていました。
アイスランドでのショッピング
アイスランドの食品を購入するのであれば、最も安いと評判の黄色い豚のスーパーBONUSがオススメです。
アイスランド旅行時には、BONUSにてアイスランド産のパン・バター・キャビアなどを大量に買ってきます。
→アイスランドのスーパーで実際に購入したオススメ食品はこちら
66°Northというアイスランドのアウトドアブランドがあるので、もしアウトドアグッズに興味がある方は購入してみてはいかがでしょうか。
空港や街なかでも66の広告が飾られているので、かなり目にする機会が多いと思います。
結構、デザインもカッコいいのでオススメです。
66° Northは空港に免税店もありますし、レイキャビックの街なかにはアウトレットもあります。
アウトレットは結構安いので、66°Northのデザインが気に入った方であれば、レンタカーを借りて訪問してみることをオススメします。
▶66°Northのアウトレットショップの訪問レビューはこちら
アイスランドでのおすすめの食事・レストランは?
アイスランドは物価が高く、日本では100円ちょっとで食べられるハンバーガーも、アイスランドでは2000円…。物価の高さが桁外れです。
アイスランド旅行中は、海外の旅行者も自炊する方も多いです。
自炊に便利なのが、アイスランドの激安スーパーBONUS。
私もBONUSでこちらの記事で紹介した食品やパスタを購入して、自炊しながら旅行していました。
レイキャビックで味わえる行列ができるホットドッグ
アイスランドの首都「レイキャビック」で有名なお店のひとつが、クリントン前大統領も訪れたというこちらのホットドッグ店。
いつも行列ができています。
ホットドッグなんてそんなに差がないのではと疑心暗鬼で食べてみましたが、食べてみてビックリ。
人生で食べたホットドッグの中で、一番美味しかったです!
500円前後で食べられるので、ぜひ試してみてください!
ケーキもパンも美味しい!レイキャビックの絶品スイーツ
レイキャビックを歩いていて、非常に混み合っていたパン屋さんがこちら。
パンやケーキを食べてみましたが、美味しかった〜!
混み合っているのも納得です。
少し価格は高いですが、コンテストでの受賞歴もある美味しいパンやさんです。
あのパフィンが食べられる!レイキャビックのオススメレストラン
ただ、せっかくなのでアイスランドの食事を楽しんでみたいですよね。
日本では強い臭みがあり苦手な人も多いラム(羊)も、アイスランドのラムはハーブを食べて育ったせいか、臭みがほとんどありません!
柔らかくて美味しかったですよ。
私は、あのカワイイらしいパフィンも食べてしまいました。
美味しかったです。
また、アイスランドはサメの酢漬けも名産品ですね。
レストランで試しましたが、個人的にはやはりあのアンモニア臭が苦手で、美味しいとは思いませんでした。
韓国人の友人は、喜んで食べていましたが…
その他、アイスランドで実際に食事をしたレストランについてこちらの記事でまとめています。
アイスランドでの食事の参考になればと思います。
▶アイスランドのレストランのレビュー記事はこちら(執筆中)
アイスランドのオススメホテルは?
観光する場所によりますが、レイキャビック市内でホテルを予約するのが便利です。
レイキャビックから日帰りツアーで、グランドサークルやダイヤモンドビーチまで行くことができます。
しかし、かなり駆け足になり疲れるので、もしレンタカーを運転できるようであれば、グランドサークルで1−2泊、ダイヤモンドビーチ近くで1−2泊するとかなり体力的には楽ですし、観光も急がなくていいと思います。
また、アイスランドは治安がよいので、ゲストハウスやAirBnB(民泊・エアビー)利用もオススメです。
私も、アイスランドではゲストハウスやAirBnBによく泊まりますが、アジア人〜ヨーロッパ人まで色々な年代・人種の方が泊まっていて面白いですよ。
▶アイスランドのゲストハウスのメリット・デメリットについてまとめた記事はこちら
民泊も、アイスランドの普通の人の家で宿泊することができるので、こんな家にすんでいるんだぁと興味深かったです。とても、おもしろい体験が出来ました。
▶アイスランドの民泊(エアビー)体験について紹介した記事はこちら
アイスランドのお金は?
アイスランドは、キャッシュレスが発達しているので、殆ど現金が必要ありません。
アイスランドに3回旅行したことがある私ですが、恥ずかしながらアイスランドの現金を見たことがありません。
全て、クレジットカード決済で済ませています。
日本から、VISAかMasterのクレジットカードを2枚は持っていきましょう!
アイスランドでは、クレジットカードの決済時に、4桁のピン番号を聞かれることがあるので覚えておきましょうね。
旅行保険もついて、空港ラウンジも利用できる楽天プレミアムカードか、ホテル予約が最大16%割引になるBooking.comカードがオススメです。
アイスランド旅行前に読んでおきたい本は?
アイスランドを舞台にした推理マンガ「北北西に曇と往け」は、アイスランドの観光名所やアイスランド文化の解説が、マンガの中で紹介されているので、オススメです。
アイスランドに向かう飛行機の中や、旅行前にぜひ読んでおくと、「あぁ、この場所はあの場面の…」と感動できること間違いなしですよ。
▶「北北西に曇と往け」で登場するアイスランドの観光名所の紹介記事はこちら
アイスランド観光に便利なWebサイトは?
アイスランド・オーロラの予測サイト
このサイトでは、アイスランド各地の雲の様子(雲が覆われているか)とオーロラの発生予測が表示されています。
アイスランドで、オーロラを見たいと思っている方は、こちらのサイトは必見です。
アイスランドであれば、しっかり暗くなる秋〜冬で、空が晴れていれば、強弱はあれ何らかのオーロラを見ることができます。
どこで空が晴れているのかを知るのに、下記のサイトは有益です。
Aurora forecast for Iceland | Aurora forecasts | Icelandic Meteorological office
アイスランドの道路情報
特に冬のアイスランド旅行でレンタカーを借りようとする場合、道路のコンディションが気になります。もし氷が張っているような道路だと運転も不安ですよね?また、天気によっては道路が封鎖されていることもあります。そういった、刻々と変わる道路情報を発信してくれているサイトが下記になります。
Road Conditions and Weather | The Icelandic Road and Coastal Administration
アイスランド観光はこんな人にオススメ
距離は遠いですが、自然が好きな人であれば絶対に行く価値ありです。
私は37カ国旅行をしてきましたが、アイスランドはトップ3に入るぐらい、大好きな国のひとつです。
アイスランドで見る自然は、日本やアメリカで見る自然とはまた違う、本当に雄大でダイナミックです。
これは、ビデオでも写真でも伝わりません。行った人にしかわかりません。
さぁ、まず航空券の価格を調べて見るところから始めてみましょう。
意外と、安いかもしれませんよ!